LIVの次世代を担う二人が語る、「任された理由」と「これから」
「昇進欲、最初は1ミリもなかったんですけどね」
「観覧車のドアが開かなかったのは、準備不足だったなって思ってます」
そんな言葉が自然と出てくるのは、気取らない関係だからこそ。
LIVで注目の事業責任者2人が、ふとした夜にお酒を片手に語ったのは、
お互いの“任された理由”、仕事へのスタンス、そして未来の話。
「ライバルとして負けたくない」
「でも一番の味方でもある」
ぶっちゃけすぎて広報部も冷や汗(?)なシーンもありつつ、
リアルな空気感でお届けします。
偶然か、必然か。まずは、お二人に聞いてみました。
藤原さん
自分は“必然”だったと思ってます。
というのも、ここまで育ててもらった環境があったからこそ。昔は、人への向き合い方も雑だったし、謙虚さもなかった。でも、それでうまくいかなくなって一度離れて…その時にLIVの良さに改めて気づけたんです。
変わった自分を見てもらえて、今のポジションに選んでもらえたのかなって。全部“準備ができたから”だと思ってます。
社長がよく言うんです。『運が半分。でもその運は、準備の総量だよ』って。
準備してた人だけが、観覧車に乗れる。順番が来たときにドアが開く。
金子さんはまさにそれで、しっかり準備してたから乗れたんだと思う。
僕も一番前で待ってたつもりだったけど、準備が足りなくて、ドアが開かなかった。
だからこそ、いかに“準備を積むか”がすべて。
いつ順番が来ても乗れるようにしておく。
それが、今の僕のテーマです。
金子さん
僕は…正直、なんもしてないっす(笑)。準備したって感覚もなかったです。
社長からは、『できなかったら外すからね』って言われて。
その時、“あ、覚悟決めないと”って思って。
『できることは全部やろう』って決めて、そこから必死に動きました。
でも結果的に、振り返るとそれが“積み重ね”になってたんですよね。形になってきたのは、それの積み上げだったのかもしれない。
でも、それができたのは…ほんと、偶然。
たまたま相性の合う上司に出会えて、たまたま切磋琢磨できる同僚がいて、たまたま役員と話す機会も多くて。
メンバーにも恵まれて、めっちゃサポートしてもらえた。
その全部が、自分の経験として活きてるんですよね。
ほんとに、“運が良かった”としか言えないです。
藤原さん
でもやっぱり、金子さんが選ばれたのは“当然”だったと思うんですよね。
人間性でいったら、もう誰にも勝てないと思ってます。
誰からも好かれるし、愛されるし、LIVの中でも金子さんみたいな人って、ほんと唯一無二なんですよ。
仕事に対しても、レスも早いし、資料も綺麗だし、数字もきっちり出すし。
ちゃんと全部やってる。
“選ばれるべくして選ばれた”って、こういうことなんだなって思ったし、
たぶん自分がいたとしても、最終的に金子さんが選ばれてたと思います。
金子さん
いやいや、それこそ僕は藤原さんがすごいと思ってて…。
誰に対してもちゃんと向き合って、熱量も高くて。
資料のクオリティもほんと高いし、“おぉ…”って見てて思いますもん。
「負けられないな」って、思える存在。
藤原さん
最近、金子さんとお互いの事業チャットに入るようになって。
どんな風にコミュニケーション取ってるのか、見ててすごく参考になってます。
あ、この言い方いいな、とか。
こういう伝え方だと、チームが動きやすくなるんだな、とか。
…正直、負けてられないって思ってます(笑)
金子さん
藤原さんの事業が始まったとき、ぶっちゃけ視野に入れてなかったんですよ(汗)
でも、追い上げがすごくて、あっという間に“ライバル事業”になってて。
今はほんと、良い意味で切磋琢磨できてるなって。
藤原さん
前に役員から『2人はもっとバチバチやり合っていい』って言われたことがあって。
その意味が最近、やっと分かってきた気がするんですよね。
お互いの存在が、ちゃんと刺激になってる。
“悔しい”って思えるし、“もっと頑張ろう”って素直に思える。
そういう関係性って、なかなか貴重だなって。
どんな仲間と働きたい?
金子さん
やっぱり、自己成長を楽しめる人がいいなって思います。
めちゃくちゃストイックじゃなくてもいいんですけど、
『昨日よりちょっとでもできること増えた』とか、そういうのを楽しめる人って、
一緒に働いてて面白いし、こっちも刺激もらえるんですよね。
藤原さん
たしかに。教えがいもあるし、一緒に成長できる感ありますよね。
金子さん
僕自身もそういうタイプじゃなかったけど、
LIVで周り見てたら“やってみたくなる環境”だったんですよ。
だから、そういう空気感はこれからも大事にしたいですね。
それぞれのこれから。
目指すのは“ちゃんと還元できる人になること”。
── 今後の目標ってありますか?
金子さん
最初は昇進欲とか、ほんと1ミリもなかったんです。
“自分にできることをやっていこう”ってスタンスで。
でも、今はちゃんと上を見てます。
各事業のトップに立つようなポジションも、狙っていきたいなって。
最終的には役員も。
今の事業でしっかり売上作れるようになったら、3年後とか…ですかね。
藤原さん
いや、そんなかからんでしょう(笑)
金子さん
いやいや(笑)
でも、ほんとに“会社をよくしていきたい”って気持ちは強くなってきましたね。
僕の性格的に、現場と上の間の“クッション”みたいな役割も向いてるのかなって思ってて。
そういうポジションで力になれたら嬉しいです。
藤原さん
僕は“役員になること”が目標です。
でも、ただ“なりたい”というよりは、“LIVのために”っていう想いの方が強くて。
だからこそ、ゴール設定すると逆に落ち込むタイプかもしれません(笑)
“なる”じゃなくて、“なって何をするか”。
その方が大事だと思ってるんで、幹部会でもどんどん提案するようにしてます。
今のうちから、ちゃんと考え続けたい。
金子さん
ほんとに藤原さんは、まじでベクトルが“会社”ですよね。
提案も“全事業で協力体制とろう”とか、現場目線もちゃんと持ってて。
それでいて、未来も見てる。
なんでそこまで…?って聞きたくなるくらい。
藤原さん
うーん…たぶん、LIVが大好きなんですよね。
というか、返しきれないくらいの恩がある。
社長や役員の二人にも、すごくよくしてもらって。
次の自分のミッションは、ちゃんと恩返しすることだと思ってます。
金子さん
僕はどっちかというと利己的かも。
正直、LIVじゃなくても、今と同じようなことはやってると思います。
でも、LIVという環境で育ててもらって、ここまでこれた自分がいるから。
この場所で、ちゃんと還元していきたいって思ってます。
「競い合える関係」って、表面的にはバチバチしてるように見えるかもしれない。
でも、その根底にはちゃんとリスペクトがあって、思いがあって。
同じ会社で、同じ時期に、同じような温度感で走れる相手がいることは、
きっとお互いにとって、大きな原動力になっているはずです。
そしてこの先、ふたりが目指す未来はまだまだその先に続いています。