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ラフテルズ|コロナを乗り越えた未来

2022年、ラフテルズは韓国進出をする。飲食業界を選ばれる業界にする為に。

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2020年2月、ラフテルズは9期目を迎えて、過去最高売上で推移していた。しかし、このタイミングで、コロナが襲い掛かってくる。


3月以降の新規契約はゼロ。このゼロは、2020年10月まで続くコトになる。

幸か不幸か、このタイミングで社員が半数離職する。

そして、嘘ばかりのメディアが、飲食業界を煽り立てる。「飲食で感染する」と。


4月に入り、初の「緊急事態宣言」が発令される。一度も経験したコトの無い混乱。 

流石に僕は、自我を保てるか保てないかのギリギリだった。当社も4月1日から休業に入り、定例MTGを実施するタイミングだけ、カラ元気を装っていた。

当社のメインターゲットは、飲食業界。もしかしら4月以降入金がゼロになるかもしれない。この恐怖が僕をむしばみ、正常な判断が出来なくなっていた。

4月は半月経過した時、この現状を打破するには、何をすべきか?死ぬほど自問自答し続けた。

そして2つのコトを決断しようと決め、その2つを、親友、尊敬する経営者に相談をした。全員が満場一致で賛成・賛同してくれた。


そして、4月中旬、自社の定例MTGにて全クルーに発表した。

1つ目は、4月の顧問先への請求はしない。

2つ目は、今後、全クルーの賃金を下げるコトは絶対にしない。

全員が、言葉が出なかった。驚きを隠せなかったんだと思う。

沈黙の中、No2の道下(どーげ)が最初に発した言葉は、「分かりました。覚悟決めたってコトですよね!了解です!」

コレを決断したコトで、「今月末の入金が無かったらどうしよう?」から、入金はゼロなんで、5月以降どうやって生き残るか?を思考するようになり、一気に不安が消えた。


そして、すべての顧問先に通達をした。「丁度、入金の件相談したかったんです。」「助かります!」の、声を頂いた。当社のクルー達は、良いコトをしたんだと、少し満足しているように感じた。

4月月末、会計士との定例会議。そこで衝撃の報告を受ける。「井上社長、まさかの40%以上の顧問先から入金がありました!!!」

僕と道下は言葉が出なかった。安堵と、感謝、そして自分達の今までやって来たコトが間違いではなかったんだと。入金頂いた顧問先1社1社にお礼の連絡をした。 

すると、すべての顧問先が「あたりまえでしょ!?」「入金しなかったらラフテルズが困るでしょ?」感謝しか無かった。

正直、金融機関とのやりとりで、早くても6月か、7月には融資が可能との話だったので、それまでのキャッシュはギリギリだった。コレで何とか乗り切れる!ありがとう!!と、自然と言葉に出ていた。

そして、5月に入り、僕はリハビリを兼ね、毎日ジョギングがてら会社に行き、一人でコロナを乗り切る戦略と、その後の戦略を考え続けた。1ヶ月経過する頃には、井上高司は完全復活していた。

全クルーを集め、クライアントのお店に行き、今後の戦略を伝えた。

1つ目は、ラフテルズは、年内(2020年10月までは)新規の契約は取りに行かない。

2つ目は、2021年に向け、新規事業を立ち上げる。

3つ目は、年内(2020年)は収益を追わずに、未来の為に時間を使う。

正解は誰も分からなかった。しかし、不思議と迷いは無かった。なぜか上手くいく予感がしていた。

6月1日よりラフテルズは業務を再開した。そして、未来の為に時間を使いだした。そして僕は、幼馴染の経営者仲間と沖縄に集まり、コロナと今後について3日間真剣に相談した。

辿り着いた答えは、以下の3つだった。

①今こそ未来への準備が必要    

②コロナに対してネガティブである必要が無い

③自分たちが信じている(好きな)モノで勝負する

そして、上記の3つに合わせ、昨年から取り組んでいる新規事業が、韓国進出、子供向けの職業体験、マッチングサービスだ。全て、飲食業界が選ばれる業界になる為に、必ず繋がると信じて着手している。随時プレスリリース予定だ。

今期ラフテルズは10期目を迎えた。新規事業に時間を費やした上期、収益改善した下期。この10期は、過去最高売上で着地予定だ。

この1年顧問先の皆さんに積極的に仕事もプライベートも相談し、共に成長していくスタンスをより強めて来た。ほとんどの顧問先の皆さんと友達として対等にお付き合いさせてもらっている。「対等」コレをとても大事にしている。10年後も20年後も友達として付き合っていたい。そう考えて僕たちは成長している。

そして、コロナ禍の昨年(2020年)、96%の顧問先が契約更新してくださった。僕たちは間違ってなかったんだと思える結果となった。


僕たちのビジョンに共感してくれる仲間を探している。年内2名~3名の採用をしたい。少数精鋭の最高の会社を創り、僕たちしか出来ないサービスと価値提供で飲食業界を改革してみせる。

そして、クライアント(顧問先)の満足度が、日本で1番高い会社を創る。必ず。

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