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この会社はいつでも戻ってきていい場所〜社員インタビューその3〜

ーお名前と会社でのポジションを教えてください

村磯貴弘です。現在はフランチャイズ業態の店長です。

ー前職は何をしていましたか?

ダイニングエッジ前身のダイニングエッジインターナショナル(DEI)に入社したのが19歳の時なので、その前は飲食店のキッチンでアルバイトをしていました。ちなみにDEIが経営していた店舗でもアルバイトを経験し、半年ほどで入社をしました。

ーなぜ入社を決めたんですか?

みんなでご飯を食べる空間が好きで、漠然と将来は独立したいと思っていました。飲食店、特に接客がいい店舗で働きたくてDEIでアルバイトを始めたんですが、その時の職場の雰囲気が良くて、とても楽しく充実していました。そんな中、当時の店長に「社員にならない?」と声をかけて貰って、早く社会に出たいとも思っていたので、タイミング良く入社しました。

ー19歳での就職に迷いはありませんでしたか?

当時は、正直そこまで深く考えて社員になったわけではないんですよね。ここで働くのが楽しいから、「よし社員になろう」というゆるい感じでした。入社しても悪いギャップはなく、忙しかったり大変なことはもちろんありましたが、勤務中も終わった後もみんなでワイワイして、コミュニケーションが多い職場ですごく楽しかったんです。

ー若くしての入社で苦労はありましたか?

もちろんあらゆる経験が少ないので苦労する事や怒られる事もありましたが、それより新しい事を学べる事や店舗運営の楽しさが勝ってました。数字を上げ下げする事がすごく楽しくて、勉強が得意ではなかった自分が数字を見るのが好きだという事に気づきましたし、最初のアルバイトで入った店舗に、店長として戻ることができたり、アルバイトが成長する姿に感動したり、本当にやりがいを持って働いていましたね。

ーそんな中一度退社されてますが、よろしければ経緯をお聞かせ頂けますでしょうか?

コロナ禍が大きな転機でした。休業や時短営業で、お店を開けることも不安定な中、売上も上げられなくて、お客様も積極的に呼べない風潮で。明日明後日がどうなるか分からない状況で、社員1人2人での営業が続いて、自分がなんで今この仕事をしてるんだろうって、働く意味がわからなくなっていました。

ーあの時は飲食業はかなり厳しい状況続きましたよね

そうですね。金銭面で会社は補償を最大限してくれたけれど、当時は給与もそこまで良くなかったので、これを機に他のチャレンジをしようと思い独立を決意しました。

ーそれは思い切りましたね。飲食店を始めたんですか?

はい。すぐ開業が可能だったこともあり、当時爆発的に伸びたゴーストレストランを始めました。実は、、、この当時の事は自分でも黒歴史と言いますか、苦しかった思い出なんです。業態的に売上は好調だったんですが、仕事をするのも1人、売り上げ目標を突破しても1人で。お客様と接する事もなく、タブレットから注文が入ってきて、淡々と料理を作って、配達業者さんが持っていくだけで、誰とも話さない日々が続いて、どんどん心が不健康になっていきました。

ーそれは辛かったですね。お聞かせくださってありがとうございます

いえ。その時に外からダイニングエッジを見たら、誰かと働いている環境が羨ましくて。過去の充実してたこともたくさん思い出してしまって。そこで自分は「人と一緒に働くのが好きなんだ」ってやっと気づいたんです。

ーそれは大事な気づきですね

遠回りしましたね。実は独立してからも、代表がずっと気にかけて応援してくれたり相談にのってくれていたんです。抱えていた思いや問題などを相談したところ、アルバイトで週1の勤務を提案してくださいました。代表に恩返しの意味もあってアルバイトに入ったんですが、久々の人と一緒の勤務は楽しくて、これがやりたかった仕事だと思いました。コロナでの制限も緩和されて世間が外食を求めていたある日、日商ギネスを達成したときはみんなで盛り上がりました。

ー日商ギネス追ってる時社員もアルバイトも部活みたいな空気になるのは、ダイニングエッジあるあるですね(笑)

本当に(笑) この雰囲気が久しぶりでとても楽しかったし嬉しかったです。ただ同時にとても悔しくて。
「なぜ自分は店長としてここにいないんだろう、ずっとこの会社にいれば良かったのに」と悔しかったんです。それで、もう一度ダイニングエッジに戻ろうと決めてお願いしました。

ーその経験を経て再度入社をきめたんですね

でも独立すると意気揚々と退社しての出戻りだったので、めちゃくちゃかっこ悪いじゃないですか。本当に恥ずかしかったんですが…及川さん含め、メンバーがそんな事誰も気にしてなくて、おかえりって快く歓迎してくれました。ああ、ここはいつでも戻ってきて良い場所だって思いました。

ー私も村磯さんが戻ってきてくれて嬉しかったです

ありがとうございます。自分がいない間に社員の給与面もかなり改善していたこともあり、戻って本当によかったです。今は、店長として店舗メンバーと働いているのが本当に楽しいです。遠回りしましたが、やっと本当にやりたい事に気づきました。

ー最後に今後の展望をお聞かせください

自分を大事にしてくれる人達を大事にしていきますし、増やしていきたいです。なので新業態や新店舗をどんどん任せて貰いたいですね!たくさんの仲間と数字を追っていきたいです。




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