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【代表インタビュー】出向経営者が会社づくりにおいて大切している”想い”とは。

皆様、こんにちは!株式会社エネ・ビジョン採用担当です。

入社以来、進めていた社員面談もほぼ終わり、皆がどんなキャリアを歩んできたのか?どんな”想い”を持って働いているのか?など・・直接伺うことができ、とっても有意義な時間となりました。その中で一人の社員から「初心を思い出す良い機会でした!」との言葉をかけてもらい、改めて振り返りと内省って大事なんだな…😊と感じた次第です。

さて今回は代表取締役社長の山口にお話を伺ってまいりました!

  • これまでのキャリアと印象深かったエピソード
  • エネ・ビジョンの代表になった経緯
  • 社長から見た、エネ・ビジョンの魅力とは?!などなど・・

本インタビューを通して、山口の人柄やエネ・ビジョンの雰囲気を皆さんにお伝えできましたら幸いです。    ぜひ最後までご覧下さい!




PROFILE

株式会社エネ・ビジョン 代表取締役社長 山口昌典

1969年生まれ、現在55歳。生まれも育ちも愛知県常滑市で、土地柄からか全体的にはのんびりと育ったと思います。小学校から大学まではサッカーに打ち込み(特に大学では勉強=人間関係作りと考えていた節がありますね)、考え方は基本体育会系です(笑)

1992年に豊田通商へ入社。生産設備営業、エネ・ビジョン設立支援、トヨタグループ向け環境ビジネス展開、海外駐在を経て2023年にエネ・ビジョンの代表取締役社長に就任。

基本人とのコミュニケーションを大切していて、人を選ばずワイワイと飲みながら会話するのが好き。(大学での勉強が活きているのかも…)社会人デビューとなったお酒は、年齢を重ねるたびに活発になってきたように思います。お酒も好きですが、休日はゴルフ、ジム通い、映画鑑賞などを楽しんでいます。


生産設備営業から環境ビジネス・・海外駐在にグループ会社出向など、色々なキャリアを歩まれてこられたんですね・・その中で印象深いエピソードを教えて下さい!

コミュニケーションの大切さを再認識した海外駐在

色々とありますが(笑)、今の自分を形成している一部分に大きな影響があったのは豊通時代に、中国(広州)に駐在した事かな。当時はトヨタ自動車が広州に生産工場を立上げ、グループ各社もたくさん進出してきたタイミングでしたが、なにぶん日本からの支援が無ければ仕事が進まないし、現地の客先駐在員や、ナショナルスタッフ、また運転手さん(中国人)ともしっかりとコミュニケーションを取らないと、なかなかスムーズに仕事をこなせなかった状況でした。そこで考えたのが、「ハートフル広州」という言葉を合言葉に、来るものを拒まずの精神で「おもてなし」をさせていただいたのを覚えています。当然お酒の席も多かったですし、出張者の休日の観光やゴルフ、現地スタッフとのボーリング大会、サッカー部の創設などなど・・。自然と、人とのコミュニケーションに不自由がなくなったように思います。ちなみに家族帯同の中国駐在でしたが、2年間で平日に自宅で夕食をとったのはたったの4回でした・・(笑)


やはり山口さんの軸は”コミュニケーション”なんですね。その後、どのような経緯でエネ・ビジョンの代表に就任されたのですか?

出向者としての”意思決定の難しさ”、”孤独さ”を痛感

実は今回の代表就任は2回目で、1回目は中国駐在から帰国した後でした。当時エネ・ビジョンの社長兼豊通の上司から、帰国する時に豊通のグループリーダーか、エネ・ビジョンへ出向か、どっちが良いか?と聞かれたことがきっかけでした。当時どちらも大変そうなポジションだと思ったので(笑)、”どちらでも結構です”と回答したのを覚えています。結果上司からエネ・ビジョンへの出向辞令をもらったのですが、エネ・ビジョン設立から関わっていたので、”なんとかなるのでは?”と考えていました。が、実際は主要メンバー(現取締役他)から総スカンを食らうなど、大変な代表時代でした。

今回2回目の就任は2023年4月~ですが、”バイオマス発電事業”、”電力小売り事業”など、エネ・ビジョンの得意分野において事業拡大を図り成長しているのを豊通サイドから見ていたので、正直今の自分で代表が務まるのか?と思いながら辞令を受け取りました。逆に2回目は総スカンを食らわないように落ち着いてスタートしようと決心しましたね(笑)


そんな経験を経て、現在会社経営においてどんなことを大切にされていますか?

メンバーとの会話、傾聴することを特に大切にしています。時と場合によっては経営者として単独で判断することもありますが、基本的にはメンバーの声に耳を傾け、合意形成をしっかりとしたいと考えています。


現在2回目の代表に就任して1年が経過しましたが・・、会社の成長や課題に感じている点、今後変えていきたいと考えている点など、エネ・ビジョンの現状をどのように見られていますか?

2010年に1回目の出向時と比べて、会社の構え(組織・社員の対応・所作など)が素晴らしくなったところは大きな成長だと感じています。一方、当社の良さの一つと考えている「とがった所」が薄まってきているように感じます。特に当社は豊通グループに属しているため、グループ経営に対する理解は必要だと思いますが、当社の良さを消してしまっては意味が無いと考えています。今後はそのあたりのバランスをしっかりと取り、当社にしか出せない”付加価値を創造”し、提供できる”人材を育てる”こと。また、そのような人が育つ環境づくりをしていきたいと思っています。と、同時に、メンバーやその家族が好きになってくれる、そんな会社づくりを目指したいと思っています。


エネ・ビジョンはこの10年で組織としても事業としても、大きく成長したんですね!        では、”今後の展望”について教えて下さい!

エンジニアリング会社であることを武器に、カーボンニュートラルの実現に貢献

会社設立以来、”コージェネレーションシステム事業”、”エスコ事業(省エネルギーシステム工事・維持・管理まで含めた包括的なサービス)”、”バイオマス発電事業”、”電力小売り事業”と展開してきましたが、結果を見ると、これら全ての事業が”カーボンニュートラル”につながっています。それは、設立時からの企業理念である「人・社会・地球との共存共栄をはかり事業を通して緑豊かな地球を次世代に継承する企業を目指す」をしっかりと続けてきた結果であり、これからも目指していくものだと思います。

具体的な取り組みについては、今年これまでの事業展開をいったん整理したところであり、CEMS(Customer Energy Management Service)を実現していることとしました。このCEMSとは、お客様が必要とするエネルギーや関連機器、そのマネジメント全てにおいて当社が提供できるようになっていることを意味しています。

これまで培った知見、経験、スキルを集め提案することで、実現可能と考えています。加えて、CO2削減技術、水素技術の応用などにも取り組むことで、お客様のカーボンニュートラル実現に貢献していきたいと考えています。

また、カーボンニュートラルを背景に、世の中を取巻くエネルギー環境もめまぐるしく変化しています。CEMSの実現・CO2削減・水素技術の応用から、次の新たな事業展開を考え出すことで企業理念の実現を目指していきたいと考えています。



ありがとうございます。最後に山口さんから見た”エネ・ビジョンの魅力”とWantedlyユーザーの皆さんへメッセージをお願いします!

当社の魅力は、やはり”エンジニアリング会社であること”だと思います。それも環境分野に強いエンジニアリング会社であること。エンジニアリング会社とは?と思うかもしれませんが、私の考えるエンジニアリング会社は、”責任を取る会社である”ということです。お客様の要望に対し、その予算や限られた条件に収まるよう設計し、その結果を保証するのがエンジニアリング会社だと思っています。そういう意味では、”社員全員がしっかりと責任を持って仕事をしている”のが魅力だと思っています。

それと、「エネ・ビジョンの凄いところはやられっぱなしにならず、必ず復活の芽を育てる生命力だね」と役員OBからコメントをいただいたあたりも、当社の魅力かな?と思います(笑)

最後に、「諦めず、粘り強く取り組めばなんとかなる!」をモットーに”諦めない人と一緒に働きたい”と思っています。仕事において大なり小なり失敗はあると思いますが、その失敗を受入れ、次はなんとか成功してみせる!という前向きなメンバーと一緒に仕事をしていると、毎日がワクワクできると思います。

山口さん、ありがとうございました!


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