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【Staff Interview】自分が高校新卒の可能性を伝える“商品”!サッカー一筋だった彼女が、高校新卒4年目で見ている景色とは?(後編)

株式会社TomoniSolutionsは、就職を希望する高校生が“夢を持って”仕事を選べる世の中を創るために、高校新卒者向けのお仕事情報メディア「U:story(ユーストーリー)」という自社媒体を運営している。サービスがリリースされた翌年の2021年に、高校新卒の大谷 理紗さんがTomoniSolutionsに入社した。

12年間サッカーを続け、全国大会に出場するほどに努力を積み重ねてきた大谷さんに、高校新卒でTomoniSolutionsを選んだ理由や入社後の取り組み、今後の展望をインタビューした。前編・後編に分けて紹介する。

自分自身を、高校新卒で働いてきた経歴をもつ“商品”だと話す彼女は、高校生と企業を繋ぐ架け橋として適材。サッカーだけでなく、営業の現場でも大きな成果を残し活躍できる根底には、困難な状況でも前向きに楽しむ持ち前の向上心があるからだと感じた。(​ライター:吉田 真琴)

「電話をかけるのも怖い」状態から、部下を抱えるマネージャーへ

◆営業として入社されてから、どんな活動を?

入社した当時は、企業と高校新卒者を繋ぐために、高校生の新卒採用の必要性と「U:story」への掲載を提案する新規開拓営業がメインでした。

2年目以降は弊社の採用ペースが上がり、新入社員が次々と入社したので、必然的に後輩があっという間に増えて教える立場に。2年目の9月頃に主任に昇格し、チームを任せてもらいました。

その過程で、課長代理、課長と昇格しました。ありがたいことに顧客数が増えてきているので、今は新規開拓がメインではなく、自分の担当するお客様と中長期的な関係を築きながら、並行して新規開拓もする営業スタイルにシフトしています。現在は1つの営業課を任され、部下を3〜4人抱えながら今に至ります。チームとして成果を上げていく活動に注力しています。


新規営業には尻込みしてしまう人も多いイメージですが、1年目からガンガン数をこなしていたってすごいですね。

最初は怖かったですよ!電話1本かけるのも、初めて会うお客様との商談も怖かったのですが、できないことほど燃えるというか…笑 できないことができるようになるというのがすごく楽しかったです。とりあえずやってみて、失敗したらそこから学習しようというマインドでした。

スポーツをやっていたからこそある程度ガッツはありますが、1人だったら無理だったかもしれないですね。私と同じように学生時代にスポーツをバリバリやっていた女性営業の同期と競い合ったり、鼓舞し合ったり、切磋琢磨できたことが大きな支えになっていたと思います。


◆高め合える仲間がいたんですね!2年目の9月からはチームを持ったそうですが、そこで意識が変わったことはありますか?

自分の感覚や、自分の当たり前を押し付けてはいけないなと。これまでの経歴や経験によって価値観が違う中で、同じ目標に向かって方向性を合わせないといけない難しさを目の当たりにしました。なので、一人ひとりに合わせたコミュニケーションの取り方を常に考えていました。

たとえば、静かなタイプの女性であれば、自分から積極的に話しかけたり、ランチに誘ったりして「ぶっちゃけ、どうですか?」と悩みを引き出すようにしています。一方で、「僕、頑張ります!」というタイプの男性であれば、ひたむきに活動してもらうことで目標を達成できるよう、仕組化したり、一緒に中間目標を定めたり。


そういったマネジメント術は、どう身に着けたのでしょうか?

自分で模索していくことが大半でした。後輩の立場の時に「私だったらこうするのにな…」と感じた部分を先輩になった時に実践するように心がけていましたね。とはいえ、それでもダメな時はあるので、そんな時は本を読んで学ぶようにしています。



自分自身が“商品”となって、高校新卒の可能性を伝えられる

◆これまで3年間働いてきた中で、印象に残っている出来事を教えてください。

お客様に、一人の営業として「大谷さんだからお願いしたい」と言ってもらえたことが印象に残っています。Tomoniのサービスに対してもそうですが、私自身に価値を感じていただけたと実感できて嬉しかったです。

チームとしては、管理職として2年目の最後に、チームの売上目標を達成できたことが印象に残っています。 正直、達成は絶望的だろうと思ってしまうほどの途中経過でしたが、自分も含め、メンバー全員が目標に向かって一致団結できた感覚が楽しかったですし、やりがいを感じました。


「大谷さんだから」と言っていただけたのは、ご自身ではどういったところが理由だと?

Tomoniが提供しているのは高校新卒採用のサービスなので、高校新卒で入社した私自身が一つのモデルケースであり、商品になっている感覚がありました。なので、サービスの説明だけではなく、自分の境遇や高校新卒で就職を経験した上で感じていることもお伝えするように心がけたところ、私に興味を持ってくださるお客様が増えて。

たとえば「すぐに辞めてしまうんじゃないか」「しっかりしていないんじゃないか」と、高校新卒に対してあまり良くないイメージを持っている企業もあります。ですが、高校新卒の可能性を、高校新卒で営業してきた私が等身大でお伝えすることで、お客様の不安を払拭でき、響く部分があったんじゃないでしょうか。


高校新卒で活躍されている大谷さんだからこその説得力ですね!他方、チームとしての目標を達成できた理由は、振り返るといかがでしょう?

自分が管理職になって半年ほど経つ中で、部下一人ひとりに合ったマネジメントを構築できたことですかね。山場だった月には、まず自分が大きい売上を立てて良い流れを作れましたし、売上が上がるほどメンバーのモチベーションも上がってくるので、ラストスパートは「みんなでやりきるぞ」と、気持ちを1つすることができたと思います。


◆ご自身の強みはどんなところですか?

失敗を恐れない前向きさだと思います。むしろ、失敗をしたい。仕事の正解は誰かに教えてもらうものではないので失敗だらけですが、後悔することはないんですよ。失敗してもそこからちゃんと学びを得て、次に繋げられれば、成長できるチャンスだと思うので。失敗に対して向き合えるのも、自分のいいところかもしれないですね。

営業部で1番の売上を。成長を楽しめる人と一緒に働きたい!

◆今後の目標を教えてください。

社内では営業歴が長く、売上を期待される立場ということもありますが、営業部で1番の売上を上げることが必達目標です。

また、これまでの経歴からお客様に興味を持ってもらえる一方で、営業として正直まだまだな部分もあると思っています。顧客の信頼を獲得していけるようなロジカルシンキングやプレゼンテーションスキルを磨いていきたいですね。


◆ちなみに、先ほど伺った入社経緯に、働きながらやりたいことを見つけたいというお話がありましたが、やりたいことは見えてきましたか?

まだ見えてはいないんですけど、高校生の頃に思っていた「やりたいことがない」状態と、今の「やりたいことがまだない」状況って、全然違って。今は多種多様な業界の採用課題を解決する中で、それぞれの魅力や課題を知ることができて視野が広がっていると思います。求められる仕事を実直にこなしながら、自分のやりたいことも見つけていきたいですね。


◆最後に、TomoniSolutionsに来てもらいたい人物像を教えてください。

いつも私がお客様に聞く質問なんですけど、自分が聞かれると難しいですね…笑

何か特別なスキルが必要なわけではないですが、素直で、愚直に取り組める人に来てもらいたいです!あとは、一緒に高め合っていきたいので、成長を楽しめる人であれば、楽しく働けると思います。


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