「名前を名乗らなければ、日本人だと思われることがほとんどなんです。」 そう笑って話すのは、株式会社篤月の最年少社員・高小雅(こう しょうや)。 彼女は中国生まれながら、6歳から日本で育ち、日本語はネイティブレベル。読み書きに課題がある中国語を“勉強中”と語る姿には、二つの文化を生きる彼女らしいギャップと、今の自分に甘えない芯の強さが見える。
現在、急成長中の中国SNSマーケティング企業・株式会社篤月で、営業を中心に人事・広報・マーケティングなど幅広い業務に挑戦する彼女の歩み、そして、彼女が掲げる「年収1000万円」の目標に迫る。
「DYM仕込みの"超実戦型YESマン"】 」
高が社会人としてのキャリアをスタートしたのは、広告代理店・株式会社DYM。 いわゆる“超体育会系”な文化で知られ、1年目から毎日テレアポ・残業が当たり前な環境だ。
「でも残業とか、ぜんぜん気にしてなかったです。というか、気にする余裕もなかった(笑)」 DYMでは3ヶ月に一度の数字報告会が実施される。 高は、1年目の第2・第3クオーターにおいて、新卒内で売上2位・営業利益1位を記録。 「数字がすべて」の世界で結果を出すことができた。
「めちゃくちゃ運が良かったんです。大きい案件が舞い込んできて」 と謙遜しつつも、圧倒的な実行力と、言われたことは120%やる姿勢。 その“YESマン精神”こそ、彼女の武器だ。
「中国SNSマーケティングとの出会い」
広告業界で成長を重ねる中で、「もっと大きな企業と仕事がしたい」という想いが芽生え始めた。 電通や博報堂、サイバーエージェントといった“頂点企業”がひしめく業界において、ベンチャー企業からその壁を越えるにはどうすればいいか—— そんな時に出会ったのが、現・代表である陳だった。
「初めて会ったときに思ったんです。“この人、DYM時代の自分とすごく似てるな”って」 共に同じ土壌で育ち、結果を出し、そして自ら起業して中国SNSの最前線で戦う代表の姿に、強く惹かれた。
「この人と一緒に仕事をしたい」 そう直感した。 そしてもう一つの理由が、今伸び盛りで誰もがまだ手を出せていない、“中国SNSマーケティング”というフィールド。 「このタイミングでこの分野に飛び込めば、代理店ではなく“ベンダー側”に立てる。しかも、大手案件にも関われる。」 彼女の決断は早かった。
「入社後、毎日が新鮮だった」
入社直後から、彼女は代表直々の元で営業スキルを叩き込まれている。 その一方で、営業だけではなく、人事や広報、マーケなど、多様な業務も兼任する。
「広報で企業紹介の記事を書いたり、採用周りを担当したり。 毎日、自分の知らない世界に触れている感じです」
ひとつの職種に閉じこもらない。 本人の適性や興味、そしてやる気をもとに、どんどん新しい仕事が任されていく環境。 彼女にとって、毎日が“アップデート”の連続だ。
「中国語、営業、そして仲間」
彼女がこの会社に感じているもう一つの魅力は、「語学と営業、両方を同時に学べる環境」だ。
「中国語の読み書きはまだまだだけど、社内にはネイティブの仲間がいるので、毎日自然と耳が慣れていくんです」
また、社員同士の関係性も非常に近い。 「正直、仕事でつらいこともあるけど、みんな仲がいいからご飯行ったり、ドライブ行ったり。リフレッシュできる環境があるんです」 彼女の表情から、“仕事が楽しい”という実感が滲み出ていた。
「掲げる目標は【年収1000万円】」
今の彼女の目標は、はっきりしている。 「年収1000万円を達成すること」
まだ社会人2年目だ。 一見、大きすぎる目標にも思えるが、高にとってはごく自然な目標だという。
「DYM時代の先輩たちが、夢は大きく持てっていつも言ってたんです」 努力すれば届くという確信がある。 そして、その環境が篤月にはある。
「最後に」
「中国SNSマーケティングって、まだ誰も正解を持っていない世界なんです。 だからこそ、今このタイミングで飛び込めば、未来の“当たり前”を作れる立場になれる。」
圧倒的YESマン。性格が “男より男らしい”と言われるほどの負けず嫌い。
その彼女が、今まさに広告業界の中で新しい風を吹かせようとしている。
彼女のように、 「若くても本気で稼ぎたい」 「中国SNSのど真ん中でキャリアを積みたい」 「誰よりも成長して、実力で認められたい」 そんな人には、これ以上ない環境が、篤月にはある。