――自己紹介からお願いします!
プロダクト開発統括2部の、業務アプリケーションチームに配属となっております永井と申します。新卒1年目です。よろしくお願いします。
――よろしくお願いします。まず、プロダクト開発統括2部は何をする部署なんですか?
プロダクト開発統括一部は大まかにto C向けのサービスを作っております。例えば、chocoZAPのランディングページだったりとか、chocoZAPのアプリを作っていたりをしています。
翻ってプロダクト開発統括2部で言うとto C向けというより"to社内向け"という感じです。
例えば社内の業務の自動化できそうなところを自動化したり、業務改善のところがメインになっています。
――具体的にどんな業務にあたっていますか
いま配属されて3ヶ月ぐらいなんですけど、まず配属されたチームで研修を受けた後に、 いちばん最初に取り組んだものとしては、チケットの管理です。
chocoZAP事業のセルフメンテ会員と言われる方々や、フレンドリー会員と言われる方々には、例えば店舗を掃除するとかお手伝いしてもらうときに、会員様向けに大量にタスクチケットを発行して、タスクを受け取って仕事をしてもらうんですよ。
そのチケットサービス自体がもう会員様が増えてどんどん容量が圧迫されていってしまっていて、そのままだとそのサービスの挙動が重くなってしまうってところがあったので、整理をするような仕事です。実際にはAWS Lambdaを用いました。
――3ヶ月でそれは非常に大事な仕事ですね!
またもう一つ、大きくやっていることがあります。ライザップはボディメイク事業があるんですね。そちらのトレーナーさんが使っているマニュアルの量が膨大で、内容を検索したり調べたりするのが難しいんです。
そこでこの問題を解決するためにAIチャットボットサービスを自分のチームでは提供しています。
という感じでチケット整理と、AIチャットボットのことが主な業務内容です。
――入社したきっかけがありましたら教えて下さい
入社したきっかけとしては大きく二つあります。
一つめは、私が大学生のときにヘルスケア事業をやっている会社でインターンさせていただいたことがあって、そこでヘルスケアをITウェアラブル端末で管理するアプリケーションの開発に携わっていました。
IT × ヘルスケアというところが、chocoZAPにまさしく当てはまるじゃないですか。自分の過去やっていたこととすごく親和性高いなって思って、RIZAPを受けるきっかけになりました。
――それはめぐり合わせのようなものですね!
もう1つの理由がやっぱり理念共感があります。ライザップの社訓は「『人は変われる。』を証明する」じゃないですか。自分自身、いろいろな失敗とか挫折を繰り返してきた人生だったんですよ。
でも、その度に自分を応援してくれた方々もいましたし、何より自分がまだ変われるっていう可能性を信じて頑張って乗り越えてきたところがありました。
――そうですね。自分一人で変わりたいと思ってもなかなかできませんから、そこでお手伝いできるのは嬉しいです
それを会社の事業として応援したいっていう理念ってすごくいいな!って思ったんですよ。
自分もここで変わりたいし、これまで変わってきたっていうその熱意を、この会社では発揮できるんじゃないかなっていうところに理念共感があったと思います。
リモート環境でだいじなのはITスキルよりコミュニケーションの場の設計
――話は変わるのですが、ライザップグループはリモート環境が整っていると伺いました。活用できていますか?
そうですね。まずリモート環境についていうと、私は出社を1ヶ月に2、3回ぐらいしていて、それ以外はほとんどリモートワークをしています。
自分の家だと好きなだけ自分の働きやすいように環境を整備できるってところがすごくいいなって思って。モニターなどの機材とか。そういった恩恵を実感しながらリモートはできているかなって思います。
――リモート環境で同僚とどういったコミュニケーションをとっているかについて教えてください!
やっぱりコミュニケーションが取りづらいんじゃないかという問題はあると思うんですけど、この点は自分のチームは解消されてるのかなと感じています。
teamsをつかって夕会という進捗報告だったり、コミュニケーションの場があるっていうところが一つあります。
あとはそうですね、チーム関係なくプロダクト開発統括2部は新卒が4名配属されてるんですけど、その4名でコミュニケーションを取ることを意識しています。
今取り組んでいること、課題に感じていていることから、週末何やったというようなところまでを話し合う、朝会みたいなことを1週間に1回1時間ぐらい設けています。
コミュニケーションの場を意識して整えることは絶対で、そちらがうまく機能しているように自分の部署では感じます。
――家で仕事を1人でするわけじゃないですか。困ったなというときにどういう風に助けを求めますか?
そうですね。そういった面ではすごく助けを求めやすい環境があります。
例えばここ困ったなとなったときは、私がいまメンターしてもらっている先輩がいるんですけど、teamsで先輩に「ここなんですけど教えて下さい」みたいな感じでそのスクリーンショットと一緒に送るんです。
すると先輩方が自身のプロジェクトがあるにも関わらず「今から話せますか」と言って、すぐ電話かけてきてくださるんですよね。
すごく丁寧に教えてくださって。なので、そのあたりはあんまり不安に思ったことないですね。
――よかったです、よく困りますもんね、仕事してるとき
そうなんですよね。
作業が孤独にならないよう、スピード感がありながら密なコミュニケーション
――仕事の場面ではどういったフィードバックが来たら嬉しいですか
そうですね、チームの中のフィードバックで言うと、自分が作ったものがちゃんと動いているというのを見ると嬉しいですね。
例えば「課題削除が順調に進んでますよ」「だんだん容量に余裕ができてきましたよ」という報告を上長から聞いたりすると、作ったかいがあったなと思います。
――いろいろな企業でエンジニアの採用をしていると思いますが、 ライザップテクノロジーズでエンジニアとして入ってよかったなという点が聞きたいです
まず何より人が良かったということですね。同僚だったり、上長の方だったり先輩の方々のすごいフォローが手厚くて。
フォローが手厚いのはもちろんあるんですけど、私がこうこう考えているんです、ということを、新人だからと言ったことを切り捨てるんじゃなくて、ちゃんと聞いてくださるんですよ。
「それってこういうことだよね」みたいな、私の意見を汲み取って、なおかつアドバイスしてくださるというのは、器が広くないとできないじゃないですか。そういうところで、本当に人がいいのを感じますね。
ITのエンジニアで働くと作業が孤独になっていっちゃって1人で抱え込んじゃうんですけど、先ほど言ったように、「ここもわからないんですけど」と言ったらすぐ手を差し伸べてくれるんです。
そこはすごく手厚いんだなっては思います。
――では逆に苦労していることはありますか
いま苦労していることは、コミュニケーションはやっぱり改めて難しいなというところですね。
エンジニアってコミュニケーションがいらないと思われがちだと思うんですけど、そんなこと全然ないんです。
例えば事業部の方に目的とするユーザーの要望があったり課題があったりするとします。
その話を聞いて、 どういったものを作るべきかとか、どういったことまで想定しないといけないかっていうのを考えなきゃいけないんですけど、それが向こうの考えるものとフィットするかっていうコミュニケーションもあったりとか。
自分の話で言うと、やはりその上長から降りてきた案件に対して、自分が理解してるところと上長が考えていたところが違ったというときに、コミュニケーションをしてすり合わせないとずれていくということが、 いま直面してる課題だなって思っています。
――コミュニケーションは大事ですよね。技術だけじゃダメで。
そのライザップは変化が激しいというか、どんどん新しいことにチャレンジしてく企業だからこそ、意思決定の変化のスピードは速いんです。
そこについていくためにちゃんと要点を抑えていかなきゃいけないし、 そこのコミュニケーションはめちゃくちゃ大事だなって自分では思いますね。
――なにかスキルがあってもそれだけだとだめで、それを説明するときのコミュニケーションもとても大事だっていうことですね
説明するコミュニケーションもそうですし、相手の要望を受け取るコミュニケーションあります。
新しい技術をキャッチアップすることで、できること・やりたいことが広がる
――では、仕事でここが面白いな、達成感があるなというところがあったら教えてください
やりがいの観点で言うと、大きく二つあります。
一つは 今自分が使っている技術がAWSなのですけど、 AWSは世界でも広く使われている技術で、それを新卒1年目からその実際の案件ベースで触らせていただいているところです。
それで、 そういったものを研修も通して学んでいけるというところは、自分のエンジニアの力として身についているなというのは実感があります。
また、AWSサミット(AWSのカンファレンス)やAWSのセミナー(オンライン・対面)といったイベント参加できるのも魅力です。
さきほど言ったAIチャットボットでいうと機械学習を使うとか、そういった最先端のものを使えるところがやっぱりプロダクト開発統括2部は幅広さかなと思います。
バックエンド、フロントエンドにとらわれずに、そういった技術に触れるっていうのは、私が所属しているプロダクト開発統括2部の面白さでしょう。
――最先端の技術に触れているのは、どんなところが楽しいんですか?
最新のものを使って新しい技術をキャッチアップしてるというのは、これから先自分がエンジニアとしてやってくときに、糧になるという感じがします。
またそのおかげで、新しくこういったことができるんじゃないかというふうに、考える幅が広がったりとかするところが楽しいですね。
――二つめのやりがいは何でしょう?
二つ目は、例えば社員の方々だと、chocoZAPは勢いがあるのでやることは日に日に増えていってるんですよね。
日に日に増えている業務の中で、 クリエイティブに考える部分と、単調な作業の部分があります。
この二つでいうとどうしても単調作業の部分に時間を使ってしまうという課題がありますよね。
そこをプロダクト開発統括2部はITの力で短くしていって、もっとクリエイティブな時間を増やしていけるようにする。
すると、周りの人たちが生き生きと働ける環境を力で手伝っていけるという気持ちにもなれますし、自分たちの仲間を自分が助けるんだっていうやりがいはすごくありますね。
――わかります、会社の潤滑油的な存在に誇りが持てるというところですね
そんな感じです。自分の仲間を助けてる感がすごくあると。がんばっている人を応援できる部署だといいです。
――今後のキャリアプランはどう考えていらっしゃいますか
今後のキャリアプランとしては、 まずはもう何より直近のことで言うと、設計だったり開発だったりのスキルを高めて一人前のエンジニアになりたいです。
それと、 自分自身はエンジニアにとどまらずに、そのエンジニアリングと企画、両方回せるような人材になっていきたいなって思っています。
――そういうリーダーになってみたいということですね。最後なのですが、どんな人と一緒に働きたいかを聞かせてください!
どんな人と一緒に働きたいかというと、新卒採用サイトにも書かれている通り必要なのは「圧倒的な寄り添い」「実行力」「徹底して考え抜く力」だと思っていいます。
というのを今のプロダクト開発統括2部の部署に落とし込んで考えると、やはりまず「圧倒的な寄り添い」がないといけません。
私の部署のお客さん、ユーザーは社員の方です。日々ルーティンワークだったり、単純な作業の繰り返しみたいなところで、社員の要望、課題に対して、それを自分ごとのように捉えられるようにしたいですね。
その人の業務を想像して、ここ辛いよなとか、めんどうくさいよなってなって。だからこそ「ここ変えようよ」みたいな寄り添える姿勢を発揮できる方っていうのは、 プロダクト開発統括2部では特にほしいところかもしれません。
――作業の繰り返しを問題として捉えるんですね
そうですね。次に二つ目の「実行力」に関してです。
私の部署で言うと、最終的には一つのプロダクトに対して、自分で相手の社員の要望・課題を聞いて、要件定義を行って、設計、製造テストまで行っていくんですよね。そういったところをやり通す実行力。
途中途中で手戻りが起こったりとか、要望が違ったりとかするんですよ。こちらが最善を尽くしていても、そうなったときに、ちゃんとどんどん実行していける力というのは大事だなと思います。
最後に「徹底して考え抜く力」のところで、社員がここに問題あったりとか、要望があるってところに対して、その社員がどのようにあるのが理想の姿なのかとか、それに対してITはどういった風に寄り添えるかを考え抜く力がいりますね。
ただただ相手にこういうことを変えてよって言われて鵜呑みにするんじゃなくて、そこを考え抜く力っていうのは大事だなと思います。
「圧倒的な寄り添い」「実行力」「徹底して考え抜く力」を大事にしたい方、待っています!