今回は、広報の島村が、株式会社RiburaのCEOで創業者の伊藤竜聖さんにインタビュー!
事業内容から創業の背景、Riburaの今後まで本音で語ってもらいました。
プロフィール
- 名前:伊藤竜聖(22)
- 学歴:豊田高専 情報工学科卒業、東京理科大学在籍・休学
- 経歴:豊田高専在学中からAIエンジニアとして東大松尾研究室の共同研究プロジェクトに従事。その後AI系スタートアップにCTOとして参画し、初期フェーズの組織設計・プロダクト開発を牽引。2023年、個人事業主として10社以上の企業に向けたDX支援・コンサルティングに従事したのち、株式会社Riburaを創業。
- 趣味:旅行、筋トレ、シーシャ
Riburaについて
島村: まずは、会社について教えてください!具体的にRiburaは何をしている会社でしょうか?
伊藤: 一言でいうと業界特化でDX支援を行っている会社です。メインであるDXソリューション事業では、企業様の現在の業務フローや課題をヒアリングし、現場と経営の双方向の観点から解決できるシステムを提案しています。システムの開発をしたり、共同研究したりと形態は様々で、業種としては現在は産廃業界に特化した事業展開を行っております。
島村:産廃業界って具体的にどのような業界なのでしょうか?
伊藤:産廃は、皆さんのゴミを回収して処分したり、リサイクルしてくれる業界のことで、生活していてたくさんお世話になっている業界ではありつつ、あまり馴染みのない業界でったりします。
島村:なるほど、なるほど。どうして産廃に興味を持ったのでしょうか?
伊藤:僕が産廃業界に入ったきっかけとしては、知人がインターンをしていて紹介してもらったことがきっかけなんですけど、小学校の工場見学以来だったので新鮮でした。それ以降産廃業界の方々と関わっていく中で、彼らの環境問題とまっすぐ向き合い、廃棄物の処理を行い、日本を守り続けている姿に感銘を受けました。僕はこの綺麗な日本が大好きなので、産廃業界の方々のために少しでも役に立ちたいです。
島村:素敵ですね、!産廃業界にどう役に立っていこうと考えられていますか?
伊藤:現在、産廃業界では人手不足に悩まされています。特に、若手の人員不足に、IT化もかなり遅れている業界です。
だからこそ、豊田高専発スタートアップであるRiburaが、産廃業界に特化してDX推進を行うことで、少しでも盛り上げていこうという志です。
島村:なるほど!ありがとうございます!
島村:個人事業主としてエンジニアをしていたと思うんですけど、どうしてRiburaを立ち上げたのですか?
伊藤: 一言でいうと、個人でやっていた事業が軌道にのってきたからです。愛犬が亡くなったタイミングで、僕は東京に行く決意をし、個人事業主として様々な開発案件に携わりました。おかげで、1年経ってかなり資金も貯まっていき、そのタイミングで会社を立ち上げました。
島村:なるほど、そういえば社長の愛犬はこの会社でも大きな影響を与えていますよね
伊藤:そうですね!Riburaという名前は、その愛犬のリブラという名前から来ています。ちなみにリブラという名前は、生まれたのが10月で星座の名前「Libra」からきています。会社名が「Ribura」になっているのは、飼い始めた当時小学3年生の子どもでローマ字しかわからなかったので、LではなくRと書いていました。今でも英語には苦手意識があるけど恥ずかしい限りです。
そんな自分が飼っていた愛犬を会社名にしたのは、自分の人生の希望となってくれた恩犬だからです!
島村:会社のロゴも犬でかわいいですよね、よく鳥に間違えられますけど(笑)
Riburaを通じた未来
島村: Riburaを通じて、どんな未来を創りたいですか?
伊藤: ビジョンにも掲げているように、「誰もがやりたいことに挑戦し、実現する社会」を創ります。誰もがやりたいことに挑戦して、なおかつ実現できる世界というのは、すなわちみんながハッピーになる世界を目指しています。理想論すぎると思われるかもしれないけど本気です。
島村:ハッピー、素敵ですね!どうしてそういう思いになったのでしょうか?
伊藤:僕はこれまでの人生で、やりたいことにずっと挑戦させてきてくれたからこそ、今の自分がいると思います。だからこそ、支えてくれた親や友人、周りの大切な人に少しでも恩返しをしたい一心ですが、一方で、自分を支えてくれた人たちにも、また別の大切な人がいます。ならその人たちも幸せになってほしいし、幸せの輪が広がってほしいです。 なので、みんながやりたいことに挑戦できるよう、Riburaが支援したり伴走します。まずは、挑戦といえばRiburaと言ってもらえるように、みんなの“やりたい”を支援していきます。
島村:自分の周りには幸せになってもらいたい、社長がよくいう言葉ですね。そういうところに社長の良さが詰まっている気がします!
Riburaの特徴
島村: Riburaの特徴や、他の企業との違う点はありますか?
伊藤: 二つあると思っていて、まず一つ目は「顧客のためにやり抜ける」人たちが揃っている点です。顧客ファーストはよく企業の理念として掲げられているものだと思いますが、特にRiburaは創業時からみんなで徹底している部分です。常に顧客の目線に立ち、現場目線でも、経営目線でも利益に繋がるシステム・プロダクトを作っていて、この強みは自信を持って言えますね。
二つ目は「メンバーがやりたいことに挑戦している」という点です。Riburaでは、やりたいことに挑戦し、実現する社会を創るからこそ、まずは社内でその空間を創ることだと考えています。今はまだそこまで人数は多く無いのですが、それでも元々エンジニアをやっていたメンバーが営業もやってみたいということで、部署を横断して挑戦できる環境を作ったりと、少しずつ挑戦の幅が広がっていて面白い環境だと思います!もっともっとこの環境を作っていきたいです。
島村:ほんとにその通りですね…!私自身もRiburaで様々な経験をさせていただいているなと感じているし、その挑戦の中で顧客のためを考え抜く力というのが身についたと思います。
Riburaの雰囲気
島村: Riburaの雰囲気はどんな感じだと思いますか?
伊藤: これはマイナスブランディングかもしれませんが、よくあるベンチャーの和気あいあいで賑やかな雰囲気というよりかは、やる時は本気で真剣に、休むときはしっかり休む。そんなスイッチの切り替えがしっかりできる人たちが揃っていて、比較的落ち着いていて、居心地の良い環境という印象が強いです。
島村:確かにおっしゃる通りだと思います。これに関しては社長による影響がすごくあるような気がします!
伊藤:もちろん、僕がそういった雰囲気が好きというのもあります。和やかだけど、みんな各々がやりたいことに挑戦できていて、楽しく仕事をしているような環境です!
一緒に働くうえで大切にしている価値観
島村: 一緒に働くうえで、大切にしている価値観はありますか?
伊藤: 一つに「仲間である」ということです。事業を進めていく上で、本気で取り組んでいれば意見の違いなどでぶつかることもあると思います。ぶつかるのは、より事業を成長させるために大切な時間であって良いことではありますが、一方で疲れるし時には熱が入り過ぎて、時には議論とは関係ない言い争いが起きているのを見てきました。
「お互いは、事業を成功するために集まった仲間であり、これは事業のための会話である。」真に顧客ファーストであり続けるためにも、仲間を大切にし、みんなで事業に目を向けるスタイルを推進しています。これは一例ですが、このようにRiburaではコミュニケーションを大切にしています。
島村:私もコミュニケーションの大切さはRiburaを通して、多くを学んだように思いますね。
伊藤:何をするにしても、コミュニケーションをおざなりにして成功はないと考えています。良いプロダクトを作るため、仲間で打ち合わせをする時、顧客に会いヒアリングをする時、共に協力してくれる人を集めるため呼びかける時。どんな時にも、コミュニケーションがあって、お互いが「前に進むため」の会話をするおかげで未来は描けるのだと。だからRiburaのみんなにはコミュニケーションを大切に、物事に取り組むようにしています。
今後の展望
島村: Riburaの今後の展望を教えてください
伊藤: 目指すは「Nextリクルート」です!なぜリクルートかを話すと長くなりますが、1番の理由は目指したいビジネスモデルと規模だからです。人とモノとお金があって、あとはリクルートという器の中で「人との出会いを最大化」する事業をバンバン立ち上げるスタイルは、僕がRiburaでやりたいスタイルと一致していたからです。挑戦の輪を広げていくために、共に挑戦する仲間を増やし、上場を目指して会社を大きくしていきます。
事業展開としては、まずは今のDXソリューション事業を引き続き伸ばしていきます。俺はこの、「綺麗な日本」を作ってくれている産廃業界のことが好きなので、特に産廃業界に注力し、シェア1位を狙いにいきます。産廃DXといえばRiburaと言ってもらえるまで、とにかく足を運び、業界の方々のために貢献していきます。その後は、今のように周辺の業界へ市場を広げていくことで、AIを使って挑戦の輪を広げていきます。
読者へのメッセージ
島村: 最後に、この記事を読んでいる方へのメッセージをお願いします!
伊藤: Riburaは本気で挑戦したい人に打ってつけの環境であると思います!Riburaでは絶賛規模拡大中なので、ぜひ一歩踏み出してみたい、頑張って挑戦してみたいという方は気軽に声かけてください!お待ちしております!