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【ホテルの裏側】料理がメインの宿「オーベルジュ」とは?

突然ですが、
あなたは旅行に行ってホテルに泊まったときにどんな感想を持ちますか?

「快適だった~」

「ゆっくり休めた~」

これらの感想も非常に嬉しいのですが、私たちは、これら以上に

「美味しかった~!」

という感想を頂くと、最高の誉め言葉と喜びます。
それが、レストランを主体とした宿泊施設である「オーベルジュ」です。

本日は、そんな普通のホテルとは少し違う「オーベルジュ」の魅力をお伝えしたいと思います。

オーベルジュは、フランスの珍しい食材を求めて郊外に出店したレストランが、食事の後に帰宅できなくなったお客様を泊めたことから始まったと言われています。

そのため、オーベルジュでの滞在のメインは、その土地でしか食べることのできない食事を味わうことにあります。


特徴1 とにかく食事がメイン!レストランに非常に力を入れている

ホテルや旅館に泊まるときに、宿泊代金の何割が部屋代で、何割が食事代か考えたことはありますか?

外資系のホテルなど、宿泊代に食事が含まれていない場合には、10割が部屋代ということになりますが、1泊2食付きで予約をするオーベルジュでは、5割以上を食事代が占めていることがほとんど。
時には7~8割を食事代ということもあります!

これだけでも、オーベルジュにおける料理への力の入れ様がよく分かると思います。

食事を楽しんでいただくことがメインのオーベルジュでは、とにかくお料理にこだわっています。


特徴2 ホテルとレストランのスタッフが同じメンバー

シティホテルなどでは、ドアマン、フロントデスク、ベルなど、部署ごとに別々のスタッフが案内をしてくれることが一般的かと思います。

ですが、オーベルジュでは、部屋数が少なくレストランがメインのため、レストランのスタッフがチェックインの案内を行ったりお部屋にご案内することが多くあります。

そのため、チェックイン~ディナー~朝食~チェックアウトと一貫性のあるサービスを受けることができます。

チェックインの時に話した内容から、ディナーの際にあなたの好みに合ったワインを提案してくれたり、朝食の時に昨晩のディナーの感想をお話したり。

スタッフとの会話まで旅の醍醐味になるのは、オーベルジュならではの滞在です。


特徴3 一人分ずつ丁寧にサーブされる朝食

好きな物を好きなだけ食べられるバイキング朝食も良いですが、せっかくのオーベルジュでの滞在では一人分ずつ丁寧に仕上げてサーブされる朝食を味わってください。

オムレツやサンドウィッチ、ガレットなど、シェフが一人分ずつ仕上げてテーブルまで運んできてくれます。

もちろん、昨晩のディナーで疲れた胃を労わる野菜をふんだんに使った優しい味わいの朝食。

小鳥のさえずにに耳を傾けながら、コーヒーを片手に過ごすひとときは、最高の休日の幕開けとなること間違いなしです。


オーベルジュの満喫方法

夕方までにはチェックインをして、ディナーは早めのスタートがおススメです。

オーベルジュでは、コース料理が一般的。
そのため、ディナーは2~3時間かかる場合が多いです。

なので、お昼ご飯は控え目にしてチェックインし、少し早めにディナーをスタートすることで、贅沢なコース料理を時間を気にせずゆっくりと楽しむことができます。


ディナー開始時には、まだ明るかった窓の外。

食事が進むにつれて、だんだんと色合いを変えていき、メインディッシュの出てくるころに真っ暗な窓の外に大きな月が昇ります。

そんな、都会を離れたゆったりと流れる時間をお過ごしください。


前菜から始まったコース料理もメインディッシュが終わり、デザートが来る頃には満腹で満ち足りた気分になっていることでしょう。

もしかしたら、「もう食べきれない」と思ってしまうかもしれません。

もし、お腹がいっぱいで食べきれないときは、食後のお茶菓子(プティフール等)をお部屋に持って帰ってもいいかスタッフに相談してみてください。


また、ディナーに合わせてボトルで頼んだワインが残っていたら、それも一緒にお部屋に持って帰ることができる場合があります。

ディナーの余韻に浸りながら、シェフのおススメのチーズの盛り合わせと共に、お部屋で飲み直すのがおすすめです。

帰宅しなくて良いので、夜遅くまで気の向くままにワインを片手に語り明かす

それがオーベルジュの夜の一番の醍醐味ではないでしょうか。


いかがでしたか?

普通のホテルとは少し違う、料理がメインの宿泊施設「オーベルジュ」の魅力が伝わっていれば幸いです。
ここには書ききれませんでしたが、連泊したら味わえるシェフの特別メニューや、お部屋での過ごし方など、オーベルジュにはならではの楽しみ方は、まだまだたくさんあります。

是非一度オーベルジュでの滞在を経験してみてはいかがでしょうか?


※こちらの記事は、弊社フォンテーヌ・ブローのサービスに基づいて書いています。施設によって、こだわりやサービス内容は異なります。

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