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泥棒に入られるということ

皆さんは、家に泥棒が入ったことはありますか?

セキュリティの仕事をしていると、泥棒に入られた直後の家や会社に行くことも多く、お客様が困っているまさにその場面に立ち会うこともあります。

泥棒に入られることは財産を失うことです。お金を盗まれるだけでなく大事な人からもらった時計を盗まれた方もいます。思い出は返ってきません。

ただ泥棒に入られると、【盗まれたもの】以上に【その後の損失】のほうが多い場合が多く、実際に入られてみないとその損失額には気づきません。

例えば飲食店。
ガラスを割られてレジを盗まれることが多いです。ただ、もっていかれたレジに入っている金額は少なく、割られたガラスやレジ自体の再購入代は保険でおりることがほとんどです。だったら、泥棒に入られてもそこまで被害はないんじゃないか、と思う方が多いのではないかと思います。

問題はその後です。
泥棒に入られると、ほとんどの場合2,3日は営業できなくなります。一日の売上が10万円だとすると3日で30万円を失うことになります。さらに食品を荒らされていた場合、食べ物に何をされているかわからないので食品在庫をすべて捨てなくてはならなくなります。その被害額も大きいです。

さらに心の負担も大きくなります。泥棒に入られた方は「また泥棒に入られるんじゃないか?」という不安に常に襲われるようになります。閉店を考える方もいらっしゃいます。女性が経営しているようなレストランではその不安もひとしおです。

私達の仕事は、泥棒に狙われにくい、はいられにくいような環境を作ること。そう思って更に安全なセキュリティシステム、防犯カメラシステムを開発しています。

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