こんにちは!
STANDAGEの採用担当です。
食品メーカー営業・種麹メーカー・カナダの酒蔵と、食にまつわるユニークなキャリアを歩んできた カスタマーサクセス部 菊地さんの入社エントリです!
大阪での泥臭い営業から、発酵食品への情熱、そして200通の履歴書を送り続けた末にたどり着いたバンクーバーの小さな酒蔵での醸造体験。
「日本の素晴らしさを世界に届けたい」という熱い情熱を胸に抱き、今、「食と海外」を貿易でつなぐスペシャリストを目指す菊地さんのキャリアストーリー、ぜひご覧ください!!
目次
- 1.STANDAGEに入社する前..食品に関わる仕事
- 1) 食品メーカー営業時代(大阪)
- 2) 種麹メーカー時代
- 3) カナダの日本酒メーカー時代
- 2. STANDAGEに入社したきっかけは…?
- 3. 多種多様な食品にふれる毎日!
- 4. STANDAGEに入社してみて..驚いた!?
- 5. STANDAGEで働く魅力と目指していること
- 6. 前向きな人と一緒に働きたい!
- 7. ペンギン好きが選んだ自信のある7 Values
1.STANDAGEに入社する前..食品に関わる仕事
1) 食品メーカー営業時代(大阪)
新卒で入社したのは食品メーカーです。大阪支社で営業として3年間、走り回っていました。
取り扱い商材は果汁・スープ・飲料・割り材と幅広く、毎日大量の試飲カップとスプーン、お湯とサンプルを抱えて商談を重ねていました。担当先は大手企業~各県の地場のスーパーまで様々でしたが、特に添加物の規制と欠品管理が厳しく見られていたスーパーは、商品提案のたびに頭を抱えていたのを思い出します。
そもそも扱っていた商材は業界6位あたりの非常に微妙なポジション…
「弱い商品で棚をどう取るか」が毎回の課題でした。各担当先のバイヤーと仲良くなるために、特売日をチェックして各店舗の陳列を勝手に手伝いに行ったりもしました。完全に無茶苦茶な作戦でしたが、それで顔を覚えてもらい採用してもらえることも多かったです。
また、グループにビール会社があった関係で、飲み会のマナーも徹底的に叩き込まれました。大阪中の対象銘柄のビールが入っている居酒屋をリストアップして、異常に多い社内飲み会の幹事をやっていた記憶があります。仕事も飲みもキツかったですが、気づいたら社会人としての振る舞いが自然と身についていました。体力のある若いうちに経験できて、今となっては良かったと思っています。
1社目:社内コンペで優勝したとき
ただ、「海外事業部に行きたい」という気持ちだけはどうにも拭えませんでした。1年目から毎年上司に訴え続けましたが、営業から外してもらえず、毎回同じサイクルの仕事に限界を感じ、3年で次のステップを考えました。
2) 種麹メーカー時代
転職活動の時期はちょうどコロナ禍のステイホーム期間と重なりました。元々料理が好きだったことから、ぬか漬けや味噌づくりなど少し手の込んだ発酵食品づくりにハマりました。活動の傍ら発酵検定や利き酒師の資格を取り、「まあ履歴書に書いてみるか」と添付したところ、老舗種麹メーカーから新規事業開発室のメンバーとしてスカウトを受けました。
そこから2年半、本当に色々やりました。
「麹の魅力を麹を知らない人にも広める」というざっくりしたミッションのもと、家庭用の麹菌開発、海外向けECサイト構築、レストランシェフと協力した麹フレンチフルコースメニュー開発、発酵系展示会の出展、地元ラジオ出演、商品営業、麹イベントのプロデュース……。部署という概念がなく、マーケティング・広報・営業・商品開発を横断しながら仕事をしていました。
2社目:取材を受けたときのサムネイル
お客様が発酵のプロばかりだったため、麹菌や発酵食品について必死に勉強しましたし、スキルも確実に身につきました。楽しく充実した日々でしたが、コロナが収束するにつれ、眠っていた海外欲がじわじわと目を覚ましてきました。仕事をしながら、英語圏で発酵食品を扱っている企業へコツコツ履歴書を送り続けました。その数、200通!!返事が来たのはバンクーバーの酒蔵からでした。
3) カナダの日本酒メーカー時代
バンクーバーの酒蔵は、完全ローカルの小さな蔵でした。カナダで自社栽培したお米と現地の水だけで、バンクーバーの地酒を造っていました。
3社目:日本酒の仕込み
醸造所とテイスティングルームが併設されていたため、仕事は醸造と接客を同時にこなすスタイルでした。リカーストアやレストランへの営業、ファーマーズマーケットでの直接販売、イベントの出展手配も担当しました。夏は観光地のど真ん中という立地もあって、目が回るような忙しさでした。
3社目:テイスティングイベント企画し、お店で実施したとき
日本では蔵人として日本酒の醸造にすぐに関わることはほぼ不可能に近いですが、カナダでは米や水の量、麹の温度など、自分の理想の味に向けて自由に試行錯誤させてもらえました。さらに、造ったお酒をその日のうちにテイスティングルームで提供してお客さんの感想を直接聞けました。フィードバックの速さと醸造の自由さは、この環境でしか得られないものだと強く感じました。
様々な国籍の人たちと関わるなかで、日本酒が海外でどのように評価されているかも肌で学びました。
ビザの期限が切れる際、会社から更新を打診されましたが、思ったより濃密な2年間を過ごせたこと、そしてそろそろ日本で腰を据えて仕事がしたいという気持ちが強くなり、帰国を決めました。
3社目:酒蔵のあるグランビルアイランド。お酒の管理があり、朝4時に撮ったもの。
3社目の職場
2. STANDAGEに入社したきっかけは…?
帰国後の転職活動で、自分なりに3つの軸を決めました。
「いろんな食品を扱えること」
「様々な仕事内容であること」
「日本の良さを海外に伝えられること」
食品については、グロッサリー全般・発酵食品・日本酒・飲料と様々なカテゴリに関わってきた経験を、単一商材ではなく幅広く活かしたいと思っていました。
仕事内容については、営業・マーケティング・商品開発・広報・製造とマルチな経験を積んできた分、柔軟に動ける環境を求めていました。
海外への想いについては、幼い頃に海外に住んでいた経験もあり、ずっと海外志向ではありました。ただ「日本が大好き」という気持ちも強く、日本の素晴らしさを世界に届けることに自分が関われたら、というのがずっとある夢でした。
この3軸を全部満たしていたのが、STANDAGEでした。
幼少期に住んでいたアブダビ
3. 多種多様な食品にふれる毎日!
現在はカスタマーサクセス部に所属し、戦略コンサルタント(PM)として、クライアントへの海外市場参入戦略の策定と、貿易を自走できるようになるまでのサポートを行っています。
私の担当案件の9割が食品・飲料です。日本酒、和牛、鮮魚、麺類、調味料……ほんとうに様々な商材に日々関わっています。カテゴリの幅が広いのがこの仕事の特徴で、午前中に海産物の輸出を担当したかと思えば、午後にはサプリのクライアントとMTG。またある日は、午前中に乾麺を担当し、午後は日本酒…と、次々と異なる商材と向き合います。
クライアントからは「貿易のプロ」として見られるからこそ、商材ごとに徹底的に知識を仕入れる必要があります。私が担当している海産物の一つは、国内消費は少ないのですが、海外では破格のプライスで取引される高級商材です。輸出には特定の証明書が不可欠な規制商品であるため、行政に直接確認を取るなど、法令遵守と情報収集には全方向にアンテナを張って取り組んでいます。他にも食品の農薬基準、日本酒の正式証明書、国ごとの宗教規制……学べば学ぶほど、まだ知らないことが出てきます。食品について幅広く経験したと思っていましたが、STANDAGEに入社してから学んだことも多くあります。
今は多くの担当クライアントと直接お会いし、関係性を構築しながら、それぞれ企業や商材の特徴・課題に合わせて個別に対応するというスタイルが定着してきました。
4. STANDAGEに入社してみて..驚いた!?
一番驚いたのは、社員の若さと風通しの良さでした。
今までは年齢やポジションがはっきりした年功序列の環境にいたため、カルチャーショックに近い感覚がありました。
STANDAGEでは年齢やポジションに関係なく、みんながいい意味で遠慮なく意見を言い合い、積極的にコミュニケーションを取っています。
また、メンバーの出身業界や国籍が多彩なのが特徴的です。過去の仕事や生き様について話している時間が、毎回勉強になります。こんなバックグラウンドがバラバラな人たちが集まっている環境は中々ないと、面白く感じています。
5. STANDAGEで働く魅力と目指していること
この仕事の一番の魅力は、様々なカテゴリの商材に関われること、それと同様、多種多様なクライアントとの対話だと思っています。
クライアントごとに最適な戦略・提案方法・コミュニケーションの取り方を検討し、実践して、目線が合い、心が通じ合った瞬間…それが一番嬉しいです。もちろん海外バイヤーから受注が入った時は海外セールス部のメンバーと一緒に喜びを分かち合いますが、日常的に「PMやってて良かった」と思う瞬間はやはり、クライアントと心が通じ合う瞬間にあります。
今後は、「食品の海外進出なら菊地!」と言ってもらえるようなスペシャリストを目指しています。規制、トレンド、貿易知識と学ぶべきことはまだまだ山積みです。早い段階での実績を求めるクライアントに対して「この国への輸出は今は投資期間ですよ、まずは現地でのテストマーケティングや展示会出展で手応えを掴みましょう!」と的確なタイミングで提案するには準備と信頼関係の両方が必要だと思っています。日々のクライアントワークを通じて知識を吸収しながら、着実にステップアップしていきたいです。
6. 前向きな人と一緒に働きたい!
私が一緒に働きたいと思うのは、一言で言うと、前向きな人です。
仕事では、クライアントから厳しい意見をいただいたり、同僚と意見がぶつかったりすることももちろんあります。そんな時こそ、しっかりコミュニケーションを取り、前向きに課題解決へ向かえる人と一緒に働きたいです。
理不尽なこと・悔しいことがあっても、適度に愚痴をこぼしながらも真剣に向き合い、発散してメンタルをコントロールできる人を心から尊敬します。お互いにポジティブな影響を与え合いながら、幸せな気持ちで仕事ができる関係が理想です。
7. ペンギン好きが選んだ自信のある7 Values
私が7 Valuesの中で一番好きなバリューは、「Be the First Penguins」です。実は、デスク周りがペンギングッズで溢れているくらいペンギンが好きなんです…
ただ、一番自信があるのは「Expansion of Joy.」だと思っています。
仕事において「楽しむこと」を大切にしてきました。ポジティブな空気は周りに伝播すると信じていますし、実際にそう感じてきました。
日々クライアントと接する中で、多くの方は「海外展開がうまくいかない」「思ったより売れない」という深い悩みを抱えていらっしゃいます。こちらまで深刻になってしまっては、お互いに沈むだけです。仮に難しい局面でも「どうすれば解決できるのか」をポジティブな視点で伝え、はっきり言うべきことは伝えながらも、少しだけ目線を上げるお手伝いをすることが自分の強みだと思っています。
社内外を問わず、自分がポジティブに仕事を楽しむことで、関わるすべての人に少しでも良い影響を与えられていたら嬉しいです。