こんにちは、Digital Platformer株式会社(以下「DP社」)の採用担当です。
今回は2025年8月に開催したコミュニケーション研修の様子をレポートします!
外部講師として株式会社NEXERAさんをお迎えし、『Communication Hack』というゲーム形式の研修を行いました。
熱気あふれる現場の様子と、DP社が大切にしている「コミュニケーション文化」についてお伝えします。ぜひ最後までご覧ください!
月1恒例のピザパーティーからスタート!
研修に入る前に…DP社では月に一度、社内でランチ会を開いています。
リモートワークが多い中、社員が一堂に会して交流する貴重な機会です。
中でも恒例となっているのがピザパーティー!
この日は10枚のピザに加え、キンパやチヂミも囲んで、和気あいあいとしたランチ会がスタートしました。
美味しそうなピザがずらり
夜の飲み会も良いですが、昼間の「お酒なし」の集まりはまた特別。
日頃対面での交流が限られているメンバー同士が気軽に話せる場となり、楽しみにしている社員もたくさんいます!
ピザを囲んで盛り上がるオフィス
普段は離れて働くメンバー、話に花が咲きます
DP社は業務内容によってフルリモートが可能です。
そのため、月に1度はオフィスに集まりメンバー同士が顔を合わせて話す機会を設けています。オンラインでは伝わりづらい空気感や相手の表情を感じられる交流の場を大切にしています!
「言葉にしなければ伝わらない」――代表松田が語るDP社がコミュニケーション研修を行う理由
ランチでお腹を満たしたあとは、月1回開催している全社ミーティング。
今回は、コミュニケーション研修の開催にあたり、代表松田が「なぜDP社でコミュニケーション研修を行うのか?」について話しました。
冒頭、松田はNHK連続テレビ小説『あんぱん』に登場するフレーズを紹介しました。
「心に思っていることを伝えなければ、思っていないのと同じ」
松田はこれを業務に置き換え「開発状況や課題を共有しないと納期遅延や品質低下、場合によってはビジネス機会の損失にもつながる」と指摘。
「だからこそ、自分の状況や思いを相手に伝えることが何より大切!『伝えたのに分かってもらえない』と感じることもありますが、その多くは『自分がしっかり伝えていない』ことに原因があるんです。DP社のカルチャーは『シンプルにできることはシンプルにしよう』です。その土台を支えるのが、メンバー一人ひとりのコミュニケーション能力だと思っています。」
と松田は強調していました。
この想いをかたちにするため、コミュニケーション研修を実施する運びとなりました!
研修に向けて会場設営へ!
全社ミーティング後、研修に向けてオフィスの会場設営を行いました!
みんなで協力しながら机や椅子を移動します。写真にも写っていますが、DP社は観葉植物がたくさんあるので少し移動に苦労しました(笑)。
机や備品を動かすと「ここってこんなに広かったんだ!」と驚きの声が上がりました(笑)。
いつもとは違う研修仕様の空間が、これから始まる研修への期待が高くなります!
研修スタート! ~ゲーム形式で体感するコミュニケーション~
今回行った『Communication HACK』は、株式会社NEXERAさんが提供する、講義とゲームを組み合わせた体験型のビジネス研修で、30名が参加しました。
まずはコミュニケーションの「構造」や「目的・場面に応じたポイント」を学び、そのうえでゲームを通して実践していきます。知識を学ぶだけで終わらず、定着を促進するようなプログラムでした。
3~4名のグループに分かれ、普段あまり関わりのないメンバー同士がペアリングされました。研修は自己紹介、ゲーム2回、振り返り、最後に内省ワークと続きます。
まず、ファシリテーターから「良いコミュニケーションとは?」と問いかけが。
「自分の考えを相手に分かってもらうこと?」「伝えたいことを伝えられること?」
など、さまざまな意見が飛び交いましたが、ファシリテーター曰くどれも正解とのこと。
このゲームを攻略するには、『良いコミュニケーション』の本質的なポイントを押さえることが鍵となる様です。
「Communication Hack!!!!!」
始まりの合図として、このゲームでは必ず行う掛け声「Communication Hack!!!!!」を参加者全員でコール!一気に会場の熱気が高まりました!
掛け声で盛り上がったあとは一転して、参加者は集中モードに切り替わります。
各メンバーは役割を持ち、この後の情報共有に備えて、持っている情報をじっくり読み込むところからスタート。
みんな真剣です
そして情報共有の時間!それぞれの事情で伝えられる情報・伝えられない情報が交錯しながらも、答えを導き出します。
ゲーム1終了後の答え合わせでは、全問正解のグループもあれば、苦戦したグループも。
情報共有の際は、目的の認識共有や全員が発言できる進行が重要なポイントでした。
振り返りでは「そういうことか!」と納得の笑顔や、「私ばかり話しすぎたかも」「共有が足りなかったね」という気づきも。
休憩を挟み、ゲーム2へ。
役割や情報を変え、1回目の教訓を活かして、さらに真剣に情報を読み込みます。
ゲーム2の開始前には、ファシリテーターから「コミュニケーションでツールをどう使い分けているか?」という質問がありました。
チャット、メール、電話、――状況や緊急度に応じて使い分けるツールの特徴やメリット・デメリットも意識しながら、メンバーは日々の業務を進めています。
こうしたリアルな視点を共有しつつ、ゲームを続けていきました。
そして、ゲーム2での情報共有の時間が開始!
ゲーム1での学びを踏まえて、意識的に認識のすり合わせを行い、発言の偏りを防ぐためメンバーが自然に順番を促す様子が伺えました。
答え合わせでは、難問にも関わらず全問正解のチームも!
しかし、正解数以上に、限られた時間のなかで濃密なコミュニケーションを実現できたことが大きな収穫でした。
振り返りでは「1回目より改善できた」「みんな均等に話せていたね」とポジティブな声が多数。
一方で「対面だと伝えたいことが多すぎてついつい話しすぎてしまう」という発見をしたメンバーもいました。
情報を効率的に伝えるための思考も習得。
PREP法を絡めた解説もあり、実践的な学びが満載でした!
PREP法とは:
Point(結論)→Reason(理由)→Example(具体例)→Point(再結論)の順に構成して説明する話法です。最初に結論を示すことで相手が理解しやすく、理由や事例で内容を裏付け、最後に再度結論で締めることで記憶に残りやすくなります。
最後は、自分自身のコミュニケーションの取り方を振り返る内省ワーク。
研修での学びを日々の仕事に活かすきっかけとなりました。
そして、研修は無事終了。
参加者の皆さん、お疲れさまでした!
参加者インタビュー
ここで、研修に参加したメンバー2人へ感想を聞いてみました!
―お疲れさまでした!研修を終えての感想は?
「刺激的で勉強になりました!情報を伝える前に理解することがとても大事だと実感しました。他の人の発言から必要な情報を考えることも学びになりましたね。
仕事で障害対応を担当しているので、抜け漏れなく正確に情報を伝える良いトレーニングになりました。」
―お疲れさまでした!研修全体を通して印象に残ったことは?
「コミュニケーションの大切さは知っていたつもりでしたが、忘れていた部分に気づかされました。 グループワークで、自分ができているつもりでも伝えきれていなかった部分があって、非常に分かりやすかったです。」
―明日からの仕事に活きそうですか?
「はい!社内であまり接点がない人と話す機会は貴重なのでありがたかったです。
ビジネスチームの方と同じグループだったので、次に仕事で関わる時にスムーズに話せそうです。」
研修後は「めっちゃ楽しかった!」「面白かった!」「〇〇さんと話せて良かった!」という声があふれていました。
コミュニケーション研修、大成功です!
研修を終えて
改めてDP社が大切にしているのは「対話の文化」です。それは社員一人ひとりが自分の考えを素直に伝え合い、互いに理解し合うことで質の高いサービス提供や成長を実現することができると確信しているからです。
DP社はこうしたコミュニケーションを活発にし、個々の能力を最大限に引き出す環境づくりに注力しています。
これからも、弊社の技術を社会に広く浸透させ、課題解決に挑み続けるために、コミュニケーション力向上への取り組みを続けていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
DP社の企業文化をより深く知るきっかけとなれば嬉しいです!
文・撮影:株式会社スリーシェイク