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新卒で「インフラエンジニア」になった私が得たのは、専門性の高いスキルと頼れる仲間でした。【先輩社員インタビュー】

IT企業でありながら、人と人とのコミュニケーションを軸にした「人間力」を重視しているデジタルブロックス。未経験入社、新卒入社も積極的に歓迎し、一人前のエンジニアへと育成しています。

今回は入社2年目の兼平さんにインタビュー。新卒で「インフラエンジニア」に挑戦したいと思った背景や、実際の案件を通じて得たやりがい、一緒に働くメンバーの様子なども伺いました。


M.KANEHIRA / インフラエンジニア

大学卒業後、2022年にデジタルブロックスに新卒入社。インフラエンジニアとして、サーバの設計・構築・テストに携わる。仮想空間でのサーバ構築にも携わっており、入社2年目で11件目の案件を担当している。

「縁の下の力持ち」になれる仕事がしたかった

ーーインフラエンジニアになろうと思ったきっかけは何ですか?

就職活動でIT企業の「新卒学生向け説明会」に参加して、初めて「インフラエンジニア」という仕事を知ったのがきっかけです。

インフラエンジニアはIT技術の基盤を構築し、インフラを支えています。そうした「縁の下の力持ち」である仕事に魅力を感じ、私も目指したいと思いました。

学生時代は合唱部に所属し、総務として陰ながら部員を支えていました。まさに「縁の下の力持ち」の役職を担っていた自分にピッタリだと感じました。

また、お客様にサーバを作って納品するプロセスにも惹かれました。幼少期からモノづくりが好きで、誰かにプレゼントをすることも大好き。自作の二つ折り財布をプレゼントして驚かれた思い出もあります。そうした「モノづくりで、喜んでもらえる」という点も、仕事選びのポイントになりました。

ーー入社の決め手は何でしたか?

面接でリラックスして話せたのが、デジタルブロックスだったからです。他のIT企業よりも、安心して選考に臨めました。

最初はとても緊張していたのですが、面接官が「リラックスしていいですよ」と場を和ませてくれてフッと力が抜けました。その時に「この会社で働きたい」と感じました。内定通知を受けた際に、(いま働かせていただいている)会社にご縁を感じ、入社しました。

入社2年目、初挑戦した案件で味わった達成感

ーー現在の業務内容について教えてください。

現在は入社2年目で、お客様のサーバ機器のリプレースに伴い、設計、構築、テストの作業に携わっています。「リプレース」とは「交換」すること。古くなったり壊れたりしたサーバ機器を取り替え、スムーズに動くかどうかを確認します。お客様は一般企業や大学などです。

具体的には、お客様からいただいた「基本設計書」を見ながら、新たに「詳細設計書」を作成。それを元にサーバ機器を構築し、テストをして確認します。その後「サーバアクセス手順書」を作成して納品です。ちょうど今、入社してから約11件目のプロジェクトを担当しています。

案件依頼は企業から直接寄せられるか、社内の営業担当が受注して案件化しています。案件を担当する場合は2名以上のチームを組み、先輩社員と一緒に担当。私の他に3名の先輩がおり、いつも支えてもらっています。

個人的にはWindowsに関するサーバ機器に興味があるため、Windows関連の案件を多めに手がけています。「Linuxが扱えるようになりたい」「Windowsが得意」などそれぞれのエンジニアの得意分野やキャリアの希望を伝えた上で、着実な道を進めるよう考慮いただきアサインしてもらっています。心配事や不安がないかも定期的にチームで話し合えるので、未経験でも大丈夫です。

Windowsはマウスやタッチパネルで操作できる「GUI操作」が多いところに、面白さを感じています。社内の検証環境で何度も構築作業をしてみた結果、楽しいと思えるようになりました。プログラミング言語の文字列だけで指示を出す「CUI操作」よりも、視覚的に操作できて分かりやすいのが特徴です。

最近は社内からサーバ機器にアクセスし、構築することもあります。現地でサーバ機器をアップデートする定期メンテナンスや、納品の際には出張して作業をしています。いつもと違う環境で仕事ができる機会があることも楽しいです。

ーー最も印象深い担当案件はどのようなものでしたか?

入社6年目の先輩と担当した案件で、夜間作業によるサーバ機器移行を初めて経験しました。製品のサポート会社さんへ何度もお電話やメールにて問い合わせを行い、先輩にご確認いただきながら、作業手順書を作成しました。また、作成した作業手順書を元に検証機を作成して、本番切り替え作業を想定した検証作業を行いました。本番を終えた時には、大きな達成感が味わえました。

案件の都合上、私は2年目で携わりましたが、先輩社員は「夜間作業は入社して初めて担当したよ」と語っていました。

加えて案件以外でも、充実感を得た仕事がありました。月1回、当社では部会を開催しています。部署内の情報共有の時間が約45分程あり、部会後には、月によって懇親会があります。部会後の懇親会は、対面で開催できるようになり、先日初めて「幹事経験のない若手社員」に運営を任せてもらいました。

同期をはじめ、先輩方と約10名で協力し、食事の手配や参加者への告知、会計などを裏方として企画、運営に携わりました。今までは参加することのみでしたが、イベントの企画運営をさせていただき、知らないことをたくさん知ることができ、楽しかったです。

ーー仕事の大変さを感じた瞬間はありましたか?

まだまだ知らない知識も多く、調べながら先輩社員に確認、作業という流れで作業を実施しています。疑問点、不安点やその他報告を先輩社員やサポート会社・製品メーカーに行い、作業前の不安を解消してから仕事を進めるように工夫しています。

その反面、お客様から直接「問題なく動いているよ」との声を聞くと、本当に嬉しいです。頑張って良かったと思いますし、お客様の環境下で自身が構築作業に携わったサーバが活かされている喜びも感じます。

入社後研修と実務経験を重ね、しっかりスキルアップ

ーー入社後の研修体制について教えてください。

まずは数日間の全体研修に参加しました。新入社員は全員受講し、人事や営業による仕事紹介、勤怠入力、社内システムの使い方について学びます。社会人としてのマナーを学ぶ研修や、将来のキャリア設計に向けたビジョンを発表する時間も取られていて「働く上で必要な基礎知識」が習得できました。

その後は外部研修に参加しました。オンライン・対面の双方を組み合わせながら、2ヶ月ほど受講。マナー研修、インフラ研修、さらにチーム内で話を進めていく際のコツを学ぶグループ研修もありました。東京・大阪などの各拠点から参加した社員も多く、自分のコミュニケーションスキルを高める良い機会になったと思います。対面で行った際には、大阪オフィス勤務のメンバー全員が集まり、交流も深められました。

終了後はOJT研修として、実際の業務に携わりながら経験を重ねました。在宅勤務の際もリモート通話をしながらサポートしてもらえたので、非常に心強かったです。

ーーその後、実際の案件を通じてどのようなスキルが身につきましたか?

Windowsに関する知識・スキルがより深まりました。先輩の指導によって、実際に何度も作業を繰り返すうちに「こんなこともできるんだ!」と面白さを実感しています。

さらに、事前準備のスキルも高まったと思います。特にお客様先での作業となると、使える時間も限られているので事前準備が重要です。「サーバ機器を箱から出してOS設定をやって…」とのんびりしているとすぐ時間がすぎてしまうので、先輩社員が当日の作業のチェックシートの作成について連携してくださりました。

このシートを使って漏れなく準備できるため、当日の作業も効率よく取り組めています。事前に資料に落とし込み、確認してから作業に臨む大切さを学びました。

フットサルやBBQ、時には大縄跳び。楽しい社内イベントでコミュニケーションを活性化

ーー仕事に取り組む上で、大切にしているこだわりは何ですか?

コミュニケーションの大切さを日々感じ、「報告・連絡・相談の徹底」を大切にしています。就職活動中に、最終面接で部長が仰っていた次の言葉が印象に残っています。

「『IT企業=1日中PCと向き合う仕事』というイメージが、一般的にはあるかもしれない。実はコミュニケーションがとても大切な仕事なんですよ」。

そのお話を聞いて、やはりコミュニケーションは大切ということを改めて感じました。担当する案件には、先輩社員やお客様が必ず関わっています。つまり仕事を円滑に進めるには、コミュニケーションが必ず発生します。だからこそ、丁寧にやり取りをするよう、意識しています。

直属の先輩社員とはちょっとした雑談で和んだり、現場への移動中に相談したりしています。社内の雰囲気も良く、社内イベントを通じて話しあえる機会も増えてきました。

フットサルやBBQ、おつかれさま会など部署を交えた交流会も盛んです。BBQでは社長が「大縄跳びをしよう!」と誘ってくださり、全員で跳んだこともありました。社内のイベントでは、普段の業務では知らないお互いの部分について、知ることができるということも魅力だと思います。そうしたフランクな交流が、コミュニケーションをより取りやすくしていると思います。

ーー今後の目標について教えてください。

これからもインフラエンジニアとしてスキルアップがしたいです。技術面はもちろん、ヒューマンスキルも培っていくのが目標です。今私が作業できているのは先輩社員が支えてくださっているからです。私が先輩社員から感じているような安心感を、後輩にも感じてもらえるようになることが目標です。


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