【オフィス移転しました】ワンフロアでコミュニケーション活性化! | conetto
|この度オフィスを移転しました!コネットは事業拡大に伴い、2024年2月にオフィスを移転しました。今回は新オフィスの紹介と先日開催されたオフィス移転パーティーの様子をご紹介します!|新オフィスに...
https://www.wantedly.com/companies/company_8884592/post_articles/892644
2024年10月1日、コネット事業部は株式会社ファイブグループから分社化し、『株式会社コネット』として新たなスタートを切りました。今回は、株式会社コネットの代表取締役として就任した家中さんに、事業部立ち上げ当初からの変わらない想いや今後の展望について伺いました。
家中:今回の分社化は、上場に向けた一つの通過点に過ぎないと考えています。サービス開始から分社化までに3〜4年かかったのは、むしろ遅すぎるくらいだと思っています。
私が株式会社コネットの代表取締役としての役割を果たす中で、威厳のあるトップというよりは、組織全体の方向性を示しつつ、親しみやすい存在でありたいと考えています。
家中:コネットは、2020年のコロナ禍に株式会社ファイブグループの新規事業として立ち上げました。当時は感染拡大防止のための制限やロックダウンによって、多くの飲食店が閉店を余儀なくされ、飲食業界全体が大きく落ち込んでいました。そんな中で、直接的に売上を生み出す部門ではないバックオフィス(コスト部門)として、会社の売上に貢献できる方法はないかと模索しました。
その結果、誕生したのが店舗販促支援サービス『CX STUDIO』と社内情報プラットフォーム『conetto』です。立ち上げ当初、コネットには私を含めて社員は3人しかおらず、オフィスの端にデスクを2つ用意してスタートしました。そこから急成長を遂げ、現在(2024年10月時点)ではアルバイト・インターンを含めてメンバーが34人にまで増えました。昨年にはオフィスも移転し、全員が集まる機会を大切にしています。
また、これからも何より大切にしていきたいのは「現場の人たちを最も大切にする」という精神。これは、ファイブグループに入社した当時から私が掲げている信念です。今後も、飲食業界に限らず、すべてのサービス産業で働く現場スタッフの人たちが最も輝ける環境づくりに尽力していきたいと考えています。
家中:僕のこれまでの経験から言えるのは、「何かを成し遂げるためにはその思いが何よりも重要」ということです。僕自身、さまざまなコンプレックスを抱えていますが、やり遂げたいという強い思いがあったからこそ、今こうして”分社化”という節目を多くの仲間と迎えることができたと思います。
また、ファイブグループが大切にしている「やりがい」や「働きがい」の精神は、株式会社コネットになってからも、引き続き、大切にしていきたいと考えています。「甲斐」という言葉を辞書で調べると、「行動の結果として現れるしるし。努力した効果」とあります。つまり、やりがいや働きがいは、自ら行動し、努力を重ねた結果として初めて得られるものです。株式会社コネットは、メンバーの「やりたい」という思いを全力で応援し、その実現をサポートする会社です。メンバー全員がそれぞれの強みを発揮し、やりがいを持って働き続けられる環境を、これからも提供し続けていきたいと考えています。
家中:「つながり」とは、店舗とお客様、そこで働く人たち、さらには直接関わりのない人々との関係を含む、「社会全体におけるつながり」を意味しています。僕自身、2008年に株式会社ファイブグループに入社した当時、「”楽しい”でつながる世界をつくる」という企業理念に共感しつつも、飲食現場での労働環境や現場スタッフと本社との間に感じる壁など、厳しい現実とのギャップに悩んだ時期がありました。
人は誰しも「つながりたい」という本能的な欲求を持っています。特に日本は、孤独や孤立が大きな社会問題となっています。実際、僕が経験した飲食業界でも、お客様からいただく意見の多くが、コミュニケーション不足が原因によるものでした。その中でコネットは、「人と人とのつながり」をただシステムサービスとして提供するだけでなく、自らが率先して動き、周囲を巻き込んでいく存在でありたい。そんな想いで「実装する」という言葉を選びました。
僕たちがこのミッションを実現することで、飲食業界のみならず、日本社会全体が「つながりに満ちた」状態になり、社会全体がより良い方向に進むことを目指しています。
家中:そうです。最初に考えたのは、飲食や美容、小売企業向けの店舗集客オールインワンサービス『CX STUDIO』でした。現場スタッフとお客様とのアナログなつながりを強化することで、顧客満足度を向上させ、「またこのお店に来たい」と思ってもらえるようにすることが目的です。その結果、リピーターが増えるという流れが生まれます。僕の「現場を最も大切にする」精神を、コロナ禍でお客様が店舗に足を運べない状況の中でもテクノロジーを駆使して実現したいと考え、このサービスが誕生しました。
その次に目を向けたのが、社内での「つながり」です。飲食企業の従業員数は、アルバイトを含めると一般企業よりもはるかに多く、従業員の大半がアルバイトということもよくあります。実際に、従業員とのコミュニケーションツールを導入する際、登録人数に応じた課金制のサービスが多く、コストが膨大にかかるため、社員だけで導入するケースが多くなります。しかし、従業員のほとんどがアルバイトの飲食企業ではこれだと意味がないと感じました。そこで、アルバイトを含む全従業員がつながれるコミュニケーションツールを作ろうと思い、誕生したのが全従業員とつながる社内管理プラットフォーム『conetto』です。
『conetto』の最大の特徴は、LINEと連携したシステムである点です。普段使っているLINEと連携することで、QRコードを読み込むだけで簡単に登録ができ、店舗スタッフも参加しやすくなります。会社や店舗アカウントを通じて、特定の人と簡単かつ安全にやり取りすることが可能です。また、利用する従業員数に関わらず固定の定額料金で提供されるため、業界最安値で利用いただけるのも大きな特徴です。特に、多店舗展開する飲食業や多くの従業員を抱える美容・エステサロンにとっては大きなメリットだと思います。
機能面では、これまで書面やメール、電話などで煩雑だった従業員への連絡をLINEで一斉送信ができるほか、社内アンケートを実施することも可能です。これにより、現場の課題を把握したり、チームワークを強化するなど、従業員の「働きがい」を高める施策を行っています。
この『CX STUDIO』と『conetto』の双方を活用することで、店舗内外のコミュニケーションが活性化し、現場の「つながり」がより強固になることをコネットは目指しています。
家中:『CX STUDIO』と『conetto』の2つのサービスを通じて、店舗で働くことにやりがいを感じ、楽しいと思う人が増えてほしいと願っています。そうなることで生産性も向上し、最終的には現場スタッフの報酬アップにもつながります。飲食店や美容・エステサロンをはじめとする店舗で、より多くの人々が働くようになり、サービス産業の慢性的な人手不足が解消されることが最終的な狙いです。日本の強みである観光産業を活性化するためにも、店舗ビジネスの成長は不可欠だと考えています。今後は、多言語対応の翻訳機能を強化し、訪日外国人観光客へのサービスもさらに向上させたいです。
また、将来的には『CX STUDIO』と『conetto』を業界全体の人材育成に活用し、従業員のスキルをスコア化して評価できるシステムも構築できたらと考えています。具体的には、お客様からのアンケート評価をもとに、スタッフの接客や技術、集客力などの個人スキルを数値化し、レーダーチャートなどで可視化するような仕組みを作りたいです。適切なスキルを持った人材を正当に評価し、採用しやすくなる環境を整えたいと思っています。挑戦したいことはまだまだ山積みです!
家中:新たなスタートを切った株式会社コネットは、これからもリラックス・ラフ・ハッピーな雰囲気を大切に歩んでいこうと思っています。私たちが掲げるミッション『つながりに満ちた社会を実装する』に共感し、強みを活かしながら一緒に働く仲間をお待ちしています。ぜひ一緒に会社を成長させましょう!
▼コネットでは、一緒に働く仲間を募集しています!