内定者が聞く、RIZAP IoT統括部のリアル【後編】 | RIZAPグループ株式会社
── 無人店舗を支える仕事のやりがいと、目指す未来 後編では、IoT統括部で働く中で感じるリアルな苦労ややりがい、そしてこれからの展望についてお話を伺います。 正直しんどいこと、それでも続けられ...
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── 1年目エンジニアが語る「なぜRIZAPを選び、何をしているのか」
こんにちは。2026年4月に入社予定の濱です。
今回は、私が配属予定の IoT統括部 で実際に働く先輩社員、2025年新卒入社のエンジニア・宮本智夏さん にお話を伺いました。
RIZAPと聞くと「フィットネス」のイメージが強く、エンジニア職とは少し距離があるように感じる方も多いかもしれません。
しかし、RIZAPテクノロジーズでは、chocoZAPの急成長とともに、テクノロジーでサービスそのものを支える挑戦が広がっています。
前編では、宮本さんがRIZAPを選んだ理由や、IoT統括部で実際にどんな仕事をしているのか、そのリアルを伺っていきます。
(※IoT=物理的なデバイスがインターネットを介して通信し、データをやり取りする技術)
濱: まずは自己紹介をお願いします。
宮本:こんにちは。RIZAPテクノロジーズ株式会社 IoT統括部の宮本智夏です。2025年に新卒で入社しました。
学部ではWeb系の開発を中心に学び、ゼミではモーションキャプチャーを題材とした研究に取り組んでいました。画像処理・映像処理分野を軸に、AIを活用した解析や分類などを行い、学生時代は画像・映像処理系の技術に重点的に取り組んできました。
なぜRIZAPテクノロジーズを選んだのか
濱: 宮本さんがRIZAPに入社しようと思った理由を教えてください。
宮本: きっかけは、就職活動中に参加した RIZAPテクノロジーズのフロントエンド3daysインターン でした。
インターンを通して、技術面だけでなく、社員同士のコミュニケーションや仕事への向き合い方に強く惹かれました。実際に取り組む中でも社員の方々がとても手厚くサポートしてくださり、「一緒にサービスを支えていく」という文化を肌で感じることができました。
RIZAPテクノロジーズのエンジニアは、単にアプリを作る存在ではなく、サービスそのもの、そして一緒に働く仲間を支える存在だと感じています。
情報系に特化した学部出身ではなかったため、エンジニアとしてやっていけるのか不安もありましたが、この環境なら支え合いながら成長していけると感じ、入社を決めました。
濱: 入社前に抱いていたイメージと、実際に働いてみて感じたことにギャップはありましたか?
宮本: まず感じたのは、本当にいろいろな人がいるということです。バックグラウンドや考え方が多様だからこそ、さまざまなアイデアが生まれ、それをもとにプロジェクトが進んでいく環境だと感じています。
IoT統括部では、技術的な課題だけでなく、ビジネスサイドからの要望も踏まえながら、自分が主体となってプロジェクトを動かす場面も多くあります。
やることは多く、正直大変な部分もありますが、その分、幅広いことに挑戦でき、毎日新しい経験ができる点に楽しさを感じています。
濱: 入社前に想像していた以上に、個人の裁量が大きい環境なんですね。
濱: 学生の立場だと、IoTの仕事はどうしてもイメージしづらい部分があります。実際には、どんな流れで業務が進んでいるのでしょうか?
宮本: IoT統括部の特徴は、企画から検証、展開までを一気通貫で担うことです。
まず、店舗で発生している課題を洗い出し、IoTで解決できるもの・できないものを整理します。その上で、センサーやレーダーなど複数の選択肢から最適な手段を検討し、コストや実現性を試算します。
・企画が承認されると、
・自宅などでの小規模検証
・実店舗での検証
・全国展開の判断
という段階を踏んで進めていきます。
実店舗での検証では、センサーの設置位置や高さ、検知距離の確認に加え、電気工事の要否や機器の保護方法など、運用面まで含めて細かく検証します。
また、マシンカウントの取り組みでは、センサーの開発から内製で行っており、約4万回の稼働テストを実施しています。ハードウェアだけでなく、そのテスト用のソフトウェアも自分たちで開発し、企画・開発・検証までを一貫して担当しています。
濱: 企画段階から現場検証、全国展開の判断まで関われるのは、かなりスケールの大きい仕事ですね。