※下記弊社代表からのメッセージは【Entrance Book】にも記載しております
私たちEMSは「Driving Sustainable Business Future」というミッションを掲げ、人×テクノロジーの力で、企業のサステナブル経営を支える事業に取り組んでいます。
2020年、世界は新型コロナのパンデミックに直面しました。 当時、地元の京都でホテル事業を営んでいた私は、観光客でにぎわっていた街が静まり返る様子を目の当たりにしました。
静かな京都の街並みを眺めながら自らの仕事のあり方について思案する中で、「私たちが今行なっている事業は、“健康・平和・安全”という、ごく基本的な社会の土台の上に成り立っていたんだ」という事に改めて気付きました。
それから次第に、「そうした社会の土台そのものを支える側に立てないだろうか?」と考えるようになり、2022年に企業の法令遵守を支援するSaaSサービス「アスベストONE」の立ち上げを機に、EMSへのジョインを決断しました。
今の時代、環境問題・健康・ステークホルダーの幸せといったテーマは、もはや一部の企業や意識高い人たちだけの話ではなくなりました。 温暖化、資源の枯渇、人口増加、格差の拡大…。私たちが生きているこの社会は、こうした複雑な問題を抱えています。そして企業は今、「儲かればそれでいい」から、「持続可能(サステナブル)であることが前提」の経営に大きく舵を切るフェーズに入っていると考えています。
日本には「三方よし」という、昔からある商いの哲学があります。売り手にも買い手にも、世の中にも良いことをしていこうという考え方。今まさに、こうした感覚をベースに経営を組み立てる時代が来ているのだと思います。
環境や社会に貢献するだけでなく、お客様や従業員が日々安心して働き、暮らせる環境を整えることも、経営にとってとても大切な責任です。
私たちは今、SaaSシステムという仕組みを通じて「企業として最低限守るべきライン」を支えることに取り組んでいます。たとえば、従業員の健康、安心して働ける職場、法律をきちんと守る体制――これらは華やかに語られることは少なくても、企業が長く続いていくために欠かせない「土台」となります。
アスベストONEをご導入いただいているお客様の中には、「自社の法令違反リスク回避のためだけではなく、うちの従業員やお客様、協力会社の人たちを健康リスクから守りたい」という理由でご導入いただくお客様も増えてきました。一方で、こうした問題の存在にすらまだ気付いていない企業が多数存在することも、私たちは現場で日々痛感しています。
だからこそ、まずは世の中にこうした考え方を広げていくことこそが、EMSの使命だと思っています。
日本は、世界的に見ても非常に豊かで恵まれた国です。しかしその豊かさの裏側で、健康被害というリスクが静かに進行している現実から目を背けるわけにはいきません。
企業と社会を、リスクから守る。 企業としての正しいあり方や、これからの「当たり前」をつくっていく。
こんな挑戦に共感し、ともに歩んでくださる熱い思いを持った方からのご応募を、心よりお待ちしています。
株式会社EMS 代表取締役 星 美耶