【転職エントリー|燈で働く魅力】CFO郷司真澄 | 燈株式会社
こんな人運動が大好きで、幼少期から毎週スキーにいったり(なお地元は愛知県名古屋市)、小中高はずっと野球をやっていたり。社会人になってからも会社の野球部や所属する国家資格の代表選手をやったりと、勉...
https://www.wantedly.com/companies/company_8250113/post_articles/451632
はじめまして。
2024年5月に燈株式会社にジョインし、管理本部 経営企画グループでマネージャーをしておりますT.Yと申します。
経営コンサルタントの大前研一氏は、こう言いました。 「人間が変わる方法は3つしかない。時間配分を変える、住む場所を変える、付き合う人を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは、『決意を新たにする』ことだ」。
この言葉を知った時、胸に刺さるものがありました。昨年末まで外資系の投資銀行に勤めていた私も、漠然と「何かを変えたい、もっと成長したい」と感じていた一人だったからです。
私が安定した環境を手放し、創業期のAIスタートアップに飛び込んだのは、この大前氏の言葉を、人生を賭けて実践するためです。
このストーリーが、同じように「変わりたい」と願いながらも、一歩を踏み出せずにいるあなたの背中を、そっと押すきっかけになれば幸いです。
まずは、私が以前いた世界について少しお話しさせてください。
大学を卒業後、2022年4月に新卒で外資系の投資銀行に入社し、ECM(株式資本市場)チームに配属されました。IPOや公募増資といった、企業の大きな節目に関わる仕事です。グローバルな環境で、優秀な同僚や上司に囲まれ、多くのことを学ばせていただきました。
海外勤務も夢見ていましたし、辞めるつもりは全くありませんでした。しかし心のどこかで、このままでいいのだろうか、という想いも燻っていました。そんな時、大前氏の言葉に出会い、「決意を新たにする」だけではダメだ、と痛感したのです。自分を変えるには、環境そのものを変えるしかない。そう考え、2023年末、「外の世界を見てみよう」と、ほんの少しだけ、新たな一歩を踏み出しました。
その小さな一歩が、私の人生を大きく動かすことになります。
きっかけは、高校時代の同期からの連絡でした。「燈っていう会社で人を探してるらしいんだけど、会ってみない?」。
これが、私と燈を繋ぐ最初の「縁」でした。まずは話だけでも、とCFOの郷司と会うことに。
会って感じたのは、キラキラしたスタートアップのイメージとは一線を画す、地に足の着いた確かさでした。AIというバズワードが先行する中でも、建設やものづくりといった領域に特化して確かな競合優位性を築いている事業戦略。そして、「燈道」というカルチャーを大切にし、本気で日本一を目指す姿勢。この会社は信頼できる、と感じたのを覚えています。
そして、代表の野呂と会うことになります。
面談で話す中で、私のゼミ同期の起業家が、野呂が大学時代にシェアハウスをしていた共通の友人であることが判明しました。世界は狭いな、と驚くと同時に、不思議な縁を感じました。
野呂の「まっすぐな目」、そして「質実剛健」という言葉を体現するような、どこまでも真摯で勉強熱心な姿勢に、私は強く惹きつけられました。彼の語る未来は、決して夢物語ではなく、実現可能な目標なのだと、自然と信じることができたのです。
後日、改めてその友人と話した際、彼が私にこう言ったのです。
「次の一兆円企業を作るとしたら、間違いなく野呂だよ」
信頼する友人のその一言が、私の心を決めました。この船に乗ろう。この人たちと一緒に、とてつもない未来を創りに行こう、と。
この転職は、私にとって、大前研一氏の言う「自分を変える3つの方法」を、一度に実践する最大のチャンスでした。時間配分を根本から変え、住む場所も変え、そして付き合う人も変える。これら全てを変えることでしか得られない成長が、ここにはあると確信したのです。
入社当時、創業4期目だった燈は、まさにハイパーグロースの渦中にありました。この「離陸の瞬間」に立ち会い、会社の根幹を創り上げるフェーズに経営の中枢で関われる経験は、今この瞬間にしかない、かけがえのない価値だと思ったのです。
そして2024年5月、私は燈の一員となりました。入社当時、社員数は140名ほど。そこからの日々は、まさに「奮闘」の毎日でした。
入社当初、法務の専任担当者はいませんでした。畑違いの私が、必死で契約書レビューをしました。会社紹介資料を一から作る過程で、事業の全てを猛スピードでキャッチアップしました。
投資家との面談に同席し、予実をまとめ、事業計画を策定し、取締役会の資料を準備する。M&Aの候補先と面談を重ね、最近では野呂さんの商談や海外営業にも同席させてもらっています。
毎日が、新しい自分との出会いです。自分の限界が壊され、新しい能力がインストールされていく感覚。この成長痛こそが、私が求めていたものでした。
燈では、エンジニアだけでなく、私のようなビジネスサイドの人間も、AIを思考のパートナーとして活用しようと日々格闘しています。
ある重要な商談でのこと。野呂がプレゼンを行い、私はその横に同席していくつか質疑応答をさせていただきました。事前にGeminiとあらゆる角度から議論を重ね、想定問答を練り上げていました。
何とか鋭い質問にも食らいついていると、先方の社長がその場で私にこう言いました。
「君は、Geminiみたいだな」
AIのように完璧にできたとは到底思えませんが、それくらいAIと共に思考し、準備を重ねる働き方を、私たちは日々模索しています。
そんな目まぐるしい日々の中、今年のゴールデンウィークにプライベートでシリコンバレーを訪れました。
そこで会ったのは、OpenAIやSpaceXといった企業に投資している投資家たち。彼らと話す中で、こう言われました。
「世界一の会社っていうのは、こういうスケールで成長してるんだよ」
淡々と、しかし圧倒的な事実を突きつけられ、悔しくてたまりませんでした。私たちが目指している場所の、本当の高さと険しさを思い知らされたのです。しかし同時に、心の底から燃え上がるものがありました。この差を埋めたい。世界で勝ちたい。そのための私の役割が、より一層クリアになりました。
私たちの目標は、世界一になることです。
しかし、そのためには、まず「日本一」にならなければなりません。私が今創ろうとしているのは、「日本を代表する企業の経営企画、社長室と伍して戦い、そして超えていくチーム」です。
燈は今、爆速で成長しています。だからこそ、コーポレートというポジションには、無限のチャンスが転がっています。
私たちが求めるのは、特定のスキルセットではありません。「志が全て」。これは燈の行動指針である「燈道」にも通じる、私たちの合言葉です。
燈道に共感し、自分の人生を変えたいと願い、最高の仲間と本気で日本一、そして世界一を目指したい人。
「日本を照らす燈となる」。
この壮大な物語の、最もエキサイティングな一章を、私たちと一緒に働きませんか。
あなたの挑戦を、心から待っています。