株式会社CargoLaboでは、フルリモートかつフルフレックスでの働き方を実現しています。
2020年に設立し、現在は代表を含め4名のメンバーで事業を拡大。航空貨物業界に特化したデジタルプラットフォームの開発・運営に取り組んでいます。
オフィスは大阪にあり、メンバーはそれぞれ大阪・兵庫・愛知とさまざまなエリアに在住です。今回は「どのように日々のコミュニケーションを取り、仕事を進めているのか」についてご紹介します。
フルリモートで自律的に働ける、自由な環境
フルリモートでも、出社でもOKな働き方
CargoLaboは特に出社日を決めていません。出社する場合は全社で集まる機会に合わせて、希望者のみが出社します。または営業同行などでクライアント先に訪問する場合も出社しますが、個人の希望に合わせて自由に選べます。
「フルリモート勤務」で働く3つのメリットとは?
フルリモートで働く際には、次の3つが大きなメリットとして挙げられます。
1|通勤にかかっていた時間がなくなり、自律的に動ける。
CargoLaboには兵庫県姫路市在住の社員がいますが、本社のある大阪まで通勤するとなると片道90分ほどかかってしまいます。
毎日の通勤時間がなくなるだけでも、仕事のパフォーマンスは上がるはず。特にエンジニアの場合は、生産性が非常に重要です。業務効率を高めるためにも、自分で気持ちを切り替えて、モチベーションをコントロールしやすい環境で働けるメリットがあります。
2|気分転換がしやすい。
働く場所の環境を自由に変えられるので、気分転換もしやすいです。少しストレッチをしたり、息抜きにお茶を飲んだり。オフィスでは周囲に気をつかってしまうことも、自分のペースで進められる点は良いところです。
3|プライベートとのバランスが取りやすい。
休憩中に病院への通院や買い物、郵便の受け取りなども気軽に対応でき、時間を気にしすぎずに過ごすことができます。ストレスもなく仕事に集中できるので、メリハリをつけて働いています。
フルフレックスで生産性の高い働き方を実現
フルフレックスなので、勤務時間は「自分で決める」
CargoLaboは、 コアタイムのないフルフレックス制を導入しています。Slackの「勤怠チャンネル」に業務開始を報告すれば、退勤時刻は自由。業務時間は自分自身で決めています。
「フルフレックス勤務」で働く2つのメリットとは?
1|行動範囲が広がりやすい。
出社する際には、希望する時間帯に合わせて行動できるため、プライベートの用事と合わせてスケジュールを組みやすいメリットがあります。行動範囲も広がり、ストレスなく仕事に集中できるようになりました。
2|生産性が高まる。
早朝に出社して1人で集中しても良いですし、夜型の勤務時間で仕事を進めることも可能。自分で勤務時間が決められるため、その日のコンディションによっても調整できます。その結果、生産性の向上につながっています。
CargoLaboらしいコミュニケーション
スムーズに仕事を進めるコミュニケーション術
こうした自律的かつ自由で生産性の高い働き方が実現できているのは、円滑なコミュニケーションが可能になっているからです。
フルリモート下におけるコミュニケーションには、基本的にSlackを利用し、スムーズなやり取りを心がけています。
毎週月曜にはオンラインミーティングを行い、参加者が順番に3分間スピーチをする「ライトニングトーク」を実施。内容は「自分の好きなもの紹介」「旅行の思い出」など、なんでもかまいません。お互いのパーソナリティを理解するために、これまでにも「ゴルフの魅力」「イチオシのゲーム」「Chat GPT活用法(資料あり)」などさまざまなスピーチが発表されています。
フルリモートだからできるテキストコミュニケーションの良さ
他にも特徴的なのが、「ミュージックチャンネル」「ゲームチャンネル」などのSlackチャンネル。自分の好きな音楽、ゲームを紹介しています。
他にも「timesチャンネル」では、その日にあった出来事を自由に書き、活発に投稿。自分の考えを共有することで、情報の透明化・並列化を目指します。進捗報告や悩みも自然とキャッチでき、風通しが良くなっています。
みんなで集まって魚料理を食べに行った際も「美味しかった」と呟くように書き込んで残すことで、共通体験が言語化され、喜びが一層深まりました。
今後は「おすすめ映画チャンネル」「ご飯屋さん紹介チャンネル」といった気晴らしができるチャンネルも企画したいと考えています。フルリモート勤務は、仕事に行き詰まった時の雑談がしにくいという課題を抱えています。そうした課題を解決するためにも、フランクなコミュニケーションが取りやすい工夫を続けていきたいです。
全員がフラットな関係になれる雰囲気と仕組みづくり
さらに、代表である稲葉さんの人柄も、CargoLaboのフラットなコミュニケーションに大きな影響を与えています。代表自ら同じ目線に立ったやり取りを自然に行う「高い共感力」が特徴です。社員をあだ名で呼んでおり、良い意味で“社長らしくない人柄”が風通しの良さを生んでいます。
今後は普段のコミュニケーションだけではなく、ミーティングのファシリテーションにおいてもフラットな関係が築けるようになっていこうとしています。
話し合った成果について要点をまとめ、決定事項として記しておけば意思決定のプロセスが容易に分かるようになります。後から誰が参加しても困らないよう、情報の透明化にも意識的に取り組める組織を目指したいと思っています。