2025年10月、テクノプロ・デザイン社は新たな取り組みとして「10月新卒入社制度」をスタートします。これまでの「4月一括採用」という日本の伝統的な新卒採用の枠組みにとらわれず、多様なバックグラウンドを持つ人材に対して、より柔軟で実践的なキャリアのスタートを提供するものです。

なぜ10月入社なのか？

日本での新卒採用は4月入社が一般的ですが、実際には9月に卒業する学生や、既卒・第二新卒といった「新卒枠に入りきれない」人材も多く存在します。その方たちは、卒業後に半年以上の空白期間を過ごすことになったり、希望とは異なる職種に就職せざるを得なかったりと、キャリア形成において不利な立場に置かれることもあります。
そこで、テクノプロ・デザイン社は、こうした現状を打破し、より多様な人材がエンジニアとしてのキャリアをスタートできるよう、10月入社制度を導入しました。

若者雇用促進法に基づく取り組み

10月新卒入社制度の導入のきっかけは、若者雇用促進法の趣旨に沿い、既卒者や第二新卒者の採用を積極的に進めることでした。新卒入社後に早期退職する方の中には、大学や専門学校で理工系の知識を学んだものの、卒業後にその知識を活かせていない人など、開発未経験ながらもエンジニアとして再スタートを切りたいと考えている人にとって、有益なものとしたいと考えました。

「未経験だけど挑戦したい」人を歓迎

テクノプロ・デザイン社では、開発経験の有無にかかわらず「エンジニアとして成長したい」という意欲を持つ人材を歓迎しています。たとえば、大学で情報系や機械・電気系を学んだものの、現在の職場ではその知識を活かせていない方。あるいは、履修はしたが実務経験がなく、サポートを受けながら開発の現場に飛び込みたいと考えている方。そうした方々に対して、研修制度やOJTを通じて、実践的なスキルを身につける機会を提供します。

9月卒業生の「空白期間」を解消

海外の大学や一部の国内大学では9月卒業が一般的です。そうした学生にとって、4月までの半年間は「待機期間」となり、モチベーションの維持や生活面での不安が生じることもあります。10月入社制度は、こうした空白期間を解消し、卒業後すぐに社会人としてのキャリアをスタートできる環境を整えます。

テクノプロ・デザイン社のサポート体制

10月入社の新卒社員に対しても、4月入社と同様の研修制度やキャリア支援があり、具体的には以下のようなサポートが用意されています。
●　各種研修(ビジネス研修、技術研修など）
●　メンター制度
●　専任キャリアデザインアドバイザーのサポート

まとめ：多様な人材が活躍できる社会へ

テクノプロ・デザイン社の10月新卒入社制度は、「新卒＝4月入社」という固定観念を打ち破り、多様な人材が自分らしいキャリアを築ける社会の実現を目指すものです。既卒や第二新卒、9月卒業の学生、そして未経験からエンジニアを目指すすべての人にとって、新たな可能性を切り拓いていただく機会になればと思います。

▼テクノプロ・デザイン社の新卒および第二新卒採用
テクノプロ・デザイン社では、新卒と第二新卒(卒業3年以内)の方を対象に新卒採用として入社いただきし、専任のキャリアデザインアドバイザーをはじめ、会社全体で手厚くサポートしながら成長いただくことができます。