【社長のつぶやき】キャリアは「描く」よりも「引っ張られる」もの、、、、かも。
キャリアって、自分で描いていくもの、というイメージがあるのは、私だけでしょうか。
でも実際のキャリアは、人との「ご縁」で思いがけない道に導かれることも多い。
トーカイテック社長・岩月草太が思う、キャリアの本質についてつぶやきます。
興味持って読んでくださった方の、何かのお役に立てたらと思って記事にしてみました。
キャリアは、描くもの。
目標を決めて、計画して、そこに向かって進んでいく。
たしかにそれは間違っていないかなぁと思うんです。
経営計画は、確かに、そのような考え方で決めていくものでもあります。
一方で、私はこうも考えてもいます。
キャリアは、自分だけで描ききれるものじゃない。
ときに、出会った人との「ご縁」で、思いもよらぬ方向へ導かれていくものでもあると。
最近は、キャリアを「スキル」や「肩書き」で語ることが多くなりました。
キャリアコンサルタント、SNSマーケティング、フリーランスやマイクロ法人…。
自分で選び、自分で決めるキャリアの形がどんどん広がっています。
もちろん、それは素晴らしいこと。
でも、同時に少しだけ“危うさ”も感じるんです。
社会は、予定通りには動きません。
AIがどこまで自分の仕事を代替するかも分からない。
来年、何が起こるかなんて誰にも読めない。
だからこそ、**最後に頼りになるのは「人と人とのつながり」**なんじゃないかと思います。
素晴らしいキャリアデザインを描いたものの
外部環境が変わってしまい、思い通りにいかなくなった時、
キャリアに困った時「助けて」と言える相手がいるか。
外部環境も変わりやすい時代ですし、
自分の考え方も今と同じかどうかは分からないですね。
そんな困った時に「いいよ」と手を差し伸べてもらえる関係が築けているか。
それって、普段の付き合いや、人間性そのものにかかっています。
表面上のつながりだけでは、いざという時に届かない。
広く浅くよりも、一人ひとりとの“縁”を丁寧に育むことが、当たり前すぎる”キャリアの土台”なんじゃないかと感じます。
たくさん考え、分析し、計画することももちろん大事。
でも、「人と生きる」「人と働く」という視点を、見失わずにいたい。
キャリアは、描くものでもある一方で、
でも同時に、人に、引っ張られていくものでもあるんじゃないかなぁ。
知り合いの銀行マンに聞いた話ですが
出世も、仕事ができるか、よりも、
実は、上司に引き上げてもらえるか、のが大事だったりもするらしいですからね。
自分の意志と、人とのご縁。
その両方があってこそ、人生って面白いんじゃないでしょうか。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
もしよければ、トーカイテック株式会社もよろしくお願いします。