――自己紹介をお願いします!
RIZAPテクノロジーズのプロダクト開発統括1部に所属している梅田と申します。
( RIZAPテクノロジーズ株式会社は、RIZAPグループのDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するために設立されたテクノロジーカンパニーです。2022年6月に設立され、アプリやサービスの開発、ECサイト運営の内製化を進めるとともに、データドリブンな事業改善に取り組んでいます。 )
私が新卒でRIZAPに入って、いま社会人5年目になります。もともとは総合職で入社をしたので、最初の2年間は通販事業などぜんぜん違う畑でやっていたんですけど、途中で縁あってエンジニアにジョブチェンジしました。
いまは、chocoZAPのモバイルアプリがあるんですけれども、それのバックエンド開発をメインで担当しています。
――具体的に現在どのような業務をしていますか?
そうですね、バックエンド開発……と一口に言ってしまうとわかりづらいですよね。最近の業務ですと、chocoZAPのモバイルアプリの中に店舗検索の機能がありまして、その裏側を担当しています。
chocoZAPのアプリでは、いろいろな条件で店舗を検索するとどこに店舗があるのかをマップに表示しつつ、その店舗は今どれくらい混雑度があるのかとか、その店舗の詳しい情報などが見られたりします。
――裏側でデータを扱っているんですね
はい。それで、ユーザーが見るいわゆるUXの部分はモバイルアプリチームですとかフロントエンドチームがやるんですけど、バックエンドチームはどちらかというと裏側、店舗のデータベースを取り扱っています。
データベースというのは例えば、ユーザーが今いる位置情報、移動経路情報をもとに、その周辺の店舗はどこかという検索をかけつつ、 じゃあセルフエステがある店舗、何々がある店舗みたいな絞り込みをかけてデータを集計するんです。
――なるほど。ユーザーや店舗の情報を整えてフロントエンドに渡す、ということでしょうか
はい。該当の店舗と必要な店舗情報をデータベースから引っ張ってきて、 モバイルアプリを表示できるようにそのデータをモバイルアプリチームに返すAPIの開発をおこなっています。
まとめると、基本的にはアプリに表示するような情報を裏側で集計して、フロントに渡してあげるっていうようなAPIの開発が主な担当になります。
デジタルとリアルの融合 いまRIZAPでエンジニアとして働く魅力
――RIZAPテクノロジーズに入社して、途中でエンジニア職にジョブチェンジしたと伺っていますが、その理由をおしえてください
そもそも、以前の総合職の部署にいたときから、エンジニアリングとかプログラミングとかに興味があったっていうのがあります。
プラス、会社がDXに注力していこう、chocoZAPの新規事業を盛り上げていこうというタイミングでした。
――環境や時流があったのでエンジニアにトライしたんですね。では、実際にRIZAPでエンジニアとして働く魅力はどこにありますか?
デジタルだけが強い会社というのはたくさんありますが、リアル店舗がある強みがRIZAPにはあります。chocoZAPの店舗でお客さんとの接点を持っているっていう強みがあって、そこにITの技術を乗せていく。
それを両立しながらここまで事業を拡大させている会社はいくつあるか、というと、ほんとに数える程度しかないですよね。デジタルとリアルの融合をうまくやって2軸で事業をやっているところがRIZAPで働く魅力なのかなと思います。
――デジタルとリアルの融合がRIZAPで働く魅力のひとつなんですね
はい。あとRIZAPはいま本当にスピード感持ってガンガン成長しています。そのスピード感で自分のスキルも伸ばしていく経験ができるってところが魅力です。
そういうものを感じて転職はせずにRIZAPでエンジニアにジョブチェンジしたというところです。
――働く環境をお尋ねします。実際働いているとき、チームとのコミュニケーションはどのようにしていますか?
そうですね、環境としては基本はフルリモートです。メンバーと会話をするときはSlackを使ってテキストベースでコミュニケーションしたり、ビデオ通話でミーティングをやったりです。
普段プログラミングしていて「ここどうやって組むんだろう?」みたいなことで悩んだときには、Slackに気軽に作業の悩みを相談するチャンネルがあって、そこで気兼ねなく聞けるので不安はないです。
――ちなみにいま、チームのメンバーは何人くらいの環境で働いているんですか?
部署全体で業務委託含めて50人を超えています。バックエンドチームとしては大体10人弱ぐらいのチームで開発をしています。
雰囲気で言うと、すごく仕事しやすい、いい人ばっかり、です! というのも、上長がこだわって採用しているというのもあります。
――どういったこだわりがあるのでしょう
いい開発をするにはどうするかというと、難しいアルゴリズムを組めるとかスキルの話ではなくて、やっぱりコミュニケーションがきちんと取れることが大事なんです。どういう要件か、どういう仕様にするのかということを細かにコミュニケーションを取るのが大事です。そういうことができる人を採用するのがこだわりなんだと思います。
若手のうちから最前線で働き、スキルも磨いていける良さ
―― 改めて、RIZAPテクノロジーズに入社してよかったことはなんですか?
そうですね、若いうちから主力事業の最前線で働けることがいちばん良かったところです。
それこそ私がエンジニアにジョブチェンジして最初にやった業務がchocoZAPのブランドサイトの立ち上げだったんです。当時はchocoZAPのホームページすらなかったので、そのホームページの立ち上げからしました。
ホームページを作ること自体別はそれほど技術的には難しいことではありません。 ただ、そのキャンペーンの規模が大きく、非常に多いアクセスがあるようなページだったんです。
それだけ多くのユーザーの目に触れるもの、ユーザーへの影響が大きいものに若手のうちからガンガン触れるっていうのがいいところですね。
――ユーザーの規模が桁違いなのもRIZAPの特徴ですね
はい。あと事業会社なので作って終わりじゃなく、作ったものに対してじゃあユーザーからどういうフィードバックがあったのか、どういう反響があったのかっていうのが、もちろんデータとしても声としても見られます。
――仕事に対してこういう反響をもらったから嬉しいなというと、なにかありますか
そうですね。基本的に何かしらユーザーに影響があるものを作っているので、フィードバックはたくさんあります。
例えば以前はカラオケのある店舗っていう絞り込みができなかったんですよ。それをちゃんと開発して絞り込めるようにした。すると「使いやすくなった」って声をいただけて、それがうれしいです。
――ポジティブな反響はうれしいですよね!
あとABテストとかをやったりするんで、そのABテストでなんかAパターン、Bパターンを作って、Bパターンの方が反響良かったっていうことがあると、純粋にユーザーがどっちがいいと思ってるのかというのをリアルに感じられますね。
とはいえ、何かしらのフィードバックがある状態で働けるってのが1番やりがいですね。それが良くも悪くも。良い声でも悪い声でも。
――では、エンジニアとして働き始めてからついた能力など、成長にまつわるエピソードを聞かせてください
そうですね。もう日々成長してるなっていう実感はあります(笑)本当に私はまったくエンジニアのスキルゼロの状態から始めたんですけど、研修とかサポートとかがすごく手厚いんですよ。
エンジニアの基礎の基礎とか、そもそもの考え方とか、そういったところから叩き込まれるので、ほんとうにスキルゼロの状態からでもだんだんできるよう成長できると思います。
私は経験が浅いながら今バックエンドでやっていますけど、ほかのバックエンドのエンジニアの方と対等にコミュニケーションできて、会話もできていますし、エンジニアとしての成長もできているかなと思います。
――スキルについては手厚いサポートがあるのですね。ほかに成長を感じたことはありますか?
エンジニアはコードが書ければオッケーかというとそうではないんです。例えば、ある開発をしてユーザーにとっていいだろうけど、工数がこれだけかかることによる費用対効果がいいのかどうかを考える必要があります。
そのプロジェクトマネジメントや企画目線だと、実際にどれぐらい工数がかかるのかとか、どれぐらい手間がかかるのかっていうのは見えない部分になるんです。
――エンジニアの視点での見積もりが大切なんですね
はい。それをエンジニア目線で感じ取って「いや、これやらなくてもいいんじゃないですか」「これは逆にこういうやり方をしたらもっといいんじゃないですか」という風に提案する必要があります。
チーム全体として、そのどういう価値をユーザーに届けられるという目線を常に持って働くことがエンジニアに求められるかなと思います。身につけるのは技術的なスキルだけじゃなくて、ビジネスマンとしてのスキルと言ったらいいのかもしれません。
ユーザー視点で考えRIZAPと共に成長していきたい人、来てください!
――キャリアプランについて何か考えていることや、思い描いていることはありますか?
私はあまりゴリゴリにキャリアプランを考えていくタイプではないんです。ほんとうに目先のことをがむしゃらにやっていくようなタイプなので。
ただエンジニアとしてのスキルもどんどん磨いてきますし、人間的なスキルとかも磨いてきます。加えて、もともと自分がその 企画側というか事業部側にいたのもあって、自分がただ単に開発するだけじゃなくて、そもそもプロジェクトに対してどういうことをやっていった方がいいのかを考えたいです。
――開発の上流側もチャレンジしたいということでしょうか
そうですね。今は要件定義されたものが降りてきて、それをどう設計するかという開発の下流側の役割が多いですけど、少しずつ上流側にも1歩足を踏み込んでいきたい、という思いがあります。
そもそも要件定義をどうするか、企画をどうするのかというところも入っていって、ひとことで言えば仕事における自分の幅を広げていきたいと思っています。
――最後の質問なのですが、どんな人と一緒に働きたいかを聞かせてください
それで言うと大きく2つあるかなと思っています。1つが成長志向です。RIZAPは今ガンガン成長していく、すごいスピード感を持ってやっていく会社なので、それに合わせて自分自身が成長していくと思っている方が向いているんじゃないかなと。
じっさい新卒でもエンジニア未経験で入った方もたくさんいるんですけど、経験あるかどうかというよりかは、成長志向で入社してから周りの人を見習いながらガンガン成長していけるかどうかというところが求められるかなと思います。
――たしかに成長やスキルアップしたい若手にいい環境だと思います
そうですね。もう1つが、ユーザー目線、ユーザーファーストで考えられるかどうかっていうところです。
受託開発だったらユーザーのこと考えなくていい……と言ったら言い過ぎですけど、 RIZAPは事業会社としていかにいいサービス、プロダクトをユーザーに届けられるかどうかという視点を持てるかというところです。
私に関して言うと日頃の業務からもそういう話をしたりするので、ほんとうにユーザーは嬉しいの?とか、どこまで費用対効果あるの?とかの話もふだんのミーティングでしたりするので、ユーザーにとってどういういい価値が出せるかっていうことを考えられる人が向いていますね。
難しいアルゴリズムとか複雑なシステムとか作って満足っていう人じゃなくて、そういう成長志向の方とユーザーファーストで考えられる方っていうのが向いていますし、自分もそういう人と一緒に働きたいなと思います。