1
/
5

【独占インタビュー】魅力のある会社とは?取締役の二人が語る、成長戦略と今後のビジョン 後編

こんにちは!ソリューションセールスGの坂口です。

新年度になったタイミングということで、経営トップの常務取締:齋藤さん、取締役:池上さんに、なゆたへの想いを語っていただいたロングインタビューの後編をお届けいたします!

前編は読んでいただけましたでしょうか?まだの方は要チェック!

【独占インタビュー】魅力のある会社とは?取締役の二人が語る、成長戦略と今後のビジョン 前編 | INTRODUCTION
こんにちは!ソリューションセールスGの坂口です。10月に入りましたが、残暑でまだまだ暑い日が続いていますね。なゆたネットは、8月末が決算なので、つい先日2023年度が終わったばかりです!9月から...
https://www.wantedly.com/companies/company_9104114/post_articles/926136


長くなってもいいから、これはぜひみんなに読んでもらいたい!伝えなきゃ!という気持ちで、引き続きこの記事を書いています。永久保存版です!!

なゆたネットメンバーにはグサグサ刺さるであろう内容となっていますが、なゆたメンバーでなくても「こういうことを考えている会社なんだな」「ここまで赤裸々に出せちゃう会社なんだな」というのが分かる内容になっていると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください!

応募される方は特に必読です!!


2024年度、なゆたをどうしていきたいのか。

経営理念と、バリューに込めた想い

__24年度のキックオフの時に、なゆたネットの経営理念「時代を超えて生き続ける企業へ」に対して、なんでこれになったんですか?と聞かれることが増えてきたとおっしゃってましたが、改めて経営理念とバリューに対する想いをお聞きしたいです。

池上:『ビジョナリー・カンパニー』(ジェームズ・C・コリンズ、ジェリー・I・ポラス著)の話だよね。経営理念の「時代を超えて生き続ける企業へ」は理想の会社像の1つかな。多分それを目指してない会社はないんじゃないかなっていうくらい名著書なんだけど。そこは多分みんな考え方は一致してるんじゃないかな。いわゆるディズニーとかもそうだけど、会社って「組織」を作ることでもあるけど、「文化」を作ることでもある。で、それに賛同してくれる人たちが集まって、一緒にモノを作り上げるっていう形が1番いいんじゃないかな。今回、キックオフの資料の中に、あえて入れなかったものがあって。『ビジョナリー・カンパニー』の要素の1つに、「カルト的な会社文化を作る」みたいなのがあるんだけど、熱狂的な会社感みたいなやつ。それやっちゃうと、ちょっと宗教感が出ちゃうかなと思って出さなかったんだけど、愛社精神みたいな話で。でも、ディズニーで考えるとイメージできると思うんだけど、自分の会社で働いてるプライドというか、誰かに自慢できるような会社であってほしいなっていうのはある。だからこそ、古いものは捨て、新しいものを取り入れて、今の時代にあった、常に魅力的な企業であり続ける必要があると思ってる。

齋藤:もちろん、人があっての会社で、人を大事にしないといけないなっていうのが大前提であって。あとは、エンコードとか映像事業だけど、その映像っていう事業の軸はぶれないかもしれないけど、やっぱり事業内容自体は変わっていくことが今後、普通にあると思っていて。その時は苦しい時期もあるかもしれないけど、乗り越えていこうと思ったら、やっぱり経営理念やバリューにあるような「オープンマインド」とかの意識がないといけない。今の事業だけにとらわれていたら、多分そこで終わってしまうと思うので、新たなものを常に生み出し続けるっていう感覚がないといけないと思う。それってでも本当に難しいことなんだと思うんだけど。でも、本気で目指すんだったら、やっぱりそういうことが来るもんだと思って、常に次のこと考えて準備していかないといけないかなっていう。
池上:でも、そうですよね。よく言う『何を食うかじゃなくて、誰と食うか』っていうやつですよね。改めて伝えたいことって、もうなんか全部込めちゃってんだよね、バリューの中に。元々は、経営理念とか行動規範っていうのは前社長が作ったもので、今回それをよりブラッシュアップしたんだけど、大事だよねってところはちゃんと残して、ここはちょっとニュアンスが違うかなとか、変えた方がいいなというところは外したり変えたりして作ったから、そこにもう本当に全部込めてる。


__そのブラッシュアップっていうところでいうと、『NAYUTA2.0』プロジェクトという新しいなゆたへ変えていこうという取り組みを昨年度からやっていますが、それについてはどんな想いで立ち上げたんでしょうか。

池上:つい昨日話してたんだけど、まさに「従業員満足度」と「顧客満足度」、両輪で動かないと意味がない。それがちゃんとサイクルになることで、どんどんレベルアップしていく。会社も良くなっていくし、会社を取り巻く環境も良くなっていく。ただ、その回転を始めるイチバン重い最初の一漕ぎ目は、やっぱり「従業員満足度」だと思ってる。1回その一漕ぎが終われば、ある程度勢いに乗れる。だからここ3、4年進めてきたのが、評価制度を変えることもそうだし、組織再編もそうだし、あと報酬制度も変えたし。で、次にオフィスリニューアルしようとか。福利厚生はあんまりうまくいかなかった部分もあるけど、それでも「リモートhq」を入れられたっていうのは良かったし、少しずつ良くはなってきてると思う。
あと、『仕事の働きがい』がやっぱり1番大事なところ。でも、働きがいを見つけるためには、ある程度みんなが成長しないとなかなか見つけらんなかったりするからね。そういう意味では、与えるっていうよりは、引き出すことをどれだけできるかっていうのがこっちの仕事だと思ってる。だから厳しいことを言うこともあるけど、自分で見つけないと、なかなか貰ったもんじゃどうにもなんないですもんね。

齋藤:坂口さんも営業はそんなに興味なかったって言ってたけど、面白みを見つけられたとか、なんかそういう自分では気づかないことって結構あると思うんで、機会があったらいろんなことにチャレンジして、自分はこれ向いてないとかはあんまりこう決めつけないでほしいよね。機会があればやっぱりチャンスだと思って、チャレンジしてみてもらいたい。
池上:なんか意外とね、「好き」と「嫌い」は表裏一体だからね(笑)


こんなにチャレンジできる環境なんて、魅力でしかない

__そういうチャレンジできる環境っていうところはなゆたの強みですよね。

齋藤:そうですね。なゆたでは「やりたい」っていうことに反対してる人は見たことない。それがうまくいく・いかないは別として、まずやってみないと分かんないよねって、チャレンジできる土壌があるのが強みかな。普通はちょっと止められることもあると思うけど、「これは無理でしょ」とかその時どっかでブレーキかけられちゃうこともあるよね。 
池上:だからこそ異動願とかもみんなに聞いてるけど、異動願って聞くと基本的にネガティブに思われることが多いかもしれない。「隣の芝生が~」みたいな話だったりとかね。でももっとみんなから、異動願いは「チャレンジしてみたい」とかポジティブな理由で希望してもらいたい。異動じゃなくても、社内プロジェクトのBlipとかでも全然いい。Blipなら部署とか関係ないからいつでも参加できるし、もっと言うと、グループ会社に1年間異動して帰ってくるとかも全然アリ。悟空みたいにね(笑)新しい発見が必ずあると思う。
僕もクライアント先に常駐に行ってた2年間が、すごいでかかったんですよ。やっぱり別の会社を経験できたっていうのが自分にとってすごく貴重だった。だから、自社にいながらチャレンジできるっていうのは魅力でしかない。あとはそれを踏み出せる勇気が持てるかどうかっていうだけでね。


__確かに他社に常駐も行けるし、グループにも行けるし、グループから来てくれた人もいますよね。Blipの話もちょこちょこ出てますが、Blipを始めた経緯は何だったんでしょうか。

池上:Blipを始めた経緯っていうのは、元々営業部内で、通常業務の中には収まらないものをプロジェクトとしてやろうと考えて始めたんだけど、理由としては、評価のプラスアルファを作りたかったから。通常業務だけだとある一定のところまでしか評価されないよね、っていう。でも、もうちょっと評価されるには、与えられた業務だけではなくて、プラスアルファで何をやったかっていうのが評価になるから、そのプラスアルファを作るために、営業部プロジェクトっていうのを立ち上げた。
最初の立ち上げは本当にそこだけだったけど、やっていくうちに見えてきたことがあって。通常業務じゃないところで、すごく悩みながら進めていることで成長してるようなスタッフをよく見かけるようになって、やっぱり成長のきっかけって通常業務の中にはなかなかないよなって感じてて。
その時にちょうど読んでた本でも、成長するためにはとにかく脳に刺激をどれだけ与えるか、という内容で。どんな仕事も「ルーチン業務じゃないですよ」って言ってても、結局ルーチン業務になる。そうなっちゃうと脳に刺激が来なくなるから、それでは成長は止まりますよと。だから、いつもと違うことをどれだけするか、っていうのが脳の刺激になって、ポテンシャルを上げ成長に繋がると。だから通常業務以外のことを積極的にやっていこうとなった。

今回の組織再編をきっかけに、営業部だけではなくもう全社的な取り組みとしてやるのはどうですかって齋藤さんに提案して、そうしようと。普段使わない能力とか、考え方とか、経験ができるから。別に仕事だけでもなくて、旅行に行ったりとか、行ったことないお店に行くとか、なんでもいいんやけど、さっき言ってた「勇気を持ってもう1歩が踏み出せるか」っていうところにつながるんだよね。


__その1歩にするには、Blipはすごくちょうどいいプロジェクトですよね。1人じゃなくチームで業務外のことをやれる。

池上:そうそう。しかも今はグループとか、部を超えてできるから。いろんな考え方とかに触れて、今まで一緒にやってた人も別のグループになってそれぞれ役割が変わったことで、それぞれ成長の仕方とか考え方も変わって、そういう人と一緒に取り組んでみると、また違った成果になったりとか。


圧倒的な“場数”が成長につながる

__定期的にBlip報告会で各チームから取り組みと成果の発表をしていますが、それはどのように見ていらっしゃいますか。

齋藤:明らかに発表が上手くなったよね。それはすごく思います。それだけでも勉強になってるんじゃないかと思う。みんなお客さんの前でいずれプレゼンとかする時もあると思うから、そういう練習にもなっているんじゃないかなっていうのはありますよね。それだけでもやる価値はある。続けてることで効果があると思うし。今プロジェクトチームが4つありますけど、全てちゃんと機能してる。すごく有意義なものだったし、発表するという場があるというのはすごく意味があっていいなと思う。
池上:そう。発表とかプレゼンってね、この前も言ってたけど、見るのとやるのとじゃ全然ちゃうやんって。見るだけのうちは「なんでこんだけしかできねえんだよ」「意味わかんねえな」みたいなこととか好き勝手言えるけど、やる立場になるとガラッと変わる。
それに、場数っていうのはすごい大事。こないだSlackにも投稿した『センスとは、圧倒的な経験数がもたらす超高速な論理的思考』ていうのがそうで。『幽遊白書』でも仙水が言ってたけど、幽助と何が徹底的に違うかって「場数が違う」んだと。場数が100倍以上違うんだみたいな話をしてて、なんかそれはすごくしっくりきたよね(笑)

__そうですね。みんな発表やプレゼンをやるようになって、場数を踏むことで毎回レベルアップしてる感はありますよね。どういう内容を、どういう順番で話すかだったり、ただ書いてある文字を読むだけじゃなくて、相手に伝わるように噛み砕いて話したりとかっていうのをみんな工夫してるところが、今回すごく見て取れたと思いました。

池上:齋藤さんも、あんまりそういう機会、社内でなかったんですよね?
齋藤:社内で発表するとかはなかったですね。ある程度決まったフォーマットの中で、売り上げ報告くらいはあるけど。グループ会社の中でも、そういう発表やプレゼンするっていう人は多分ほとんどいないと思う。営業はもちろんそういう機会が多いですけど、それ以外の人は機会もそうそうない。
池上:会社のキックオフとか、アカウントプランとかみたいな、業績報告会みたいなやつは、グループ会社どこに聞いてもやってないですよね。
齋藤:やってないですね。アカウントプランはなゆただけです。あとは、期の終わりに打ち上げとかはやってるけど、こういった業績報告会を四半期ごとに欠かさずやってるような会社はそうそうないですよね。


__齋藤さんから見て、なゆたが四半期ごとに業績報告会としてアカウントプランをやっていることについて、どういう風に見てらっしゃいますか。

齋藤:最初、正直驚きました。これだけしっかりやってる会社があるんだっていう。他のグループ会社ってだけじゃなく、世の中の会社でここまでやってるってあまりないんじゃないかなと思いますよ。グループ会社のアイコールだって割と真面目にやってる方だけど、でもこういうものは話にも出たことなかったです。だから刺激を受けたっていうのはありましたね。
池上:アカウントプランで報告するのって、思ってる以上に緊張しますよね。だって齋藤さん、初回とか「めっちゃ苦手」て言ってたし(笑)
齋藤:そう、言ってしまうとあんまり…僕は元々そういうの得意な人間じゃないからさぁ(笑)
池上:常務がそんなこと言っちゃだめですよ(笑)
齋藤:元々は1人でコツコツやってるのが好きなタイプの人間だったから。けど機会をもらったおかげで、苦手なりにも続けてきたら20年経ってたみたいな感じ、ちょっとありますけどね。


__役職がどんどん上になってくにつれて、みんなの前に立つことって増えると思いますが、どう取り組まれてきたんですか。

齋藤:そうですね。最初のうちは、なんか「すげえいいこと言わなきゃ!」みたいな、形にこだわりすぎちゃった部分もあったりしたんですよ。今は「自分の言いたいことをちゃんと言おう」って考えてるけど、そうすると結果時間が延びちゃうんだよね(笑)でもその方が、想いが語れないよりは良いか、って思ってる。あまり中身のない、借りてきた言葉だけ言っても刺さんないよな、ってところもありますね。

池上:アカウントプランをフォーマット化するっていう話も過去に出たこともあるけど、フォーマット化すると逆に面白くないなって。ある程度遊びを持たせてた方が、発表するマネージャーそれぞれのカラーも出るしね。


__私も最近からアカウントプランで発表するようになりましたが、入社してからずっとみなさんの発表を見てきて、マネージャー陣のそれぞれのカラーが発表に出てて面白いなぁと思いながら見てました。全部手書きで書いた資料でやってる人もいたりとか、毎回オープニング映像がある人もいたりとか。自分のグループメンバーに映像作ってもらってて。そういうのが見れるとすごい面白いなと思いますしね。

池上:昔は全員やってたんですよ、全社員。半日くらいかけて全社員にアカウントプランの発表をしてもらうっていう。当時は社員数が10人ぐらいだったからできたんだけど。
齋藤:またやってもらおうか(笑)
池上:でもね、今期は一部の主任陣にも短時間だけど発表してもらおうと思ってるんでね。よりいろんな発表が見れるかなって楽しみもあるし、絶対成長するしね。


__自分が過去に作った前回の資料とかを見ると、あれ、こんなんだったっけ…て毎回思います。それだけ自分も成長してるってことなんですかね。

池上:そう。でも俺なんてそれが10年分ぐらい残ってるんやから、嫌になるよね(笑)
齋藤:そういうのいっぱいやってたら、お客さんとこ行ってやってみようかなって人が出てきてくれたりすると嬉しいけどな。



なゆたネットで私たちと一緒に働きたい人に向けて

指示されるのが嫌いな人が集まってくると面白いよね

__今後共になゆたネットを作っていくメンバーに向けてメッセージをいただきたいんですが、お二人はどういう人を求めますか?

齋藤:まだやっぱり会社としては若いし、成長途上にある会社なんで、会社を作っていく一員みたいな気持ちのヤル気のある人が入ってきてくれると嬉しいかなと思います。実際僕もある意味昨年度が1年目だったみたいなもんなんで。あともちろんね、大変なこととかもあったけど、でも楽しかったなと思ってるんで、同じように思ってくれるような人が増えてくれるといいかなと。

池上:やっぱり、指示されるのが嫌いな人が集まってくると面白いよね。俺とか坂口もそうだけど、逆に指示されても平気な人って、ぶら下がり社員になっていっちゃうというか、受け身すぎるというか。 だから、自分から積極的に勇気を持って動けて、自分の環境は自分で作るんだ!っていうぐらいの意気込みを持ってる人が来てくれると多分楽しいだろうなって。当然ぶつかることも多いし、うまくいかないこともたくさんあると思うけど。でも、頭ごなしにダメって言われることはないから。
それはどっちかっていうと、こっちの実力が足りないというか。説明力がないとか、説得力がないっていう風に思った方が良くて。だから、そういうのをさっき齋藤さんが言ってたことと被っちゃうけど、自分の手で、自分の理想の会社環境を作っていきたい、手に入れたいって思う人は、ぜひ来てもらった方が楽しいことができるんじゃないかなと思ってます。



…ということで、ロングインタビューいかがでしたか?

会社やメンバーに対する熱い想い・考えを伝えられたんじゃないでしょうか。なゆたメンバーはこの記事を何度も見返すことになりそうです…!

なゆたネットを丸裸にしたような今回の企画、すごくやって良かったなと感じています。
実はWantedlyのストーリー記事を書いているのも、Blipのプロジェクトチームの1つであるオウンドメディアチームで企画・構成しています。

オウンドメディアチームでは、会社の魅力を発信し、なゆたのファンを作ることを目標に日々試行錯誤しながら取り組んでいます。採用のミスマッチを防いで、同じ気持ちで一緒にがんばってくれる仲間を増やしたいし、会社のいいところを探して発信していくことで、私たち自身も魅力を再発見できたり、さらにいい会社にしていくために積極的に変えていこう!とモチベーションにつながっています。


そんな、一緒に会社を作っていける仲間を募集しています!
カジュアル面談からでOKです。ぜひあなたのご応募、お待ちしております😊✨


株式会社なゆたネット's job postings
15 Likes
15 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Invitation from 株式会社なゆたネット
If this story triggered your interest, have a chat with the team?