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経営学部卒の未経験スタートから、インフラエンジニアを選んだ理由【先輩社員インタビュー】

デジタルブロックスでは、IT業界とは縁がなかった人材も「エンジニア」として採用しています。多くの社員が入社後に専門知識・スキルを身につけ、活躍中です。

今回は新卒入社10ヶ月目が経過した柚口さんにインタビュー。一緒に働く先輩社員・上司との関係や、入社後の手厚い教育体制について詳しくお聞きしました。

Y.YUGUCHI / インフラソリューション部 インフラエンジニア

新卒入社でデジタルブロックスに入社。経営学部卒でありながら、インフラエンジニアを目指す。現在は大学内のサーバ機器をすべて入れ替えていくリプレイス案件を担当。資格取得を目指し、日々勉強を続けている。

PCの不具合を解決してくれたエンジニアに感動し、IT業界を志望

ーー学生時代はどのように過ごしていたのですか?

小中高まで、ずっとサッカー少年でした。サッカー部ではチームを盛り上げるリーダー的存在でしたね。

そこからマネジメントに興味を持ち、大学時代は経営学部に入学。経営と法律について学びました。法律の専門用語は難しかったですが、日常生活に密着していると分かると楽しく感じるようになりました。

ーー経営学部からエンジニアを志望した理由は何だったのでしょうか?

きっかけはコロナ禍でした。大学の講義がWeb授業になり、ある日、ネットワークトラブルで授業が受けられなくなったことがあったんです。その時にサポートしてくれたのが、インフラ保守系のエンジニアさんでした。「PC側に問題があるのではないか」と原因を特定し、修理方法についてもアドバイスもいただけて感動しました。

PCやネットワークの不具合に対応する仕事があると知ったのは初めてで、非常に興味を持ちました。自分も原因を追究し、解決する仕事にチャレンジしたいと感じ、就職活動はIT業界に絞って応募。プログラマーだけでなく、SEやインフラエンジニアなど職種を問わず、説明会に参加しました。

ーーデジタルブロックスに入社をした決め手は何だったのでしょうか?

まずは「面接官の雰囲気」です。担当していただいたのは、インフラエンジニアの先輩社員。緊張しつつも、リラックスした雰囲気の中でお話しできて、入社後の働くイメージがしっかり描けました。「デジタルブロックスならば、先輩社員の人柄も良さそう」と思えましたね。

そして「魅力的な育成制度」も決め手となりました。会社説明会で紹介された「キャリアアップのプロセス」が分かりやすかったんです。部署内で役職に就いているメンバー構成や昇格に関するグラフを見て、将来のビジョンを考えることができるようになっています。

これから歩む、具体的なキャリアの道筋をリアルに感じられたところに心惹かれました。

入社後半年間は手厚い研修あり。その後のフォローもあるので安心

ーー入社後から現在までは、どのような業務を担当しているのでしょうか?

入社後は先輩の担当案件に同行するところからスタート。お客様先に訪問し、サーバ構築・メンテナンスやトラブル対応のサポートが中心でした。1つの案件を長く担当するため、サーバ構築が終わった後も保守を続け、年2〜3回はメンテナンスを行います。

例えば、ある大学での案件の場合では、システムトラブルが発生した際に対応に向かいました。その後もメンテナンスのために週1回訪問。トラブル対応は不規則なので、特に何も起きていない時は事務所で作業をしていました。

現在は新たな機器のリプレース(入れ替え作業)を進めています。大学内にあるほぼ全てのIT機器を入れ替え、夏〜秋にかけて完了させる予定です。外部に機器が持ち出せないので、ネットワークスイッチを作業用のノートPCに繋ぎ、コマンド設定をしながら行っています。1〜2ヶ月ほどかけて構築していますが、上司と常に一緒なので安心です。

ーー入社後の研修についてはいかがでしたか?

最初は2日間の社内研修に参加しました。そこでは社内システムの使い方、勤怠管理などを教わったほか、プレゼンスキルの習得、会社ビジョンについても学びました。

続けて外部研修があり、オンライン・対面を使い分けて実施。社会人としてのマナーや、グループディスカッションについて学びました。研修を通じて、コミュニケーション力が伸ばせたと感じています。

その後はインフラエンジニアとしての知識をさらに習得すべく、サーバ、ネットワークに関する内容を勉強しました。

入社3ヶ月目からは出向先で先輩、上司と一緒に仕事を始めました。まずは検証環境を作成。WindowsやLinuxのサーバを外部のインターネット環境に接続できない状態で構築し、テストも実施します。

「課題」に挑戦し、実務と並行しながら先輩にチェックしてもらいました。実際の案件でのメンテナンスやトラブル発生時には先輩について、直接教わりながら仕事の流れを理解。それ以外は課題で練習を積みました。

サーバ機器に異常がないかの監視も、事例を参考に検証しながらテストし解決。何度も繰り返していくうちに、少しずつ覚えていきました。

ーー今までの業務を通じて学んだ知識・スキルについて教えてください。

例えば、WindowsやLinuxのサーバ構築では「必ずバックアップを取ること。変更前の環境を保存して戻せるようにすること」とのルールがあります。仕事の上では基本的なことですが、いかに大事なのかを現場で改めて確認できました。

そしてWindowsServerでのトラブル対応を経験し、専門技術も身につきました。発生したエラーのログを確認すると、トラブルの原因が分かるようになっています。そうした調査スキルを短期間で得ました。

先輩社員が丁寧に教えてくれたので、経験が浅くても安心してチャレンジできたのはありがたかったです。常に先輩社員と上司の計3名でお客様先を訪問しているので、少しでもわからない点があればすぐ質問しています。先輩とはなんでも相談しやすい関係ですし、特に上司は知識が豊富で頼れる存在です。

先日も、先輩社員に「ネットワーク系の資格取得をしてみたい」と相談。すぐに「基本情報技術者の資格取得はどう?」とアドバイスをくれて、嬉しかったです。

ーー入社して現在10ヶ月が経過しました。やりがいを感じた仕事はありましたか?

やりがいも苦労もあったのが、現在担当している仕事です。とにかく準備が大変でした。ネットワーク機器メーカーCiscoのVPN装置構築を進める案件です。

OJT期間中に学んでいたWindowsやLinuxとはまた違った形態のコマンドだったので、最初は戸惑いました。事前調査から苦労の連続。資料も古いものから新しいものまですべて読み込み、調べました。おかげで、調査の仕方は上達しました。

Ciscoは市場シェア率が高いので、今後も別の案件で学んだ知識が役立つと思います。苦労した分、やりがいと達成感も大きかったです。

コミュニケーションを軸にさらなるスキルアップを目指す

ーー柚口さんが働く上で「大切にしている価値観」は何ですか?

コミュニケーションを通じて、報告・連絡・相談を徹底することです。エンジニアはPCの操作だけが仕事ではありません。先輩やお客様と話して情報を得て、要望を聞き入れる必要があります。そのためには、コミュニケーション力が欠かせません。

全体の3割程度が完成した段階で、報告・連絡・相談を入れることも大切です。「この流れで進めて良いか」と確認し、大まかな手順を作成。いただいたレビューを元に進行していく。こうした基本の流れを忘れずに、コツコツと続けていきたいです。

また良いコミュニケーションは、雑談が支えています。雑談の中で、相手の人柄が分かることってありますよね。お客様とはこちらから上手にコミュニケーションを取り、長くお付き合いが続くような関係を築きたいです。

ーー職場環境や社内の雰囲気、カルチャーはいかがですか?

弊社はコミュニケーション好きの社員が多いです!社内イベントと飲み会が多く、私もよく参加しています。気さくな社員ばかりなので、すぐに仲良くなれました。

部署内の「部会」は月1回、懇親会も開催しています。他部署と共同でフットサルのイベントをしたこともありました。社内イベントでは社長、他部署の先輩などとも話せます。フットサルでは社長から「やっぱり動きが違うね!」と声をかけられ嬉しかったです。

ポジションに関係なく、社員同士の距離はとても近いと思います。社長からも積極的に話しかけてくれますし、明るい雰囲気は魅力の一つです。

ーー最後に、今後の目標について教えてください。

インフラエンジニアとしての技術力をさらに養おうと思っています。社会人としてより成長するためにも、コミュニケーション能力をさらに磨き、周囲との良好な関係性を培っていけるスキルを高めたいです。

デジタルブロックスならば、人と接する機会も多く、自然とレベルアップできるでしょう。ITスキルに関しては、今担当中の案件に幅広い領域のシステムが入っているので、全体を把握し、リプレイスを進めていくのが目標です。大学での案件が終わっても、同様に新たな機器の導入に携わっていきたいです。

人とのコミュニケーションを通じて人間力を磨き、エンジニアに必要なITスキルも整えていこうと思っています。


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