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大企業からスタートアップ、そしてゴーレムへ──。
「人の役に立つ仕事がしたい」という原点から、どんな環境でも誠実に、まっすぐに仕事に向き合ってきた友寄敦規さん。現在はカスタマーサクセスマネージャーとして、顧客と伴走しながらプロダクト改善やプロジェクト推進にも深く関わり、ゴーレムの挑戦を最前線で支えています。キャリアの転機や仕事観、そしてこれからの展望についてインタビューしました。
目次
経験を積み重ね、CSという仕事にたどり着いた
ゴーレムとの出会い──「真面目に仕事がしたい」と思えた場所
顧客と伴走する──CSのリアルな役割とやりがい
精神誠意をもって、まっすぐに──変わらない自分の軸
未来の仲間へ──自ら考え、動ける人と働きたい
経験を積み重ね、CSという仕事にたどり着いた
――これまでのキャリアを教えてください。
友寄:
大学では環境学を学び、卒業後は日立製作所で鉄道系システムの開発に携わりました。社会インフラに関われるやりがいはありましたが、より現場の課題に近いところでスキルを深めたいと思い、スタートアップへの転職を決めました。
――スタートアップではどんな経験をされましたか?
友寄:
PRONI株式会社で約3年、カスタマーサクセスを担当しました。はじめはプレイヤーとして顧客対応をしていましたが、途中から6人の社員とアルバイトを含むチームのマネジメントにも挑戦しました。
特に印象に残っているのは、メンバーの役割を明確にしたことでチーム全体の動きが変わったこと。それぞれが自律的に動けるようになり、成果にもつながりました。「責任を明確にすることはプレッシャーではなく、信頼と安心につながる」──そう実感した経験でした。
ゴーレムとの出会い──「真面目に仕事がしたい」と思えた場所
――ゴーレムに入社を決めた理由を教えてください。
友寄:
面談で代表の野村さんと話したとき、「ここだ」と思いました。
「建設業の構造そのものを変えたい。その入り口として“環境”に向き合っている」という話に、本質志向を強く感じて。表面的なSDGsではなく、課題の根っこに向き合う姿勢が、自分の価値観と重なったんです。
そのとき、「真面目に、誠実に仕事がしたい」と改めて思いました。誰かの役に立つことにまっすぐ取り組める場所で、仲間と一緒に挑戦したい──そんな気持ちで入社を決めました。
――実際に入社してみて、どんな印象でしたか?
友寄:
「本質的なことにまっすぐ取り組む」仕事の姿勢とカルチャーは入社前の印象とん変わらないです。目の前の数字や派手さよりも、地に足をつけて産業構造に改革と向き合う会社。そういう姿勢に、日々共感しながら働いています。
顧客と伴走する──CSのリアルな役割とやりがい
――現在はどんな業務を担当していますか?
友寄:
お客様のオンボーディング、伴走支援、ご契約の継続手続きなど、顧客がよりよくサービスを活用できるように幅広くサポートしています。
また、顧客の声をPdMやエンジニアにフィードバックしたり、プロダクト機能の要件定義、プロジェクトの進捗管理・推進などにも関わっています。営業や開発とも密に連携するポジションなので、事業全体の動きを把握しながら、いろんな立場の人と協働できるのが面白さでもあります。
――やりがいを感じるのはどんなときですか?
友寄:
やっぱり、お客様の課題が一つでも解決できたときですね。
契約や売上に直接関わる場面もありますし、お客様との対話を通して信頼を築いていけるのも、この仕事の醍醐味だと思います。
最近では、お客様からいただいたフィードバックを整理してエンジニアに伝えたり、要件を一緒に詰めてプロダクトに反映していく動きも始めています。やろうと思えばどこまでも踏み込める環境なので、自分の裁量で幅広く動けることにやりがいを感じています。
――組織としての今の課題はありますか?
友寄:
良好な関係だけでなく、仕組みとして回る状態をどう作るか」が、今後のテーマです。属人化せず、再現性のある支援体制をどう構築するか。仕組みづくりと実務の両方に関われる今のフェーズは大変ですが、やりがいも大きいですね。
精神誠意をもって、まっすぐに──変わらない自分の軸
――仕事をするうえで、大切にしている価値観はありますか?
友寄:
精神誠意をもって、まっすぐ仕事に向き合うこと。これは、自分の中でずっと変わらない軸です。
この考え方は、自分ひとりで築いてきたというよりも、周囲の人との関わりの中で自然と育まれてきたものだと思っています。特に大きかったのは、母と大学時代の教授の存在です。
母からは小さい頃から「人に感謝される仕事をしなさい」とよく言われて育ち、「人の役に立ちたい」という思いが、自分の中に当たり前のように根づいていきました。
そして大学では環境問題を学ぶ中で、社会課題や人の立場に目を向けるようになり、卒業のとき、教授から「弱い立場の人間の気持ちを忘れない人に育ってください」とかけられた言葉が、今でも自分の指針として強く残っています。
この二人から受け取った言葉や姿勢が、自分の「軸」を形づくってくれましたし、「社会の役に立ちたい」「周りに還元できる存在でありたい」という想いの原点になっています。
人との関係でも、「相手がどう出るか」ではなく、まず自分から感謝し、誠意をもって向き合うことを大切にしています。そうした姿勢は、時間がかかっても必ず伝わると信じています。
未来の仲間へ──自ら考え、動ける人と働きたい
――どんな人がゴーレムのCSに向いていると思いますか?
友寄:
複雑な課題を一緒に楽しめる人、顧客起点で幅広く動ける人がフィットすると思います。
ゴーレムのCSは、顧客の声を起点にプロダクトに反映したり、プロジェクトを推進したりと、関わる領域がとても広いんです。エンタープライズのお客様も多く、抽象度の高い課題を整理して具体化する力も求められます。業界知識もインプットしながら、自分の頭で考えて動ける方が活躍できる環境です。
――最後に、未来の仲間へメッセージを!
友寄:
他のカスタマーサクセスではなかなか味わえない、独自の面白さがあると思っています。
エンタープライズ企業が顧客の中心となるため、関係者も多く、折衝業務の難易度は決して低くありません。
さらに、建設業特有の複雑な業務フローを理解し、課題をひもといて解決策を提案する力も求められます。
また、顧客からの声をプロダクトに反映する動きや、アプリの活用支援に加えて、それに伴うプロジェクトの進行管理まで担うこともあります。
どれも簡単ではありませんが、だからこそ、大きなやりがいと成長実感が得られる環境です。
前向きにチャレンジを楽しめる方と、一緒に働けたら嬉しいです!
今回のインタビューでは、「まっすぐに本質に向き合う」友寄さんの誠実な姿勢と、ゴーレムが持つ現場視点の価値がひしひしと伝わってきました。
構造を整理することで、持続可能な仕組みをつくる──。
ゴーレムの挑戦は、まさに今、その実現に向けて進んでいます。
今後も、プロダクト開発の舞台裏やチームメンバーの想いなど、さまざまな角度からゴーレムのリアルを発信していきます。ぜひ次回もお楽しみに!