皆さんこんにちは、採用広報を担当している平田です!今回はシリーズ企画の第3弾として、マーケティング課で課長として活躍する石川さんにインタビューを実施いたしました。現在当社のメインメディアとなるYouTubeチャンネル「不動産ポリス」を、登録者数1.5万人まで伸ばした石川さん。そんな彼女がどのように普段働いているのか、ウィローズならどんなことを実現できるのかなど、様々な質問を投げかけてみました!
■プロフィール
石川明奈/マーケター(課長)
【マーケティングの成果を見届けてみたかった】
‐今回の取材よろしくお願いいたします!早速ですが、石川さんは中途入社ですよね?なぜウィローズを選んだのかを教えていただけますか?
石川:
こちらこそよろしくお願いいたします。もともと私は、不動産会社向けにシステムを提供するIT企業に入社し、営業職として大きな裁量と成長の機会をいただきました。ただ、システムを導入した後、実際にクライアント様の現場の中でどのような変化があったのかが見えにくかったり、たてた課題に対する仮説が正しいかを自分で検証しきれなかったりすることにもどかしさを感じるようになりました。
また、数字を優先するあまり「本当にお客様のためになっているのか?」と葛藤することも多くありました。
そのような中で「自分たちの利益よりもお客様の利益を優先する」という価値観を大切にしているウィローズに出会いました。そして、事業会社のマーケティング職であれば、一社会人として事業の上流からメディア運営の下流までを経験し、その先にいるお客様の幸せまで向き合いながら成長していくことができると思い、入社しました。
‐もともとは営業だったんですね?そこからマーケティングを選んだ理由も教えていただけますか?
石川:
「常に多くの選択肢を持ち、その時の自分がベストな選択を取り続けられる状態でありたい」という思いを持っているからです。結婚や出産など様々なライフステージの変化がある中でも、実力や実績をつけることができていれば、その時の「自分がやりたいこと・大切にしたいこと」を軸に進んでいくことができると思います。
そのため、PC一台あればどこでも仕事ができ、経営に近い視点での戦略立案からメディア運営の細かいスキル・ノウハウまでを磨いていくことができる、マーケティングを選びました。
今は、YouTubeチャンネル「不動産ポリス」の運営を中心に、マーケティングに関わる仕事を担当しています。
【登録者数1万人超えを達成】
‐改めて、現在取り組まれているプロジェクト「不動産ポリス」について教えていただけますか?
石川:
不動産ポリスは、当社のメインとなる自社のYouTubeチャンネルです。主に中古マンション購入にまつわる不安や悩みを解決できるようなコンテンツを作っていて、最終的には、お客様のマイホーム購入の力となれることを目指して、お問い合わせいただくことを目的として運用しています。
‐不動産ポリスの事業をいつから担当しているのですか?
石川:
チャンネル自体は前任が2021年4月に立ち上げていました。引継ぎ当時の登録者数は3500人程度だったと思います。2023年4月に私が入社して、その後すぐこのプロジェクトを任せてもらっています。
‐現在不動産ポリスの登録者数は1.5万人を超えていると思いますが、そこにたどり着くまでどれくらいの期間がかかりましたか?
石川:
登録者数1万人を超えたのは、2024年の4月でした。
いくつかの動画がヒットし、そのタイミングで一気に登録者数が増えましたね。この『【40代50代中古マンション】購入は築○○年にしてください。』は、私が企画した動画なのですが、17万回再生とヒットを記録し、自分の成果が数字として表れたときは嬉しかったですね。
【その後登録者数が伸び悩んだ数カ月】
‐YouTubeチャンネルの運用は難しいイメージがありましたが、順調に伸ばしているんですね?
石川:
実は1万人達成の半年後くらいから、なかなか登録者数やお問い合わせ数が伸びずに悩んでいました。初年度の成果が良かったため、翌年の目標数値も高くなり、大変だったことを覚えています。正直、自分で成果を出せずにへこんだ日もあります。
でも、そんな時、社内の方から教えてもらったのが、お笑い芸人のさんまさんの言葉、「俺は、絶対に落ち込まないのよ。落ち込む人っていうのは、自分のこと過大評価しすぎやねん。過大評価しているから、うまくいかなくて落ち込むのよ。人間なんて今日できたこと、やったことがすべてやねん。」が私に響きました。
‐その名言からどのようなマインドを得たのですか?
石川:
マーケティングという仕事柄、すぐに成果が表れない時もあります。自分自身100%の力でやり切った状態で、自分の理想と離れているのであれば、それは単にまだ力が足りないということ。自分を過大評価し理想を高く持つから落ち込むのであって、一旦は自分の100%を出し切った結果を受け止めることで、落ち込むのではなく次にどうするべきか考えるようになりました。
‐マインドセットが変わってから、他に取り組んだことはありますか?
石川:
YouTubeチャンネルの運用のため、当社では外部コンサルと連携をしています。その担当者から企画のフィードバックをもらったり、アルゴリズムや施策の考え方について学んだり、とにかくスキルセットの向上に取り組みました。こうした取り組みの中で少しずつ感覚がつかめていった結果、最終的な目標数値までは届かなかったものの、前期比で比べると高い成果を実現することができました。
具体例を一つ挙げると、ある月の目標達成まであと少しという時期がありました。本当にあと少し、あと少しだから絶対達成したい、でもなかなか届かないと困っていましたが、翌月実施予定の企画を前倒し、月内に実施して、ぎりぎりですが滑り込みで目標を達成できた月があったんです。
少しずつ積み重ねてきた自分の力を信じて「自分ならできるかもしれない」という気持ちをもって、一つ成功体験ができたこともあり、それからは落ち込むことも少なく、よりチャレンジ精神をもって前向きになれたと思います。
‐最終的には、どのような数値になったのでしょうか?
石川:
YouTubeチャンネルからの問い合わせ件数を基準に、前年の+300%という目標を掲げていました。最終的にはその目標に対して85%という結果でしたが、当初の目標が高かったこともあり、全体で見ると相当多くの顧客接点を創れたと思います。
そして、会社が達成度合いだけで判断せず、そのプロセスなども含めて評価してくれたことは嬉しかったですね。難しい課題に直面した時、そのプレッシャーに押しつぶされるのではなく、その環境を楽しんで前向きに取り組むことが大切なんだと、改めて認識させられました。
【自社ブランドをより知ってもらうために】
‐いろいろな経験をされたようですが、マーケティングの仕事を通して得た学びは何ですか?
石川:
自分の現状とリアルを把握したうえで、常に次のステップを目指し続ける姿勢ですね。あとは、裁量を持って仕事に取り組める分、自分が止まるわけにはいきません。困った時は素直に周りに相談することが大切だと改めて思いました。
‐今後は仕事を通して、どのようなことを実現していきたいですか?
石川:
不動産ポリスを当社のメイン、そしてプラットフォームとなるメディアに育てていきたいです。今までは顧客との接点づくりを主な目的として運用していましたが、これからは自社ブランドをもっと知ってもらうためのきっかけ、入り口として多くの方に情報を発信していきたいですね。
不動産ポリスがきっかけで当社のことを知った人が、当社が開催するセミナーに参加したり、他の部署と連携して良いサービスを受けてもらえたりと、様々な横展開を想定しています。これからもっとメディアを増やしていくこともあるので、様々なメディアと不動産ポリスをかけ合わせて、より沢山のお客様とウィローズが出会えるような集客の仕組みを構築、拡大していきたいです。
‐では最後に、読者にメッセージをお願いします。
石川:
一番伝えたいことは、マーケティングの仕事は面白いということです。現在当社は、ファンの最大化というビジョンを掲げています。マーケティングは自社のことを知ってもらうための、いわば入り口となる仕事です。自分が起点を作り、会社の成長を支えていけることはものすごくやりがいに感じます。
単に売り上げを伸ばすのではなく、ファンを増やすことが最終的な企業の成長にも欠かせないと思っています。
そして何より、私自身ウィローズで働いている自分が好きになりました。このマーケティングという仕事を通して、そう思える人が増えてくれればうれしいですね。
【広報担当より】
今回はマーケティング課の課長、石川さんにお話を伺いました。チームを引っ張るリーダーとして、マーケティングに全力で取り組んでいる姿が印象的でした。
仕事を通して自分を好きになれる、そんな一言も素敵ですね。同じように、仕事を通して自己実現をしたい、裁量のある環境で働きたい、そんな想いをお持ちの方は、ぜひ一度カジュアル面談などでお話ししましょう!