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【カルチャー紹介】自然な対話が生まれる4つのコミュニケーション施策

コーナーでは、直近は23年5月にオフィス移転したこともあり、任意で出社することも増えていますが、元々はリモートで勤務することがベースとなっていた点や、クライアントは基本的に一人で担当することなどから、「個人商店的に働いているのでは?」とよくご質問をいただくことがあります。

今回は、そんな疑問に対して、「日々社内コミュニケーションはどのようにしているのか」「社内の雰囲気はどのようなものなのか」についてコーナーのカルチャーが感じられる”4つのコミュニケーション施策”をご紹介します。

オフラインも上手に活用!コミュニケーションは目的に合わせて柔軟に

1|Win-session

Win-sessionでみんなの発表に笑い合うメンバー。

まずは一週間の始まりの月曜朝一に全員が集合(オフラインとオンライン参加の選択は自由)し、「チェックイン」ミーティングをするところから始まります。

コーナーはOKR(Objectives and Key Results)による組織運営を行っており、四半期ごとに個々人が担っている役割に対し、それぞれObjectives(達成目標)を実現するためのKey Results(主要な成果)を立てています。「チェックイン」ではその週にKey Resultsの成果に繋げるために何を注力アクションとするかを宣言し合い、一週間が始まります。そして週末の金曜夕方。「Win-session」というミーティングに再び全員で集まり、この1週間を振り返ります。

業績状況の共有や重要なお知らせも伝えつつ、メインとなるのが「個人のOKRの振り返り」。それぞれが月曜日に宣言した注力アクションが、結果としてどうなったのかを共有し、最も「Win(頑張った)」なことを自慢します。

ここで重要なのは、単なるタスク報告・進捗報告ではない点。個人が何にチャレンジしていて、どのような成果が出ているかが掴める時間となっています。

宣言する順番はランダムに決定し、発表したことに対して、次の発表者が賞賛・コメントをします。

例えば「○○さんの商談に同席してみて、△△のところが自分の気づきになった。自分も〜してみようと思う」「最近○○にこだわって率先してアクションしていることが成果に繋がっているんだと見ていて感じる」などといった相手を称賛するコメントが寄せられています。

自分が頑張ろうと思って取り組んだことを賞賛してもらえたり、自分としては「当たり前では?」と思って取り組んでいることも、第三者視点で考えてみると「他にはない独自の強み」であることに気づかせてもらえるなど、個人のモチベーションも高まり、気持ちよく1週間が終えられる、また来週頑張ろうと思えるコミュニケーション施策です。

2|納会

2023年10月から復活したコミュニケーション施策。1ヶ月間のメンバー全員の頑張りを労い、月末または月初のいずれかに「美味しいごはんを食べに行って来月また頑張る(任意参加)」というオフラインのコミュニケーション施策です。遠方に住んでいる社員は、出張して参加してもいいですし、参加できなくても自宅で自分のご褒美に好きなご飯をデリバリーするなどもOK(会社負担)。

コーナーは、オフの場でワイワイ楽しむことが好きなメンバーが多いです。ラフなコミュニケーションの場があることで、日々の円滑な社内コミュニケーションにも繋がっています。

3|合宿 / ロングミーティング

↑22年の合宿風景。山梨の一棟借りホテルで相互理解を深めました。

年1回の合宿や半年に1回のロングミーティングで、集中してコーナーの今とこれからについて議論を行っています。合宿の場合は2日間にわたり、宿泊施設にて泊まりがけで実施。ロングミーティングは、1日オフィスとは別の会場を使って熱い議論を交わします。終了後、夜はみんなで美味しいご飯とともに親睦を深めます。21年の合宿では、パーパスをリブランディングすることが決まっていたので、1日かけて「個人のパーパスとコーナーが新たに掲げるパーパスがどのように重なっているか」について、じっくりと考え、共有し合い、相互理解を深めました。22年の合宿では、新しく仲間になったメンバーの個人パーパスの共有と相互理解、元々在籍していたメンバーが21年から1年間で、個人とコーナーのパーパスの解釈にどんな変化があったのかを共有し、組織が一段アップデートされた上での相互理解を深める合宿となりました。

今年度は、今後コーナーとして目指したい姿に共通認識をもった上で、日々自分が担っているロール(役割)をあえて入れ替えて、違ったロールのテーマで議論を何チームかに分けて実施しました。いつもと違うロールの立場になった時に、どんなアクションをとっていくと、コーナーの目指す姿に近づけるのか、フラットに提案し合うことを実施しました。普段担っていないロールの立場になることで、事業に対しての自分ごと化を進め、相互にシナジーを起こせるきっかけになりました。

4|ワーケーション

↑愛知に住んでいるメンバーの家で、一緒に仕事をして、就業後はメンバーの娘の宿題相手に。

希望があったタイミングで、1週間ほどのワーケーション体験を実施しているのですが、訪問先は様々で、普段は遠方に住んでいてフルリモートで働いているメンバーのところへ行って一緒に仕事をしたりもしています。普段はオンラインでしか会えないメンバーと隣で一緒に仕事を進めることで、商談スキルやノウハウが学べるのはもちろん、何気ない会話からヒントを得て困っていたことが即解決したり、何よりラフにお互いが会話することで相互理解が深まり心理的安全につながるという、オフラインだからこそ得られることが多くあります。数日間一緒に過ごすことで、信頼関係もより深まり、オンライン環境に戻った後でも相談しやすくなるなどの効果もあります。全社員の能力とスキルを高めるには、リモートワークだけでは限界があります。組織開発・能力開発の両方を実現すべく、今後もオフライン下でのコミュニケーションを通じた相互学習や相互理解の工夫をしていこうと思います。

リモートもリアルも、どちらも大切

仕事を円滑に進めていく上で、コミュニケーションは欠かせないもの。リアルでやり取りをするコミュニケーションスタイルは、相談できる関係性が作りやすく、心理的安全性も高まります。

オンラインでのコミュニケーションは便利ですが、「誰がどのように仕事をしているか」が見えにくく、今何が組織の課題になっているのかに気づきにくくなると思っています。そのために情報共有を綿密に行う必要がありますが、それも限界がある。そうした点がボトルネックにならないよう、全員が集まる場で1人ひとりがどのように会社を支えているかが理解し合える場づくりを大切にしています。

日々向き合っているクライアントの人/組織課題の中にも、リモート環境下でのコミュニケーションやエンゲージメント施策のテーマは年々ご相談が増えています。そんな課題にも解像度高く解決できるパートナーになるためにも、これからも自社のコミュニケーションを日々工夫していきたいと思います。


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