「仕事って本当に楽しい」その想いをすべての人へ──マネージャー梅島さんインタビュー前編 | インクルード株式会社
「仕事って本当に楽しいと心から思いながら働けているので、その前向きな気持ちを共有したい」そう語るのは、ニューロリワーク 横浜センターでマネージャーを務める梅島嶺さん。今回は梅島さんに、これまでの...
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こんにちは、インクルード採用広報です。今回は、ニューロリワークのリアルな日常を皆さまにお届けするため、エリアマネージャーの梅島さんと、ベテランスタッフの小塚さんによる対談を実施しました。センターの雰囲気やスタッフ同士の関わり、そして支援に込めた想いまで、ざっくばらんに語っていただいています。
梅島 嶺 / エリアマネージャー
小塚 智美 / ニューロリワーク 横浜センター 支援員・インストラクター
採用広報:早速ですが、梅島さんが着任された当時の横浜センターの様子を教えてください。
梅島:僕はちょうど1年前にサブマネージャーとして横浜センターに来ました。着任当初は、これまでいたセンターと支援のやり方が異なる部分があり、良さと同時に改善の必要性も感じました。
小塚:私は梅島さんが着任される少し前に横浜センターへ異動してきたのですが、当時の横浜センターはそれまでにいたセンターと比べ、利用者さんとの距離が近く、新鮮な印象を受けたのを覚えています。
梅島:そうそう、とても丁寧で思いやりのある対応だと感じました。ただ、少し先回りしすぎているようにも思えて、“自立”を支えるうえでは、もう少し適度な距離感を意識することも大切なのかなと感じました。
小塚:そうですね。サポートが手厚すぎると、利用者さんがかえって依存してしまうリスクもあります。またスタッフ側の自己犠牲に成り立つ支援だと、その体制を長く維持するのは難しくなってしまいます。
ちょうどそんなことを課題に感じていたタイミングで梅島さんが着任すると聞いて、「おっ、これは!」と、期待してました。
梅島:そうだったんですね。ちゃんと期待に応えられてました!?(笑)
小塚:はい、もう「さすが」って感じでしたよ。梅島さんがまず最初に取り組んだのが、センターのビジョンづくりだったんです。
これまでは、主に利用者さん一人ひとりへの支援に焦点を当てた協働的な取り組みはありましたが、センターとしてのビジョンを明確にする機会は、あまりなかったように思います。でもやっぱり、チームで動くには全員が同じ意識でいることが大切で、センターのビジョンができたことで、横浜センターの一体感がぐっと増したように感じました。
梅島: 良かったです。支援のあり方や利用者さんとの距離感といったものは、一朝一夕には変えられないと思っていたので、まずセンタービジョンの策定に取り組みました。
会社のミッションやビジョンを達成するためには、センターのスタッフ全員が同じ方向を向き、同じ意識で取り組める環境をつくりたいと考えたのです。
採用広報:具体的にどのようなビジョンを策定されたのですか?
梅島:テーマとしては、「利用者さんの自立を促す支援をしていく」というものでした。言葉としてはちょっと抽象的なんですが、そういった方向性でしたね。センタービジョンは、みんなで一緒に決めたいなって思っていたので、策定時はなるべく意見を出しやすい雰囲気づくりを心がけました。
採用広報:スタッフ全員を巻き込んでビジョンを決めるのは、大変だったんじゃないですか?
梅島:正直なところ、難しさはありましたね。でも、みんな「最終的なゴールは利用者さんが長く安定して働けるようになること」という意識は共有できていたので、そこを軸に何度も話し合いを重ねました。
話し合いを続けていく中で、「寄り添う」だけじゃなくて、「一緒に走る=伴走する」という意識が、少しずつチームに広がっていったと思います。
必要なサポートはちゃんとしながらも、自立に向かうステップを一緒に考えていく。その姿勢こそが、利用者さんにとって良い支援なんだって、チーム全体が自然と感じるようになっていった気がします。
小塚:そうですね。支援において「自立」を促すことの方が「依存」させるよりも、一見すると怖く感じることがあります。
しかし、自立的な支援が結果的に利用者さんの安定就労につながるということを体感できるようになり、よりチームの一体感は増していったと思います。
採用広報:この1年、横浜センター全体は大きく変わったんですね。
梅島:そうですね。ちょっと子どもっぽく聞こえるかもしれないんですけど、この1年の変化で僕が一番うれしく思っているのは、楽しそうに仕事をしてくれるスタッフが増えたことです。
単に笑顔が増えたというだけでなく、思ったことを自由に話せるようになり、利用者さんの自立に向けて「どうすれば良いか」というテーマで皆が意見を出し合えるようになりました。目標達成に向けて話し合っているときも、皆さんの笑顔が増え、1年前と比べて仕事を楽しんでくれているという印象を持てるのが、本当に嬉しいです。
小塚:私自身も、この1年でセンター全体の雰囲気がすごく良くなったと感じています。
スタッフ同士の信頼関係も深まって、良いところも、ちょっと気になるところもお互いに認め合える関係になってきたかなと。“適材適所”のチームになりつつある実感があって、今後が本当に楽しみです。
梅島:ほんとにそうですね。みんなが同じ方向を見て「一緒に頑張ろう!」って気持ちで動けていると思います。来年の総会ではこのチームでセンター賞を取りたいですね!
小塚:絶対に取りたいですね!
採用広報:皆さんとても仲が良さそうですね。
梅島:仲良いです!伝わるエピソードとして…あれ、言っちゃっていいのかな?
小塚:あれですね…いいと思いますよ!「T」で始まる夢の国に、みんなで行ってきたんです(笑)
採用広報:あの夢の国に!?すごいですね!
梅島:ちょっと恥ずかしいんですけど、みんなで耳をつけて記念写真とか撮っちゃいました!(笑)
あと心に残っているのは、僕がサブマネージャーからマネージャーに昇進したときに、みんながサプライズでお祝いしてくれたことですね。
あるスタッフに「ちょっと来てください」って言われてついて行ったら、みんなが先にお店で待っててくれて…。しかも、僕の好きな芸能人のお面をつけてて、もうビックリと感動で!(笑)
小塚:そんなに喜んでくれたんですね。嬉しいです。
梅島:本当に嬉しかったです。
採用広報:では最後に、「センター賞」の獲得を目指すうえで、今意識していることを教えてください。
梅島:特に意識しているのは、「定着率」をもっと高めていくこと。利用者さんが職場に長く安定して勤められるように、チームでいろいろと話し合っていて、近いうちに新しい取り組みも始めたいと考えています。
小塚:そうですね。そのために私はやっぱり、利用者さんも含めた事業所の“雰囲気づくり”を大切にしたいと思っています。
たとえば、ブレインフィットネスのようなプログラムって、一見地味に感じてしまって、続けるのが難しいんですよね。でも、ちょっとした声がけや伝え方を工夫するだけで、「やってみようかな」って思ってくれる利用者さんが増えるんです。
そうすると、他の利用者さんにも自然とその前向きな空気が広がって、全体として良い流れができてくるんですよね。そういう一つひとつの積み重ねが良い雰囲気を作り、利用者さんの安定就労につながると思っています。
採用広報:ありがとうございました。横浜センターが一つのチームとして、前向きに同じ目標へ進んでいる様子が伝わってきました。来年の授賞式を楽しみにしていますね!
梅島・小塚: ありがとうございます。
インクルード株式会社では、「ソーシャルインクルージョンを実現し、全ての人が活躍する社会を創る」というミッションの実現に向けて、ともに歩んでくれる仲間を募集しています。
今回の記事を通じて、インクルードの事業や働き方について、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
※本インタビューの内容は、2025年7月時点のものです。