■自己紹介
名前:脇本 蕗(わきもと ふき)
生まれ:1999年
出身:神奈川県
大学では経済学を専攻し、卒業後は社会福祉法人にて約2年間、障がいのある方の生活支援に携わっていました。
食事や就寝の介助などを通して、社会的に立場の弱い方々でも安心して、日常を楽しみながら暮らせるよう支えることにやりがいを感じていました。
なにより、目の前の人が笑顔になってくれる瞬間に、自分自身も大きな喜びを感じていました。
その後、「自分の力で社会に貢献できる術を持ちたい」という想いから、神奈川のパン屋さんを紹介するInstagramアカウントを立ち上げ。
撮影や取材、投稿を重ねるうちに多くのパン職人やオーナーと出会い、現在はパン祭りの企画・運営や店舗のSNS運用支援にも携わっています。
そして現在は、株式会社MARKELINEに所属し、LINE公式やLステップを活用したマーケティング支援のフロント対応を中心に行っており、
クライアントが自走できる仕組みづくりを軸に、戦略設計から構築・運用・研修まで一貫してサポートしています。
ー 在宅で自由に働くはずだった私が、なぜ京都オフィスへ移住を決意したのか
もともと私は、在宅勤務やフルフレックスといった“自由な働き方”に強く魅力を感じていました。
時間や場所にとらわれず、自分のペースで働ける環境こそが理想だと思っていたからです。
実際、フリーランスとして活動していた2024年9月の入社当時は、神奈川県のパン屋さんをInstagramで紹介するアカウントを個人で運営していました。
撮影・編集・発信までを一貫して行い、気がつけば3年ほど続けてきた活動です。
そんな発信をきっかけに、地元のパン屋さんや飲食店の方々から
「うちのSNSもお願いできないか」
「お店の製造風景を撮ってもらえないか」
と声をかけていただくようになりました。
いつの間にか、自分の趣味の延長だった活動が“仕事”になり、
フリーランスとしてSNS運用代行や撮影を請け負うようになっていきました。
在宅で自分のリズムで動ける。
それは当時の私にとって理想的な働き方でした。
そんな中で出会ったのが、MARKELINEです。
ー“自由に働きたい”から始まったキャリア
私がマーケラインに興味を持ったきっかけは、「LINEを軸にした本質的なマーケティング支援」をしている点でした。
Instagramのフォロワーを増やすことや再生回数を上げることはできても、 “売上につなげる”という部分では、どうしても限界を感じていたからです。
「数字は伸びたのに、お店の売上は変わらない」
これは多くの飲食店が直面する課題であり、私自身もその難しさにぶつかっていました。
その中で感じたのは、Instagram単体ではなく、全体の仕組みとしてマーケティングを理解しないと本質的な成果は出せないということ。
マーケラインの「仕組みで成果を出す」という考え方は、まさに自分が求めていたものと一致していました。
さらに、フルリモート・フルフレックスという働き方ができる点も、当時の私には大きな魅力でした。
自分の事業と両立しながら、より高いレベルの環境で学べる。
その条件に惹かれ、2024年9月に入社を決意しました。
最初は、個人の仕事7:MARKELINE3という比率でしたが、仕事を続けるうちに“MARKELINEの仕事が楽しい”と感じるようになり、今では逆にMARKELINE7:個人の仕事3という割合で活動しています。
ー展示会で感じた“リアルの力”が、私を変えた
入社して約2ヶ月が経ったころ、マーケラインが展示会に継続的に出展するという話を聞きました。
スタッフ募集がかかり、迷わず「行きたいです」と手を挙げたのを今でも覚えています。
もちろん、展示会出展そのものへの興味もありましたが、 それ以上に「この会社で働いている人たちとリアルで会いたい。またこの会社はどんなお客様を求め、どんな想いで仕事をしているのかをリアルに体感したい」と思ったのが一番の理由でした。
そして迎えた大阪での展示会。
実際にブースに立つと、オンラインでは感じられない熱気や温度感がありました。
通りかかるお客様が、ふと立ち止まり、興味を持って質問をしてくださる。
「LINEって飲食店でも使えるの?」
「どうやって売上につなげるの?」
瞬時に答える必要がある現場では、自分の理解が試され、正直わからないことの方が多く、必死でした。
でもその分、現場で感じた「お客様のニーズや困り感」「一緒に働くスタッフの姿勢」は、とても刺激的でした。
展示会を終えたあと、
“これからも、もっとリアルで・現場で・お客様と接したいな”
“この熱量の中で自分も成長したいな”と、 そう強く思うようになりました。
そこから毎月1-2回の展示会にはすべて参加。
気づけば、リモート中心だった私が、いつの間にか誰よりもリアルのものに参加するようになっていました。
ー信頼は、接触回数とコミュニケーション数から生まれる
私が仕事で一番大切にしているのは「信頼」です。
尊敬できる人や、すごいと思える人、かっこいいなと思える人
この人と長く関わりたいと思う人がいたら、
とにかく接触回数を増やすことを意識しています。
それはオンライン上のコミュニケーションだけでなく、 できる限り“リアルで会う”こと。
その人が「手伝ってくれる人いませんか?」と声を上げたとき、
迷わず一番に「行きます」と手を挙げる。
それが私のスタンスです。
なぜなら、関係性は距離の近さと接触回数、コミュニケーション数から築かれると思っているからです。
オンラインでは伝わりにくい表情の変化、声のトーン、雰囲気。
それらは画面越しではわからない“空気の情報”です。
そしてもう一つ大切にしているのが、「まずは求められることを全力でやる」ということ。
自分のやりたいことや理想の姿を追いかける前に、まずは今、会社やチーム・周りの人から必要とされていることに全力で応える。
それを続けることで、信頼が積み上がり、
次のチャンスを任せてもらえるようになると信じています。
だから私は、任せてもらえた仕事はなんでもとりあえず「やります」と即答するようにしています。
その姿勢が信頼を生み、次の挑戦へとつながる。
それが、これまでの経験から確信していることです。
ー “自分らしく、でも本気で”を体現する人でありたい
私がMARKELINEで働く中で感じている一番の魅力は、「挑戦・成長し続ける組織」であることです。
代表の藤原をはじめ、どのメンバーも常に改善を行ったり、新しいことに挑戦し続けています。
その姿を見るたびに、“私ももっと成長したい”という気持ちが自然と湧いてきます。
◆現在の私の役割と仕事のやりがい
現在の私は、主にフロント対応・商談業務を担当しています。
具体的には、お客様からの問い合わせ対応やヒアリング、そして課題に対してのご提案やお見積り作成などを行っています。
ヒアリングでは、ただ要望を聞くだけでなく、
「お客様がなぜその課題を感じているのか」「何を実現したくてご相談くださっているのか」
といった“背景”まで丁寧に伺うことを大切にしています。
以前の私は、営業=“売り込む仕事”というイメージを持っていました。
でも、MARKELINEで実際にこの仕事を経験してみて、その考えは大きく変わりました。
営業とは、「お客様の未来を一緒に考え、そのなりたい姿に向かう途中でお役に立つ仕事」です。
目の前のお困りごとを解決するのはもちろん、
“こうなりたい”という理想を共に描きながら、そこへ向けて最適な仕組みを提案していく。
それが、私が今携わっている仕事の本質です。
実際、LINE構築やLステップを導入する際にも、機能を説明するだけではなく、
「どうすればお客様のビジネスにとって意味のある成果を出せるか」
を一緒に考えながら設計していくことが求められます。
このような“寄り添う提案”の積み重ねが、お客様との信頼関係をつくるのだと実感しています。
◆「手を挙げる」ことで、チャンスは生まれる
MARKELINEでは自分から手を挙げれば、どんどん挑戦のチャンスをもらえる環境があります。
もともと私は営業職の経験があったのですが、少しトラウマがありました。
そのため最初に「やってみませんか?」と声をかけていただいたときは、正直不安もありました。
でも、「やってみたら見えることがある」と思い切ってチャレンジしてみた結果、
いまではこの仕事が自分にとても合っていると感じています。
MARKELINEでは、“待っているだけでは仕事は来ない”という文化があります。
自分から「やらせてください」と声を上げて、チャンスをつかみに行く。
最初は勇気がいりますが、その一歩を踏み出すたびに新しい景色が見えてきます。
そうして挑戦を重ねるうちに、自分の成長を実感できるのがこの会社の醍醐味です。
◆今後の目標と、なりたい自分
今後の目標は、LINE構築だけでなく、マーケティング全体の設計や戦略までを理解し、
お客様の課題解決により深く関われるようになることです。
そのために、現場で学ぶ姿勢を忘れず、理想とする先輩からどんどん吸収していきたいと思っています。
特に、営業やヒアリングのスキルをさらに磨きたいと考えています。
なぜなら、伝え方ひとつで、救える企業の数が変わると感じているからです。
相手にとって「この人にお願いしたい」と思ってもらえるような自分になり、自身の話し方や提案の仕方、 そこに磨きをかけることで、もっと多くのお客様の力になれるはずだと思っています。
そして、最終的には「サービスが良いから」はもちろんですが、
「脇本さんだからお願いしたい」と言っていただけるような人間になりたいです。
そのためにも、信頼を積み重ねながら、誠実に仕事に向き合っていきたいと思っています。
◆京都オフィスへの移住は、成長への決意
京都オフィスへの移住を決めたのは、自分の成長をさらに加速させたいという想いからです。
尊敬できる人の近くで働き、その背中から学ぶのが一番早いと思っています。
MARKELINEの理念である「自分らしく、でも本気で」を、
現場で実際に体現していくことが、私のこれからのテーマです。
どんなにオンラインが便利になっても、
人と人が直接関わり、信頼を築いていく価値は変わらないと思います。
その現場で、一つひとつの経験を積みながら、
“信頼で生きる”人間として成長していきたいと思っています。