プロフィール
株式会社ゼロキャリア/ESCO推進事業部(沖縄支社) /玉城海斗
沖縄国際大学 法学部3年生/20歳
Q1:簡単な自己紹介と、ゼロキャリアのインターンを始めたきっかけを教えてください。
沖縄県那覇市出身で、那覇商業高校を卒業し、現在は沖縄国際大学 法学部 法律学科の3年生、玉城海斗です!
大学1年生の頃から「良い企業に就職したい」という想いはありましたが、
特に実績となるような学生時代の活動(いわゆる“ガクチカ”)もなく、
不動産業界を目指す中で宅地建物取引士の資格取得を目指して勉強したのですが、結果は不合格。
努力の過程は残ったものの、結果として形に残るものがなかったことで、焦りが一層強まりました。
そんなタイミングでゼロキャリアのインターンを知り、「営業が経験できる」という点に惹かれました。
不動産業界を志望していた自分にとって、営業の実践経験が得られるのは非常に魅力的であり、
インターンに参加するきっかけとなりました。
Q2:インターンを始める前に感じていた不安や迷いはありましたか?
はい。不安は多くありました。
まず、長期インターンという仕組みに触れるのが初めてだったこと、
また、東京の会社ということで「本当に大丈夫なのか?」という思いもありました。
大学2年生の後半から長期インターンの存在自体は知っていましたが、
当時は沖縄で実施している企業が見つからず、選択肢が限られていました。
インターンで給料がもらえるという点も、最初は「本当にそんなうまい話があるのか?」と
不信感を抱いた要因の一つです。
多くの学生がアルバイトをしてお金を稼いでいる中で、
学びと収入の両方が得られるという仕組みは、正直、信じがたいものでした。
しかし、担当の方と何度か話すうちに、会社の理念や学生に対して本気で価値提供をしようとする姿勢が伝わってきて、
「これは本物だ」と感じ、不安は一気に解消されました。
Q3:インターンを始めてから、どのような変化を感じましたか?
自分はもともと「主体性」には自信があり、行動に移すこと自体は得意でした。
ただ、それまでの自分は「行動するだけ」で、数値的な成果や目に見える結果を出した経験がなかったんです。
このインターンでは、主体性をさらに磨くことができました。
たとえば、新しいオフィスの物件探しや採用活動への参加など、
営業以外の分野にも積極的に関われる環境が整っており、自ら提案し実行する機会も多くあります。
また、自分の行動がどれだけの成果につながったのかが数値として明確に見えるため、
「どの部分を変えたから成果が出た」と実感できる点も成長につながっています。
結果を出すためのプロセスを意識的に考えるようになり、取り組みに対する姿勢もより具体的になりました。
Q4:印象に残っている経験を教えてください。
特に印象に残っているのは、2つあります。
1つ目は、東京遠征です。
私はこれまで沖縄の学生としか関わる機会がほとんどありませんでしたが、
東京では「MARCH」や「早慶」などの大学に通う同年代や先輩方と接することができました。
彼らの話を聞いたときに、「学歴の裏にこれだけの行動量や努力があるのか」と衝撃を受けました。
2つ目は、日常的に行われるロールプレイング(ロープレ)です。
ロープレというと、最初は「何時間も真剣に行うもの」というイメージを持っていましたが、
実際にはビーチなどのラフな場所でも取り入れられています。
真剣にやるときはしっかり集中し、それ以外の時間も仲間と共に過ごしながら、
自然に学び合える環境があり、日常そのものが豊かになったと感じています。
Q5:インターンでの経験は、就職活動にどう活きそうですか?
本土(東京など)の企業を目指す人たちと話していても、
インターンをしていると「やっと土俵に立てた」と感じる場面が多くあります。
私たちは沖縄支社の立ち上げ期に関わっており、ゼロベースから事業をつくっていく過程に携わっています。
そのため、東京のインターン生と比べても、
「この環境で経験していることは、自分にとって大きな強みだ」と自信を持って言えます。
通常の長期インターンだと、軽作業や雑務が中心という印象を持たれがちですが、
私たちは実際にお客様と向き合い、「モノを売る」というリアルなビジネスの現場に身を置いています。
未知の領域に挑戦し、ゼロからイチをつくる経験ができていることは、確かな差別化ポイントだと感じています。
Q6:最後に、就職活動に不安を感じている学生や、1〜2年生へのメッセージをお願いします。
不安が生まれる理由の多くは、「行動していないこと」だと思います。
私自身、就活に対して漠然とした不安を抱えていましたが、よくよく考えると、
何も行動していなかったからこそ、その不安が強くなっていたのだと気づきました。
ゼロキャリアに参加してからは、圧倒的な行動量を積み重ねることができました。
その結果、「これだけ頑張ってきた自分なら大丈夫だ」と思えるようになり、
不安を乗り越える自信につながっています。
不安を抱えたまま何もせずにいるよりも、まずは動いてみる。
行動した先で、自分の実力や課題、成長の手応えを確かめていく中で、
初めて自分の本当の不安の正体にも向き合えると思います。
だからこそ、「とにかく行動あるのみ」という言葉を、自分自身にも、今の後輩たちにも伝えたいです。
※東京遠征の時の集合写真