仕事でキャリアのある女性にとって、妊娠・出産したあと「いつ・どうやって復帰する?」というお悩みは必ずついてまわりますよね。私もそうでしたが、産んだものの「いや…こんな状態で仕事できるの…?」という状態で、復帰についてはかなり真剣に悩みました。でも、結局ひとりめのときは7ヶ月のときに復帰することを選択しました。
今回は、産後の職場復帰について、私の体験をもとに本音で書きたいと思います。
復帰してよかったこと4つ
私が復帰して率直によかったな、と思うところは以下の4つです。
- ひとりの時間を作れるようになった
- 精神的な孤独感がなくなった
- 早期復帰することで保活がむしろ楽だった
- 経済的な安心感
ひとりの時間を作れるようになった
子どもが生まれてからは、寝ても覚めてもずっと育児。生まれたてのころは、夜も安心して寝られないですし、月齢が進んで動くようになると、それはそれで少し目を離せば危ない場面も。24時間緊張状態が続きっぱなしになります。
保育園に預けられるようになったことで、精神的に緊張をしなくてもよい時間を確保できるようになりました。
精神的な孤独感がなくなった
産休に入って、仕事から離れて、余裕をもって生活をできるようになった反面、時間が経つにつれて、私はだんだんと社会から切り離された孤独感を感じるようになっていました。
「みんな仕事をがんばっているのに自分は何をしているんだろう」と、家でひとりで考えることも多かったです。正確にいえば赤ちゃんと一緒なのでひとりではないのですが、赤ちゃんは泣くばかりで会話してくれないですから。当時を思うと、ちょっと焦っていたのかもしれません。仕事って、大変だけれど、社会とのつながりを維持するのに必要なものなんだと思います。
仕事に復帰するだけで、なにか生産性のあることに貢献できる、人の役にたてるので、自己肯定感を下げないという面では、すごくよかったと思います。
早期復帰することで保活がむしろ楽だった
職場復帰と切っては切り離せないのが保育園。出産前までは0歳から保育園に預けるって、子どもも小さいのに大変そうだなって思ってました。でも本当は逆なんです。1歳以降に入れるのが本当に大変。
保育園って4月入所が基本で、空きがあれば途中の月でも入所できる、というシステムが基本です。そして入っていれば、次の年もそのまま継続。逆にいうと、他の子がいて空きがでないと入所できない、ということになります。1歳から入れようと思っても、0歳から入所済の子が次の年に上ってくるので、0歳児クラスよりも1歳児クラスのほうが余裕がないんです。自治体によるかもしれませんが、働きたくても預けられない人もたくさんいるなか、0歳から仕事の保育要件で預けられたので、自分は本当に運がよかったなと思います。
園では、保育のプロに困ったことを相談できたりします。仕事と育児の両立の強い味方が作れるのは大きいです。
経済的な安心感
産休・育休中は給与がなくなる代わりに手当金がでますが、正規の給与より減額されます。育児に必要な用品での出費も増え、想定していた範囲だったものの、どんどん貯金が減っていくのは、精神的にかなり堪えました。
自分や子どもにかかるお金を自分で稼ぐことができることで、気持ちの負担はかなり下がりました。
もちろん大変なときもある
もちろん、「思うように寝られない」「子どもがすぐ熱出す」などの育児大変あるあるはひと通り経験しました。仕事が思うようにできないこともありました。
それでも、復帰して仕事をがんばるメリットが、デメリットよりも十分に大きかった、と思います。
仕事と育児の両立はどうするの?
仕事と育児の両立は、はっきり言ってかなり厳しいと思います。完璧な両立を目指すよりも、両立できていなくてもサポートが受けられる環境を整えたほうが現実的です。
それには、会社が、職場としていかにサポートしてくれるか、周りの社員も理解して動いてくれるかが重要です。育児経験者がいる職場か、女性が管理職として活躍できているか、産休・育休取得者が複数いるか、家の都合で急遽休めるか。幸いにも、今勤めているトータルマリアージュサポートという会社は婚活という業種柄、女性社員も多く、どの条件も満たしています。
おわりに
私が復帰したとき、子どもは月齢5ヶ月で離乳もしてない状態でした。
正直、率直に「無理でしょ!!!」と思いながら、産後のボロボロの体で事務所のドアをくぐりました。
でも、職場のみんなが暖かく「おかえり」と迎えてくれたことが本当に心に残っています。
もう6年ほど仕事と育児を両立してますが、女性の多い職場だし、男性も育児経験者が多く、周りの理解の深さには本当に頭が上がりません。トータルマリアージュサポートはそんな会社です。
仕事と育児の両立は、案外怖くない!
筆者の私は大した心持ちの人間ではないですが、私でもやれるのだからきっと大丈夫です。
女性が安心して活躍できる会社を探している方、ぜひ一緒に働きましょう!