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トリノ・ガーデンの縁の下の力持ち。4児のパパが語る「教える」ことの大切さ
みなさん、こんにちは!トリノ・ガーデン株式会社 Wantedly広報担当です。
トリノ・ガーデンは、データ分析とオペレーション改善を通じて、企業の成長を支援する会社です。私たちは「データから価値を創造し、お客様の未来を共に築く」をミッションに掲げ、一つひとつの分析結果から新たな可能性を見出し、クライアント企業の持続的成長をサポートしています。
今回の記事では、トリノ・ガーデンで働く"メンバー"をご紹介します。案件担当メンバーの管理や相談役として活躍する須藤さんにインタビューを行いました!プラント系メーカーから独立、そして4人の子どもを育てるパパとして、仕事と育児を両立する須藤さんの軌跡や想いについて取材してきましたので、ぜひ最後までお付き合いください。
【まずは自己紹介をお願いします!】
ー須藤さんの現在の状況を教えてください
現在40歳で、4人の子どもを育てています。生まれも育ちも埼玉で、現在も埼玉に住んでいます。
仕事では案件担当のメンバーをメインで管理する役割を担っています。オフィスでは席が一人だけ動かせるようになっていて、困っているメンバーのところにすぐに駆けつけられるようにしています!集計業務から案件に関することまで、何でも相談に乗る役目を果たしています。
私は、基本的には単独で案件を持つことはなく、中谷社長がスピーカーとして案件を進める際に、案件担当がフォローするというスタイルで、私はそのサポートを行っています。
【波乱万丈のキャリア!須藤さんの人生転機】
ー現在のお仕事に就くまでの経歴を教えてください
実は学生時代は全然勉強しない学生でした。高校時代は1ミリも勉強せず、ほぼ遊んでばかり(笑)大学受験の2ヶ月前になってようやく勉強を始めて、なんとか大学に進学しました。
大学でも相変わらず遊んでいましたが、建築を学んでいた関係で23歳でプラントメーカーに就職しました。そこではボイラーの薬品製造や清掃工場の建設等に6年間従事し、工場の排水処理や薬品を作るなどの技術的なスキルを身につけることができました。
私にとって、人生の大きな転機は24歳の時に訪れました。当時お付き合いをしていた方から「お金持ちと結婚する」という捨て台詞を残されながらもお別れ。このことが、後の私の人生を大きく変えるターニングポイントになりました。
その後、28歳の時に会社を辞めることになったのですが、そのタイミングで大手通信キャリアの新規プロジェクト立ち上げの話が舞い込んできて、出向の形でプロジェクトに参加。そこで運命的に中谷社長と出会いました。(当時の中谷社長は、別の会社として参加していましたが、一緒に仕事をすることになり、プロジェクトは見事に成功。大手通信キャリアでの新規プロジェクト立ち上げは完遂することができました。)
ー独立からトリノ・ガーデンへの道のり
大手通信キャリアでのプロジェクトが終了後、元いた会社を辞めて独立しました。その際、中谷社長の会社も手伝うようになったのですが、当時のトリノ・ガーデンではまだオペレーション分析という手法も確立されていませんでした。
独立後のトリノ・ガーデンでの最初の大きな仕事は、総務省の外郭団体である一般社団法人で事務局長として業務を担うことでした。地方をITで活性化させる団体で、3年間務めました。
その活動と同時並行で、大手牛丼チェーンのオペレーション分析などを通じて手法も確立されていきました。クライアント企業のとても高い要求レベルに応えようと取り組んだこのプロジェクトが、現在のトリノ・ガーデンの主力事業の礎となったんです。
コロナの影響で世の中の先行きが不透明になった2020年。
4児を育てる父親として子どもたちの安定した生活を考え、35歳でトリノ・ガーデンに正式入社しました。当時は10名以下の小さな会社でしたが、中谷社長との信頼関係があったからこそ決断できました。
【データの重要性を実感!印象深い業務体験】
ー現在の業務で印象深い出来事を教えてください
データを扱うことに対して、当初よりもはるかに真剣になった出来事はたくさんあります。私たちが出した数字やレポートによって、企業様が重要な意思決定を行うということを肌で感じることができました。(同時に【自分の業務が間違った意思決定に繋がるかも知れない・・・】という恐怖心も覚えました。)
その中でも特に印象深いのは、サーティーワンアイスクリーム様でのプロジェクトです。
あるオペレーション改善を実施したことで売上が大幅に向上し、なんとサーティーワン様から表彰されるという結果に、、!私も直接的に関わっていたプロジェクトだったので、データ分析の効果を目の当たりにした経験でした。
効果的な動き方を何パターンも試して数値化して、また試してを繰り返しました。それを1年間継続して検証することで効果が出たんです。現場で行われていた幾多のオペレーションを1つ1つ拾い可視化できたのが成功の要因でした。
集計業務では面白いエピソードもあります。今のソフトウェアで作業する前は、正の字を書いて集計していたのですが、途中で寝てしまって朝起きたら変な数字になっていて、何度も何度もやりなおしなんてこともありました(もちろん、その後しっかり集計いたしました!!笑)
【多様な業界への挑戦!2024-2025年の成長】
ー2024年から2025年はどんな1年でしたか?
個人的にも会社としても大きくレベルアップした1年でした。もともと飲食業界の案件を多く担当することが多かったのですが、自分自身が担当する業界・分野が大幅に増えた1年でした。
医療・美容業界、建設・土木業界、小売業界、眼鏡販売業界、接客サービス業界、冠婚葬祭業界、エンターテインメント業界など、本当に様々な業界のオペレーション改善に携わりました。
業界の知識がない分、学ぶことも非常に多く、それぞれの業界に特有の課題や文化があり、それを理解してからでないと効果的な改善提案はできないことを実感。この経験を通じて、自分自身の視野が大きく広がりました。
また、案件担当のメンバーが増えてきたことで、私が直接関与する案件は減りましたが、その分メンバーの指導や相談に乗る時間が増えました。これまでは「職人の背中を見て覚えろ」という風潮もありましたが、私たち自身も体系的に教わっていないため、どうやって教えたらいいかという新たな課題も見えてきました。
教育カリキュラムとして【「教えることができない」部分をどう伸ばしていくか】が、今後の重要なテーマになりそうです。分かるまで分析するという姿勢を、次の世代にも引き継いでいきたいと思います。
【理想のチームメンバーとは?】
ー須藤さんが一緒に働きたい人物像を教えてください
何より大切なのは、物事をポジティブに捉えられる人ですね。スキルがなくても全然構いません。前向きな姿勢があれば、どんなことでも学んでいけると思います!
また、細かいことにこだわりすぎず、大きな視点で物事を見られる人もこの仕事に向いていると思うので、一緒に働きたいなと思っています!
そして、相手の立場になって考えられる人。これはお客様に対してもチームメンバーに対しても重要な要素だと思います。
ー逆に、一緒に働きにくいのはどんな方ですか?
何でもネガティブに捉えてしまう人は難しいですね。自分や同僚が言ったことを、常にネガティブな方向に解釈してしまう人とは、建設的な議論ができないため向いてないかもしれません。。。
【須藤さんの今後の目標と展望】
ー今後の目標を教えてください
まず、私が関与しない日を週3日作りたいと思っています。これは私が俗人的な業務を抱えすぎているということでもあるので、メンバーがもっと自律的に働けるよう、システムや仕組みを整えていきたいです。誰か特定の人がいないと回らない業務を減らし、チーム全体で支え合える体制を構築していくために、日々思考を巡らせています。
自分の体をいたわることも大切な目標です。これまで夜遅くまで働いて、朝6時に子どものサッカーの朝練に付き合う・・・というような生活を続けてきましたが、自分にとっても持続可能な働き方を見つけていく必要があります。
【トリノ・ガーデンで働く人に望むこと】
ートリノ・ガーデンに入社した方にはどんな風になってほしいですか?
まずは、トリノ・ガーデンの仕事を楽しんでもらいたいです!データ分析やオペレーション改善は決して簡単な仕事ではありませんが、お客様の課題解決に直接貢献できるやりがいのある仕事だと思います。
もし将来的に転職を考えることがあったとしても、自己成長した上でステップアップした形で卒業してほしいと思います。「トリノ・ガーデンで働けて良かった」と心から思ってもらえるような環境を作っていきたいです。
私たちは単なる通過点ではなく、メンバー一人ひとりの成長に真剣に向き合い、それぞれのキャリアにプラスになる経験を提供したいと考えています。
須藤さんのように、人生の様々な局面を経験し、それを糧として成長し続ける姿勢がトリノ・ガーデンの文化の一部です。仕事と育児の両立、チームのサポート、そして次世代の育成。多くの役割を担いながらも、前向きに挑戦し続ける環境がここにはあります。
何か1つでも気になることや興味があればまずは「カジュアル面談」からお話ししましょう!