みなさんこんにちは、神馬建設です!
本日は、リクライブさんに撮影いただいたインタビュー動画の内容を、ストーリー記事でお伝えします!
リクライブとは?
リクライブは、採用のためのインタビュー動画、音声、Webメディア制作サービスです。
「台本なし一発撮り」の手法でターゲットに嘘偽りない事実と魅力を届けます。
引用元:©2020-2024 reclive.(https://tinyurl.com/2dqruwvl)
では、さっそく本編に参りましょう!
登場人物の紹介
- インタビュアー・・・リクライブ編集長 二宮翔平さん
- インタビュイー・・・神馬建設代表 神馬充匡さん
二宮さん:ということで神馬さん、今日はよろしくお願いします。
神馬さん:よろしくお願いします。
二宮さん:まずは神馬建設さんのことも含めて、自己紹介をお願いします。
神馬さん:神馬建設の代表をやっています、神馬充匡です。
1977年生まれの46歳です。
出身は北海道の浦河町で、高校進学を機に苫小牧へと移りました。
その後、苫小牧の会社に就職しましたが、勤務先はほぼ内地で、主に千葉を拠点に関東一帯の現場を回る仕事に従事しました。
現在は地元に戻り、建築業に携わっています。
二宮さん: ありがとうございます。 ということでここからは、神馬さんに実践的な部分をいろいろ聞いてみたいと思います。
「神馬建設さんで家を建てた方がいいのか」 という部分も含めて質問しますね。
まず設定としては、僕が浦河町に移住したいと考えている状況です。
予算は3,400万円くらいを想定しています。
土地はなく、家については全然詳しくなくて、家族4人で、子どもが2人います。
それで、35坪くらいの家を建てたいなと思っているんですが、神馬建設さんの場合この条件でどうですかね?
神馬さん:建てられないわけじゃないですけど、その後で苦労するかもしれませんね。
特に家族4人で35坪って、今の時代ではちょっと大きすぎるかもしれないですね。
もう少しコンパクトにした方が、ランニングコストも抑えられますよ。
二宮さん:なるほど、それはなぜですか?
神馬さん:今のイエって、イエ全体を温めたり冷やしたりする設計になっているんですよね。
だから、イエの体積が大きいと、それだけ光熱費がかかるんです。
そうすると、体積を小さくするっていうのが1つのポイントになってくるわけです。
そのためには、暮らし方を見直して、無駄なスペースをできるだけ減らすことが大事ですね。
二宮さん:具体的に、どんな無駄なスペースを減らすといいんでしょうか?
神馬さん:例えば、廊下ですね。
そういったスペースをできる限り減らすことで、イエ全体をコンパクトにできます。
結果的に、それがランニングコストの節約にも繋がるんですよ。
二宮さん:じゃあ、実際には何坪ぐらいの家が理想的なんでしょうか?
神馬さん:今だと、家族4人で30坪ぐらいで十分ですね。
特に浦河みたいな場所だと、広い土地が手に入るわけですが、イエ自体をコンパクトにしても敷地の広さをうまく活かしてあげれば、広く感じられるような作りにできます。
ここはひとつ、うちの会社が大事にしているところです。
二宮さん:なるほど、都会とは違って広い土地が手に入りやすいうことですよね。
神馬さん:そうなんです。浦河のような地方だと、売られている土地自体が100坪とか、そのくらいの広さが普通です。
小さい土地でも70坪くらいはあるんですよね。
二宮さん:ちょっと大きめの土地だと、浦河ではどれくらいの広さが一般的ですか?
神馬さん:150坪とかですね。
二宮さん:それ、めちゃくちゃ大きいですね。
神馬さん:はい、すごく広いですけど、実際それをうまく使えてるかというと、そうでもないことが多いですね。
広い土地に小さいイエを建てる場合、窓をものすごく考えて計画します。
例えば、窓の配置を工夫して、隣のイエとの目線が合わないように設計するんです。
二宮さん:なるほど、目線を気にしなくていい窓の配置ですね。
神馬さん:そうです。例えば、通路からイエの中が見えにくくする工夫を加えれば、窓にカーテンを引かなくても済むので、窓の外の景色をそのまま取り込むことができるんです。
そうすると、イエの外も含めて広く感じられる空間ができますよ。
二宮さん:それはすごいですね!外の景色も家の一部みたいに感じるということですね。
神馬さん:そうなんです。視線が抜ける場所を作ることで、イエの中だけじゃなく、外まで使える感覚が生まれます。
さらに、敷地内に目隠しを塀や植樹でつくって、他人の視線を遮るようにすれば、より敷地の広さを活用できるんですよね。
二宮さん:確かに、それだと家が小さくても狭さを感じないですね。
神馬さん:そうです。土地全体を生かして計画すれば、住む人にとっては非常に広く感じられますよ。
外まで計画するという考え方ですね。
二宮さん:神馬建設さんに家づくりをお願いするときは、どんなことをお話しすれば良いですか?
神馬さん:そうですね、私たちはイエを作るプロですが、実際に住むのはお客さんですから、住み方を教えて欲しいです。
どういう風にイエで過ごしたいか、趣味やライフスタイルを教えてもらうことで、その人に合ったイエを提案できます。
二宮さん:そういうことまで聞かれるんですね!確かに、住む人のライフスタイルを反映した家って理想的です。
神馬さん:ありがとうございます。
イエづくりって、 そこに住まう人や家族にとって、 人生の大きなターニングポイントですよね。
つまりイエづくりは、 人生設計をもう一度組み立てるきっかけだと思うんです。
だからご家族でもたくさん話し合っていただきたいですし、私には住み方や家族のことなどについてどんどん話して欲しいです。
二宮さん:ちょうど今、子どもが4歳と1歳なんですけど、こういう家庭ってよくありますか?
家を建てるタイミングとしてはどうなんでしょうか?
神馬さん:そうですね、子どもが生まれるとき、あるいは子どもが小学校に上がるときが、みなさんがイエづくりを考えられる多いタイミングです。
やっぱり子どもを基準にしてイエを考える人が多いんですよね。
なので、ちょうど今が良いタイミングかもしれません。
二宮さん:そうなんですね!
子どもも2人で、4人家族が安全に暮らせる家を考えているところです。
3人目や4人目は考えていなくて、とりあえず今は2人分で十分かなって思ってます。
男の子の部屋と女の子の部屋は分けたいなって思っていますね。
他にはどんなことをお話しすればよいですか?
神馬さん:例えば普段の週末、土日休みだと、どんな風に過ごしていますか?
二宮さん:そうですね、週末はだいたいゴロゴロして過ごすことが多いですね。
奥さんも一緒に家でのんびりして、映画を見たりします。
子どもと遊ぶのもほとんど家の中ですね。
特に絵を描くのが好きで、よく一緒に絵を描いたりして過ごしています。
神馬さん:なるほど、イエでの時間を大切にしてるんですね。
二宮さん:そうなんです。
うちはピアノもやらせていて、子どもたちも楽しんで弾いてます。
奥さんも、外で遊んできなさいっていう感じじゃなくて、家で過ごすのが好きなタイプなので、家にいることが多いですね。
神馬さん:なるほど、それならファミリールームを作るといいかもしれませんね。
二宮さん:ファミリールームってどんな部屋なんですか?リビングみたいなものですか?
神馬さん:ファミリールームは、リビングとは少し違って、家族がよりプライベートに過ごせる場所ですね。
リビングはどちらかというとパブリックな空間ですけど、ファミリールームはもう少しプライベートな感じ。
例えば、2階のホールに作って、家族でリラックスしたり、勉強や仕事をする場所として使えることが多いです。
二宮さん:インドア派の人にはぴったりですね。
うちもリフォームを考えてみようかな。
神馬さん:そうですね、ファミリールームがあると、小さい頃から家族がその部屋で過ごすことが多くなりますし、友達を呼んだときも、そこで一緒に過ごすのに便利です。
またリビングと違って、急にお客さんが来ても、わざわざ片付ける必要がないんですよね。
さっとしまえるスペースを作っておけば、見せたくないものを隠せますし。
二宮さん:確かに、お客さんが来た時に片付ける手間が省けるのは助かりますね。
神馬さん:そうなんです。
あと、ファミリールームがあると、子ども部屋は寝るだけのスペースで十分になるので、あまり大きな部屋が必要なくなります。
こうやってライフスタイルのヒアリングから行っていくと、それぞれの家族に合わせた提案ができるんですよね。
二宮さん:そういうことですよね。
住むイメージを持ってから相談した方がいいんですね。
僕もいろんなハウスメーカーさんや工務店さんを周ったことがあるんですけど、だいたい最初に図面を書きましょうって感じだったんです。
だけど、今の話を聞いていると、住み方、例えば10年後に子どもがどうなっているかを考えてプランを立てた方が良さそうですね。
神馬さん:そうですね。やっぱり10年後、20年後を見据えてイエを設計しないと、住みにくくなったり、リフォームにお金がかかったりすることが多いです。
特に、使わない部屋やスペースができてしまうと、無駄になってしまいますからね。
二宮さん:確かに、今うちも4LDKなんですけど、実際には使っていない部屋が3部屋もあります。
将来子どものためにと思って作った2部屋も、今は全然使っていなくて、結局物置になってしまっています。
僕の書斎もありますけど、家で仕事をするわけでもないから、いますごく汚いです。
神馬さんに相談してれば、こうはならなかったんですかね。
神馬さん:僕だったら、その3部屋分を使ってひとつの広い部屋を作っておきますね。
で、後からプライベートな空間が必要になったら、例えばキャスター付きの移動可能な収納を使って空間を仕切ることができます。
天井いっぱいまでの収納を使って、壁のように配置するんです。
二宮さん:なるほど。
子どもが高校生ぐらいになって、プライベートな空間が必要になったタイミングで、そうやって区切るということですね。
神馬さん:そうです。
中学校ぐらいまでは意外と部屋を完全に分ける必要がないことも多いんですよ。
結局、カーテンとか簡単なものでプライベートな空間を作って、そのまま過ごしてしまう子も多いです。
実際、子どもが高校卒業したら、すぐに独立してイエを出てしまうこともありますし。
二宮さん:確かに。それを考えると無駄に大きな部屋を作る必要がなくなりますね。
神馬さん:そうなんです。
だから、イエの設計をする際には、初期費用だけじゃなく、トータルのランニングコストも考えることが大事です。
例えば、イエの大きさと断熱性能をシミュレーションして、年間の光熱費がどれくらいかかるかを計算しながら、プランを立てることが必要ですね。
二宮さん:結局、ランニングコストも大きな問題になりますよね。
神馬さん:そうですね。イエを建てる時だけでなく、長い目で見てどれくらいコストがかかるかも考慮する必要があります。
それで言うと僕が思うのは、イエが足かせになっては嫌なっていうのが1つと、自分が生きてるうちに建てたイエが空き家になって壊されるっていうのは絶対に嫌だっていうのがあります。
なので、ちゃんと50年は暮らしてもらうために、どういう風にそのイエを使っていくかっていう話をたくさんします。
>>続く