こんにちは!Geekly採用担当です。
今回は2025年6月にCTOとしてジョインいただいた永井さんにインタビューしました!
CTOとしてジョインしていただいて間もないですが、実は創業当時からギークリーのシステム開発に関わってくださっている永井さん。輝かしい経歴をお持ちの永井さんの学生時代からギークリーへのジョインまでのエピソードをお伺いしました。永井さんのお人柄が分かる内容になっていますので、是非最後までご覧ください!
ーまずは自己紹介をお願いいたします!
2025年6月にCTOとして当社にジョインいたしました永井と申します。
ジョインしたのは直近ですが、実はギークリー創業当時からシステム周りでお世話になっておりました。
ご縁があってこの度CTOとして就任させていただくことになりました。よろしくお願いします!
ーどうぞよろしくお願いいたします!
永井さんはエンジニアになろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
自分が活躍できそうな道を考えたとき、IT領域にしようと思ったのが始まりでした。
最初からITと決めていたわけではなく…幼少期からピアノを続けていたこと、そして運動が苦手だったことも相まって高校時代は吹奏楽部でホルンを吹いていました。ホルンにのめりこんでいるうちに勉強があまり振るわず、成績も落ちていって…進路選択の時期に「このままでは周囲に勝てない」と危機感を覚えました。「すごい人間になりたい」「早く社会人になって活躍できる人材になりたい」と思いがあり、「じゃあ活躍しうる領域はどこだ?」と考えた結果、幼い頃から触れていたコンピューター、いわゆるITの道にしようと決めました。
大学もITが学べる工学部を選択しました。早期に社会人として活躍するために、大学入学後は、すぐにコンピュータープログラミングを現場で学べるアルバイトを探しにいきました。最初の1年~2年でITスキルを磨き、その後の学生生活ではビジネスにも関われるようにしていきたい、と考えていました。
大学に入学し、株式会社ビースタイルホールディングスの現社長である三原さんと友人になりました。三原さんとは、すぐに意気投合したのを今でも覚えています。彼はのちに親友かつビジネスパートナーとなります…!
ーそんな変遷があったのですね!
大学時代はどのようなことをされていたのでしょうか?
派遣会社でアルバイトをしていた三原さんが、現場の業務が手作業に頼りきっている状況を目の当たりにし、「もし自分たちでシステムを開発できれば、業務はもっと効率化できるのではないか?」と声をかけてくれたことをきっかけに、私たちはシステム開発に取り組むことになりました。
完成したシステムは様々な企業に売り込みに行きました。そのうちの1社がインテリジェンス(現在のパーソルキャリア)で、創業者で当時社長だった宇野康秀さんに売り込みにいきました。宇野さんからは、「このままでは使えない」と言われてしまったのですが、「インテリジェンスで作り直して、さらに開発を継続するなら導入してもいい」と条件付きでチャンスをいただきました。「こんな嬉しい話はない!」と思い、私たちはこの申し出を受け、最終的にそのシステムを買い取っていただくことになりました。
そんなこんなしているうちに、あっという間に就活をするタイミングに。
ありがたいことに、東証一部上場企業からの内定をもらうことができました。父親は、当然その企業に行くのだろうと期待してくれていましたが、私は内定を辞退し、創業期のインテリジェンス社への入社を決めました。「何もないところの方が能力が身につく」と考えていたので、父親や周囲からの反対を押し切って入社しましたね。そこからはまさに挑戦の日々でした。サーバールームに籠もり、徹夜で開発に没頭する日もありましたね…(笑)
その後、26歳の時にベンチャー企業の立ち上げに参画し、執行役員としてコールセンターのシステム開発に従事しました。
当時話題となっていた「2000年問題」を対応したのは今でもいい思い出ですね。2000年になる年越しの夜は、夕方から当時のメンバーたちとトラブル対応のために会社に出向き、泊まり込みで対応をしました。結果的に、何の問題も起きなかったのですが、仲間たちと年を越したことは今でも印象に残っています。
学生時代からの「経営者になりたい」という想いを叶えるために、ご縁があってブレイン・ラボ社の副社長に就任しました。そして、その後ブレイン・ラボ社の社長を務めました。
最初は思うように売上が立たず大変な時期もありましたが、販売モデルをサブスク型に切り替え、少しずつ事業を立て直していきました。私が開発した人材業界向けの業務支援システムは、各社の業務フローに合わせてフルカスタマイズができるのが特徴で、ありがたいことに現在でも多くの企業様に利用していただいています。
ー紆余曲折、さまざまなご経験を経てシステム開発に従事されていたのですね…!
私が大切にしているのは、「システムが人の働き方を縛るものであってはいけない」という考え方です。「この業務には合わないから諦めてください」ではなく、「どうしたら希望に応えられるか」を常に考えてきました。お客様のスタイルに合わせた開発をすることで、システムが“足かせ”ではなく“追い風”になるようにしたいと思っています。
営業経験がなかった私は人前に出ることも得意ではありませんでした。しかし、会社を立ち上げたからには、「社員が誇りに思えるような存在でいたい」と思い、外に出て人と会い、話すことを意識するようになりました。社長という立場で背中を見せることが、私の役割だと思っていましたね。
ーそうだったんですね…!
では次回、起業からギークリーにジョインするまでのことをお聞きできればと思います。
みなさま、お楽しみに!