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こんにちは!
タレントパレット事業部開発・新卒1年目の宮澤です。
今回は私が入社したプラスアルファ・コンサルティング(以下PAC)の新卒の開発研修についてご紹介したいと思います。ベンチャー企業とは思えないほど充実した研修となっているので、少しでも気になった方は是非最後までご覧ください!
PAC開発研修の特徴
まず、PACの開発研修で特徴的な部分を説明したいと思います。
・開発研修が10~11月に実施
PACでは4月は新卒研修、5~8月の4か月はジョブローテーションを行います。
ジョブローテが終わって9月の間は本配属に戻り、e-ラーニングやJavaScriptの課題、ソリューションのテスト(学校のようなテストではなく、システム開発におけるテスト)などを行います。それらが終わっていよいよ開発研修が始まります。
10、11月に開発研修を行うことのメリットとして、自分が本配属に戻った後の仕事を意識しながら研修に取り組むことができます。ジョブローテを通して、顧客の企業はどのような課題があり、どのような要望がを持っているのかを知り、それらを開発でどのように実装しているのか一連の流れを知ることで研修でもより学びが増えました。
・外部講師を招いてPAC特化の研修ができる
他社ではe-ラーニングで課題を行うだけだったり、外部の集合研修に参加したりすることもありますが、PACでは外部講師の方とPACの上司とで相談し、PAC特別仕様で開発研修を受けることが出来ます。
今年の開発メンバーは4人だったので1つの部屋で講師の方と1対4で研修を受けることが出来たので、いつでも質問でき、それぞれの進捗を確認しながら研修を進めることが出来たのは大きな魅力でした!
研修内容
実際の研修の内容を紹介したいと思います。研修は大きく2部に分かれており、
10月:超インプット研修
11月:超アウトプット研修
となっています。はい、分からないですね。説明します😅
・超インプット研修
テキストを中心にとにかく基礎をインプット(時々アウトプット)します。内容としては
・C#
・SQL(データベースの扱い)
・HTML, CSS, JavaScript(簡単に)
・ASP.NET(MVCアプリケーション)
・システム開発 etc.
これらを講義で学びつつ、並行して基本情報技術者試験に出るようなITやシステムに関することをe-ラーニングで学びました。研修前に今までプログラミング経験があるのかどうか、どんなことをやってきたのかなどを上司に伝え、それをベースに講師の方と内容を組んで下さっています。
正直ベースで言うと、新卒でもプログラミング経験者では一部知っている内容も行うので少し退屈と感じる部分もありました。ですが基礎の復習になり、分かっていることであればそれを伝えることで飛ばすなど、柔軟に講義を進めることができます。
逆にプログラミングをやったことがなければ一から学ぶこともできます。プログラミングを学びはじめたときは分からないことだらけだと思うので、どんどん講師に聞きましょう。疑問をその場で解決できる場は貴重なので使えるものは使っていきましょう。これは経験者にも言えることですね。(今年はまったくの初学者はいませんでしたが、先輩には結構いるので安心してください)
こちらはインプット期間で学んだテキストの写真になります。
もちろん隅から隅までではありませんが、1ヵ月でやるにはかなりボリューム感があり、自信にも繋がります👍
・超アウトプット研修
10月に学んだことを生かし、11月の1か月間で口コミ管理サイトを作成しました。商品の購入とそれに対する口コミのデータを貰い、その一覧や分析画面をASP.NETを用いて作成しました。以下がざっくりした要件表になります。
ユーザー画面 管理者画面
このような仕様書と分析用のデータを頂いて、まずガントチャートを作成してどのようなシステムを作成るのかスケジュールを考えます。システム研修ということで闇雲に作ればよいわけではなく、一連のシステム開発がどんなタスクに分割できて、それぞれどれくらいの時間かかるかという見立てを立てます。
プロジェクトを管理するマネージャーはもちろんのこと、新米プログラマーであっても、上から降ってきたタスクがどれくらいの難易度でどれくらいの時間を必要とするのか見極める力はとても重要です。
実際にやってみると簡単な個人プロジェクトであっても全く計画通りいかず、何度も計画を見直さなければなりませんでしたが、一からスケジュールを考えることができる良い機会になりました。
そしてこちらが4名の新卒メンバーが作成した画面の一例になります。
いかがでしょうか?
実際にユーザーに使ってもらうと考えると、ひどいUIですね。笑
始まる前は1か月もあるのかと思っていましたが、実際にとりかかってみると何もかもが上手くいかず、次から次へとこれやりたいあれやりたいが生まれてきて全然時間が足りませんでした。
研修で感じたこと
・開発者としてこだわりが大事
新卒4人でまったく同じ課題を与えられましたが終わってみればそれぞれの色が出た開発となりました。その中でも開発をするうえで一貫性をもったこだわりを持つことはとても大事だと感じました。
1か月という期間が設定されているのでやりたい事は全てできません。ユーザビリティを向上させるのか、機能数を増やすのか、セキュリティを高めるのか、正解はありませんが自分の中で開発軸を作っておくと、システムにも統一感が出て来て、なんとなく開発をするよりもこうするべきという指針が見えて、より成長に繋がると思いました。
・同期って素晴らしい
これに関しては自分たちにしか当てはまらない部分もあるかと思いますが、4人とも同じような知識量、経験量であり、進捗も同じくらいで研修が進んでいきました。
また、研修で高い評価を貰いたいというより、技術を身に付けたい、という志があったので、分からないことや疑問点をお互いに話し合ったり、いいなと思った機能は真似させてもらったりしていました。空気感も似た部分が多く、楽しく進めることができ切磋琢磨というよりかは皆で成長していく研修だったと思います。研修開発は個人業務になりやすい仕事なのでコミュニケーションを取ることも良い息抜きでした。
・本配属に戻ってきて
本記事を書いている現在は研修が終了して、1か月程経過したところです。本配属に戻ってきていきなり開発タスクを任されます。初めて見る膨大な量のコードで分からないことも多いですが、研修のおかげもあり先輩に手取り足取り教えてもらうことなく、必要最低限の質問でタスクをこなすことができています。もちろん最初のタスクが簡単であるということもありますが、確実に研修によって力をつけることができたという実感があります。
最後に...
PACの開発研修はいかがだったでしょうか?
最初にも申しましたが、ジョブローテーションなども含めてこんなに研修が充実したベンチャー企業は他にないのではないでしょうか?
何よりインプット研修をした後、1か月丸々自分一人でやりたいようにやりたいだけ、こだわって開発することができます。開発者として、とても楽しい研修だと思います。
プログラミングをやっている人も触ったことのない人も、エンジニアとして働いてみたいと感じたら是非PACの入社を検討してみてください!