親族の被害をきっかけに、「誰かの力になりたい」と思った。
そしてたどり着いたのが、詐欺被害者の救済を手がけるファーマ法律事務所。
コールセンターでの8年の経験を活かしながら、“想い”を原動力に一歩踏み出した佐々木さんに、日々の業務とチームの魅力について語っていただきました。
「このままでいいのか?」成長のために選んだ、新しい挑戦。
佐々木さんはこれまで、通信・放送・医療といった業界のコールセンターで計8年間勤務し、一次対応からクレーム対応、さらに新人研修まで多くの役割を担ってきました。
「お客様対応そのものは好きでしたし、“ありがとう”と言っていただけることも多かったので、やりがいはありました。でも、業務がある程度ルーティン化されていたので、“このままでいいのかな”という気持ちがふと湧いてきたんです。」
日々の業務に慣れてしまったからこそ感じた、成長の停滞感。
そんな中、目に止まったのがファーマ法律事務所の求人でした。
実は、身近な家族が振り込め詐欺の被害に遭っていた経験があり、「この分野なら、自分の経験も役立てられるかもしれない」と、自然と惹かれていったといいます。
「“法律事務所”と聞くと、ちょっと堅い印象があったんですが、面接でお話しした時にすごくあたたかい空気を感じました。ここでなら、今までの経験を活かしつつ、また新しい挑戦ができると思えたんです。」
詐欺被害者の“最初の相談相手”として、希望をつなぐ仕事。
現在は「ご相談窓口チーム」に所属し、被害に遭われた方々からの最初のご相談に対応する役割を担っています。
電話やフォームで寄せられる問い合わせに対して、状況のヒアリングや、事務所でどんな対応が可能かを丁寧にご案内します。
「不安や疑念、後悔、怒り…さまざまな感情を抱えてご連絡くださる方が多いです。だからこそ、まずは“しっかり聞くこと”を大切にしています。」
時には「もう誰も信じられない」と涙ながらに語られる方もいる中で、「話して良かった」「希望が見えました」と感謝される瞬間は、何よりの原動力になっているといいます。
「自分の言葉が、相手にとって“支え”になっていると実感できるのが、この仕事のいちばんの魅力です。」
成長を後押ししてくれる“あたたかなチーム”。
入社して約3か月。覚えることも多く、最初は不安もあったという佐々木さんですが、今では「人の優しさ」に何度も助けられてきたと語ります。
「すぐ近くに頼れる先輩がいて、困った時にはすぐ相談できる。独りで抱え込まなくていいっていう安心感が、私にとってはすごく大きいです。」
定期的にチーム内でミーティングや振り返りの場があり、知見や改善点を共有する文化があるのも魅力のひとつ。
「みんなが“もっとよくしよう”という前向きな姿勢で話し合っているので、刺激も多いです。年齢が近い人も多く、ちょっとしたことでも気軽に話せる関係性が築けています。」
自分の強みを、次の誰かのために。
今後は、前職の経験を活かして新人研修やチームづくりにも関わっていきたいと語る佐々木さん。
「電話で話すのが不安」という方にも、自信を持って一歩踏み出してもらえるような関わりをしていきたいと話します。
「入社したての頃、私も“うまくできるかな…”とすごく不安でした。でも、周りの人たちが声をかけてくれたり、些細なことでも気にかけてくれて。本当に温かい職場だと感じました。」
だからこそ、次に入ってくる仲間にも、安心して馴染んでもらえるような環境づくりをしていきたいといいます。
誰かの人生を変える、小さなきっかけをつくる仕事。
最後に、この記事を読んでファーマに興味を持った方へのメッセージをお願いしました。
「この仕事は決して楽ではありません。でも、だからこそ、人の人生に深く関われるやりがいがあります。“ありがとう”の一言が、本当に心に沁みるんです。」
「少しでも、“困っている人の役に立ちたい”と思える方なら、未経験でも大丈夫です。私もそうでした。一緒に誰かの支えになれるような仕事をしませんか?お会いできる日を楽しみにしています。」