こんにちは!株式会社アビックシステム採用担当です。
本日は、システム開発事業部 小林さんにインタビューをしてまいりました。
- 建築学科からIT業界を目指した経緯とアビックシステム入社の決め手
- 3年目システムエンジニアの仕事内容と仕事において大切にしていること
- アビックシステムで活躍できる人材像
についてお話しして参りますので、人間関係重視の職場で働きたい方やエンジニアとして成長できる環境に身を置きたい方はぜひ最後までご覧ください。
システム開発事業部 小林さんプロフィール
三重県出身。小学校からサッカーを始め、高校では強豪校でサッカーに打ち込む。大学は、理工学部の建築学科に進学。図面を作成する際に設計ソフトに触れる中で、ソフトウェアの開発に興味を持ち、IT業界に就職する。2022年にアビックシステムに入社。現在は、システム開発事業部で、金融系の企業のシステム開発や保守を担当
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ー建築学科を卒業された小林さんが、IT業界に興味を持った理由を教えてください。
在学中に「CAD」と呼ばれる設計ソフトウェアを使用して、建築のデザインや設計図を作成していました。その中で「多様なソフトウェアを使いこなしたい」と広くデジタルツールを独学で学んでいくうちに、「世の中のあらゆるソフトウェアやデジタルツールがどのように作られているのか」という疑問を持ち、ITの世界に興味を抱くようになりました。
システムエンジニアを目指したのは、幼い頃から「モノづくり」が好きだったからです。
建築学科へ進学したのもその延長です。
対象が建築物からソフトウェアやシステムに変わるものの、「モノをつくる」という観点では、建築家と共通する部分があると感じています。
建築業界に拘ることなく、自分が興味を持ったものを追求した結果、IT業界でシステムエンジニアの道を選ぶに至りました。
ーとはいえ多くのIT企業がある中で、小林さんはどのような観点で就職先を選んだのでしょうか?
環境や待遇、仕事内容の基準は最低限あった上で、一番重視していたのは「人」です。役員や社員の考え方・価値観が自分と合うかは、企業選びに欠かせないポイントでしたね。
その点、アビックシステムの選考は面接官との距離感も近く、お互いに飾ることなく話ができました。質問も企業からの一方的なものではなく、雑談も交えながら、私自身の想いや将来的になりたい姿なども伝えられたと思います。
包み隠さず答えてくれる面接官の姿に「社会人としてかっこいいな」「この人のようになりたい」と強く感じました。余談ですが、当時憧れた面接官は、現在私が配属しているプロジェクトのPMとして一緒に働かせてもらっています。
ー「人や企業風土とのマッチング」を重視されていたのですね?
面接は企業が応募者を知る機会ですが、学生も自分と企業との相性を見極めることが大切だと私は思います。
これはあまりおすすめはしませんが、私は最終面接で社長の佐々木に「自分に対する率直な印象」を聞きました。すると社長は、私の正直な感想と面接時の受け答えに対するアドバイスを伝えてくれたのです。企業側にとっては何もメリットが無いにもかかわらずです。
一学生に対しても真摯に向き合う会社の姿勢を見て、この会社は「人を大切にする会社」だと直感し、ここで働きたいと思いました。
ー「人を大切にする」という視点では、アビックシステムでは新入社員向けの研修も充実していると聞きました。
入社後に行われる3ヶ月間の外部研修は、とても有意義だったと感じます。
研修では、汎用性の高いプログラミング言語やITに関する知識全般、社会人としてのビジネスマナーを学びました。配属後は、エンジニアとしての独り立ちが待っているため、研修でしっかり基礎を習得できたのは助かりました。
また、この研修は他企業の新入社員の方と合同で受ける形式だったため、同世代の方たちと交流することができ、会社以外での人脈をつくれたことも大きかったですね。
当時、共に研修を受けた仲間とは、いまだに交流があります。会社以外で同業のコミュニティをつくるのはなかなか難しいので、このような機会があったのは有り難かったです。
ー現在の仕事内容を教えてください。
システム事業部で、金融系の企業様のシステム保守と開発を担当しています。
具体的には、基本設計とよばれる上流工程から、製造・テスト・リリースなどの下流工程まで一連の業務を担っています。比較的規模の大きい基幹システムに関わることが多いため、新しいシステムをどんどんつくるよりは、既存システムの改修がメインとなります。
現場配属後の1年目から各工程の作業を幅広く経験できたため、開発工程に必要な知識や技術を習得することができました。
そのため、新人社員を教育する際も、できる限り各工程の作業を担ってもらい、様々な経験ができるように工夫していますね。
ー仕事において大切にしていることはありますか?
金融系システムは信用が第一です。システム不備があればお客様に多大な迷惑をかけるため、最高レベルの品質を担保できるよう日々研鑽しています。
仕事の進め方で私が特に心がけている点は、成果物に対して「付加価値」をつけることです。例えば、エビデンスと呼ばれるテスト結果をまとめる資料の作成では、ただ結果を整理するのではなく、誰が見ても結果がわかるように、資料の体裁や情報の整理に配慮しています。
求められていること以上の成果をだすことやその姿勢を見せることで、お客様や上司の評価へと繋がりますし、自分の成長曲線も高くなりますからね。
最近では、チームメンバーにもこの方法をシェアしています。チームメンバーへの伝え方や求める方法には注意が必要ですが、結果的にお客様への提供価値が上がり、会社の売上にも繋がる点で、好循環が生まれると信じています。
ー入社して3年経って感じる、アビックシステムの魅力を教えてください。
入社前の面接時に感じた、「社員の人間性」や「人を大切にする風土」は今も変わらず魅力に感じています。特に、役員や新入社員にかかわらず社員同士の距離感が近く、公私を含めて関わりを大切にしてくれるため、入社後も自然体で働けています。
元々プライベートと仕事の人間関係は分けたいと思っていましたが、社員同士の仲が良いと多くの良い点があると感じました。
例えば、普段から先輩社員との関係が良好であれば、業務で不明点があっても、変な気遣いや緊張感なく質問や意見をすることができてストレスなく業務が進みます。加えて、お互いをよく理解し刺激しあえば、仕事の質を高めることもできますよね。
私自身、3年間働いてみて一緒に働く人が好きになるにつれて、会社への愛着も湧いてきます。今は、お世話になった人に仕事で恩返ししたい、会社に貢献したいという想いが強いです。
ー最後に、アビックシステムではどんな方が活躍できると考えていますか?
大きく2つあると考えています。
まず、「自分のやりたいこと」がある人です。他の社員紹介インタビューでも多く紹介されていますが、社員の挑戦を尊重するアビックシステムでは、社員のアイデアが形となり事業化した例がいくつかあります。エンジニアとしての明確な目標がある方には、叶えられる環境があると思います。
一方で、「今はまだ自分のやりたいことが見つかっていない」という方も十分に活躍できる場所があります。
なぜなら、私自身がそうだからです。明確にこれがやりたいなどはないものの、「自分が成長すること」を最重要項目として置き、目の前の仕事に全力で取り組んでいます。日々120%のアウトプットを目指すことで、知識や技術は間違いなく向上しています。
今はキャリアの道筋が見えてなくても、働く中で方向性を見つけて社内の新規事業プロジェクトやプロダクト開発に関わる道へ転換するのも一つです。大切なのは「成長したい」という熱意と成長ができる機会に挑戦する気持ち。野心や成長意欲がある方は、ぜひ一緒に働きたいですね。