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日本企業で働いた経験を活かし、外国籍エンジニアが活躍する場を増やしたい/キャリアアドバイザーインタビュー

多くのビジネスパーソンが活躍するテックソリューションカンパニーとして、成長を続けてきたビズメイツ

外国籍エンジニア向けの転職エージェント「G Talent」や、グローバルな環境で活躍したいエンジニアを支援する転職サイト「GitTap」などを通じて、外国籍人材と日本企業の双方を支えています。

今回はタレントソリューション事業部でキャリアアドバイザーとして活躍する本田さんにインタビュー。これまでに培ってきたキャリアや、仕事のやりがいについて聞きました。

■プロフィール
タレントソリューション事業部 エージェントグループ:本田 アミヌル
バングラデシュ出身。高校を卒業後、日本の語学学校へ留学。その後、仙台にある大学を卒業し、エアコン部品の販売会社にて海外営業として従事。2016年に人材紹介会社へ転職。その後は、大手人材会社で特定技能派遣のキャリアアドバイザーを務め、2023年6月にビズメイツに入社。

「人×グローバル×IT」を兼ね備えた企業を求めてビズメイツに入社

 ——本田さんの経歴について教えてください。

バングラデシュの高校を卒業後、日本の語学学校へ留学しました。

日本を選んだのは「英語圏以外の言語・文化を学びたい」と思ったことと、国内の経済が安定していて、治安も良い国だと考えたからです。

留学後は仙台にある大学で、異文化コミュニケーションや言語表現、映像表現などの地域ごとに異なる表現文化について学びました。

卒業後の最初のキャリアは営業です。海外の企業へ日本語・英語を使用して、エアコンの部品を販売していました。

その会社では語学力を活かして海外の取引先を増やすことにやりがいを感じており、積極的に組織をグローバル化していきたいという企業姿勢にも共感していました。

その一方で、朝礼で社訓を全員で読み上げるなど、馴染みのない習慣が多々あり、働きにくさを感じていたんです。

次第に物を売る仕事ではなく「日本の企業で働いて感じた文化や価値観を伝えながら、日本で働きたい外国籍の方の就業をサポートする仕事」に就きたいと思い、人材紹介会社へ転職しました。

また、私は英語や、ベンガル語も話せるため、もっとそのスキルを活かしたかったことも転職理由の1つです。

その後、3年ほどリクルーティングアドバイザー(RA)とキャリアアドバイザー(CA)として、介護業界などを中心に外国籍人材の派遣業務を経験しました。

キャリアを積むうちに「もっと規模の大きな会社でキャリアを伸ばしていきたい」「CA専任として今よりも求職者側のサポートをしたい」と思い、大手人材紹介会社へCAとして入社しました。

 ——ビズメイツに転職をしたきっかけは何ですか?

日本で働くバングラデシュ人はIT業界志望者が多いのですが、私が前職の人材紹介会社で担当していた業界が外食業界や介護業界が多かったため、希望とマッチしていなかったんです。そこで「次はIT業界に特化した人材紹介をしている企業へ転職しよう」と考えました。

ビズメイツならば「人×グローバル×IT」のすべてに関わることができ、なおかつ自分の語学スキルとCAとしての経験が活かせると思い、入社を決めました。

IT業界について学びを深め、CAの経験値をさらに高めていった

 ——現在、担当している仕事について教えてください。

ITエンジニアの転職をサポートする「G Talent」でCAをしています。求人媒体を使用して人材をスカウトし、面談を設定。その後、求職者が希望する勤務条件や、今までの職務経験を伺った上で活躍できそうな仕事を紹介します。

「G Talent」を利用している求職者はバングラデシュやインド出身の方も多く、自分の語学スキルも十分活かせています。

本当に、自分の理想とする働き方ができていると感じています。

 ——オンボーディング期間は、どのように過ごされましたか?

1ヶ月目は先輩が設定した面談に同席し、CAが求職者に対してどのようにヒアリングしていくのか学びました。先輩方からは気軽に「同席していいよ」と声をかけてもらえたため、さまざまなヒアリング方法を学べましたね。

求職者の経歴について詳しく聞く方もいれば、これから目指したいキャリアについてじっくり聞く方もいます。そうしたさまざまなアプローチの違いを知り、自分なりのスタイルをさらに確立していこうと思いました。

2ヶ月目からは実際に面談を実施しました。前職もCAとして働いていましたが、IT業界を担当するのは初めてだったため、面談を実施するまでは業界研究や求人内容について理解するための準備に時間をかけていました。

面談ではITエンジニアと対等に話し、時にはアドバイスをするケースもあります。自分自身もITの技術について詳しくなければ「このプロジェクトにはあのスキルが必要」といった判断もできないため、ITについての学びを深めていく必要がありました。

具体的には福利厚生の「書籍購入制度」を活用ながら、参考になる書籍を購入し、必要な用語や知識を身につけていきました。

3ヶ月目からは面談数をさらに増やし、本で得た知識も活かしながら業務に取り組んでいます。面談以外にも人材のリサーチやスカウト業務にも力を入れていますね。

裁量の大きな職場だから感じられるやりがいと責任

 ——ビズメイツに入社してみて、どのような印象を持ちましたか?

かつて大手企業に勤めていたころは上からの指示に従うことが多く、自分のやるべきことが明確に決まっていました。ビズメイツでは1日のスケジュールを自分で考えて管理し、行動しています。非常に裁量の大きな環境で働けていますね。

一方で、仕事へのモチベーションは自分で高める必要があります。

もちろん、成果が出ればモチベーションは上がりますが、常に求職者の希望が叶う訳ではありません。「この会社ならば長く働いていただけそう」とこちらが感じたとしても、すぐに入社が決まるとは限らないのです。また、求職者と企業、双方が納得しなければマッチングが成立しない仕事です。

マッチングがなかなか成立しない時にはモチベーションが下がってしまいそうになりますが、先輩方やチームメンバーに解決策をすぐに相談でき、ケーススタディを学べる環境は非常に助かっています。

ITエンジニアコミュニティを活かし、サポート体制を築きたい

 ——今後の目標についてお聞かせください。

「求職者が希望する就職先へ入社し、活躍できている」。そのような状態が目指せられれば最高ですね。1年後には、毎月安定した結果を出せるようになりたいです。

将来的には、事業部の方向性について戦略を立てる立場として活躍するのも良いですね。これまでに培ってきた日本企業での就業経験と、CAとしてのキャリアが今よりも活かせれば嬉しいです。

そのために目標としているのが、私が所属しているグループのリーダーです。就職決定率が非常に高く、求職者の希望を叶え、長く活躍できる環境をコンスタントに紹介しているため、非常に尊敬しています。

少しでも近づきたくて「どうすれば結果が出せるようになりますか」と聞いたことがありました。その時は「大切なのは、この人にはこの企業を紹介すれば内定が出るだろうという感覚をつかむこと」だと、アドバイスをもらいました。

相手の状況を聞いて理解し、希望条件に近い企業から仕事のオファーが来た時に、すぐ紹介できる関係を築いているそうです。

面談回数を重ねながら「この人とマッチングすれば活躍できそうだ」と分かる感覚をつかんだそうですが、私にはまだつかめていません。さらに面談を増やしていかなければと思っています。

 ——目標達成に向けて、チャレンジしてみたいことはありますか?

ITについての勉強は続けたいですし、毎日の業務もコツコツと取り組んでいきたいです。

そうした努力に加えて、外国籍の求職者コミュニティを大切に育み「今は紹介できないけれど、求人が出たらすぐに連絡します」と言える関係もつくっていきたいです。それが将来、常に結果が出せる状態につながると思っています。

バングラデシュやインド出身のITエンジニアコミュニティのなかで「本田さんは頼りになる」と思ってもらえるように、今よりも成果を出して口コミによる評判を広げていきたいです。

 ——最後に、採用候補者の方へメッセージをお願いします。

ビズメイツは、さまざまな方法で学びが得られる環境です。とくに、私がいつも利用している「書籍購入制度」には、毎月とても助けられています。

勉強熱心な社員も多くいるため、お互いに学び合いながらスキルアップもできます。自分自身が成長するためにプラスになる企業だと思いますし、ワークライフバランスも良いです。休日休暇が取得しやすいため、ストレスなく働けています。

働きながら今よりもさらにスキルアップしたい方には最適だと思います。

取材協力:CASTER BIZ 採用

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