あけましておめでとうございます!広報課の北山です。
さて、新年最初の投稿は、年末に社内アンケートで実施した『蔵人が選ぶ「楯野川」おすすめペアリング!』についてです!!
SNSはもちろん、イベントなどでも「このお酒は、どの料理と合いますか?」とお客様から聞かれることもしばしば。今回は、蔵人が実際にどんなペアリングを実践しているのか、アンケートの回答をもとにいくつか紹介したいと思います。
最初のおすすめペアリングは、「純米大吟醸 本流辛口」と「手羽先の塩焼き」です!家でも簡単に実践できるメニューですね。
蔵人からのコメント
手羽先をグリルでじっくりと焼くことで余分な脂が落ちて鶏の旨味が純粋に味わえます。本流辛口のスパっとしたキレのいい味わいとの対比が楽しめて、美味しいです。
これは想像しただけでも、間違いなくお酒が進む組み合わせですね…。
続いては、「純米大吟醸 美山錦 中取り」と「関西風おでん」のペアリングです!
日本酒とおでんは相性抜群の組み合わせですが、特に関西風おでんは昆布とかつおだしで出汁をとって、薄口しょうゆと塩で味を整えるので、あっさりとした味わいが特徴だそうです。
蔵人からのコメント
冷よりも少し温めて合わせるほうが、より一層美味しく楽しめます。お酒の酸味が柔らかくなり、おでん出汁の優しい味わいと温度に絶妙にマッチするんです。
寒い日が続いているので、これは是非一度、実践してみたいメニューのひとつではないでしょうか?
(ちなみに全国各地にご当地おでんがあると思いますが、山形県には特にないのです…。「芋煮」や「寒鱈汁」のほうがポピュラーでしょうか。)
森のバターと言われる「アボカド」
ねっとり濃厚で独特の風味がある果物ですが、「純米大吟醸 三十三」のようなフルーティな香りがあり、甘味もしっかり感じられるお酒と意外と合うようです!
蔵人からのコメント
アボカドをそのまま合わせるのではなく、生ハムを巻くことがポイントです。肉の旨味と塩味がプラスされることで、「三十三」の味わいと絶妙なバランスがとれて美味しくいただけます!酸味を加えるためにレモン汁やバルサミコ酢をかけても◎
④純米大吟醸 極限 × エポワス(ウォッシュチーズ)
エポワスとは、フランス・ブルゴーニュ地方が原産地のウォッシュタイプのチーズだそうです。(写真が見つからなかったので、類似のチーズで差し替えています。)
塩水とマール(ぶどうの搾りかすを蒸留したブランデー)で洗って熟成させているので、独特の強い香りが特徴的とのこと。この香りがとても強烈で"臭い"そうですが、食べるととても濃厚で美味しいので、熱烈なファンも多いようです。
さて、こちらのエポワスには「純米大吟醸 極限」が合うという提案がありました!
蔵人からのコメント
コクのあるチーズに「極限」の持つ優美で上品な味わいと、繊細で香り高い吟醸香がマッチして美味しいです。
これは未知の世界…!とても興味がそそられるので、私もいつか試してみたいと思います。
最後に紹介するのは、「純米大吟醸 光明 出羽燦々」と「いくら」の組み合わせです!
蔵人からのコメント
光明に限ったペアリングではないですが、カプロン酸エチルは脂肪類に入るので、脂との相性がいいです。特にいくらとの相性が抜群です。
カプロン酸エチルとは?
日本酒を造る過程で生まれる香り成分の一種。リンゴや洋ナシなどを思わせる華やかな香りが特徴。
…ということは、同じくカプロン酸エチルを多く含んでいる「三十三」や「極限」と「アボカド」「エポワス」など脂肪分を多く含む食材・料理との相性がいいという先述のペアリングもやはり相性ぴったりということですね!
特に「光明 出羽燦々」は、カプロン酸エチル由来の香りが綺麗に出ているので、ペアリングでも合わせやすいお酒と言えそうです。
今回の「楯野川」おすすめペアリング情報はいかがでしたか?きっとびっくりするような組み合わせもあったのではないかと思います。
自宅で簡単に実践できるメニューが多いと思うので、ぜひ試してみてはいかがでしょう?
それでは、また次回の更新もお楽しみに。
▼限定商品も続々発売中!公式オンラインショップは、こちらからどうぞ。