こんにちは!
株式会社サンエイの人事担当の池田です。
本日は第3回 研修編!
本日もサンエイの外部研修についてご紹介いたします。
サンエイでは、社員のスキルアップや
実践的な知識習得を目的として、若手社員を対象に
実地の現場見学や研修を定期的に行っています。
今回は、大阪府東大阪市北鴻池町にある
「鴻池水みらいセンター」へ見学に行ってきました!
この施設は、下水道に関するさまざまな機材や展示品を
間近で見られる場所で、
普段何気なく使っている水や下水道の仕組みについて、
実際に稼働している処理場を見ながら学べる貴重な施設です!
今回は、「鴻池水みらいセンター」での研修風景を
ご紹介いたします♪
〈ふれあいプラザへ〉
下水道に関するさまざまな機材や展示品を見学できる
ふれあいプラザの入り口はなんと
直径6.5mのトンネル!
このトンネルの入り口は
〈シールド工法〉という地下にトンネルを掘る際に用いられる工法で
掘られたトンネル(下水道管)が設置されています。
実際にこのサイズのトンネル(下水道管)が地下に埋まっていると思うと
驚きですね!
その奥を進むと、大阪府内の各自治体マンホール蓋が展示されています!
各自治体ごとの特色が反映されており、興味深いですね~
大阪・関西万博デザインマンホール蓋も展示されておりました!
その後、地下へ!
こちらでは、処理前の家庭排水・工場排水が
流れている様子を見ることができました。
処理前ということもあり、鼻をつくにおいが充満しており
下水処理が行き届いていることへのありがたみを実感…!
ふれあいプラザをあとにし、ポンプ室へ移動しました!
こちらでは2種類のポンプがどのような役割を果たしているのか
教えていただきました。
◎黄色のポンプ(汚水ポンプ)
沈砂池の水を水処理施設へ送る役割
14mの高さまで揚水します!
◎青色のポンプ(雨水ポンプ)
降雨時に浸水を防ぐため、雨水を川に放流する役割
1台当たり1分間に360m3(25mプール1杯分)放流可能!
下水処理場には様々は役割を果たすために
ポンプが据え付けられていることが多いです~!
ポンプ室を経て、下水がどのような過程で
処理されているのかの見学に突入!
〈最初沈殿池〉
ここでは、下水管から流入してきた汚水中の
小さな浮遊物を沈殿させて取り除き、汚れを取っていくところです。
〈生物反応槽〉
次に、汚水は生物反応層へと流入します。
生物反応槽では微生物の働きによって
水をきれいにしていく場所です。
ここでは汚水に微生物を大量に含む汚泥(活性汚泥)をまぜ、
空気を吹き込むことで、微生物の活動をより活発し
汚れを分解する仕組みです。
ですので、水面がぶくぶくしています。
〈最終沈殿池〉
生物反応槽で処理された水は、最終沈澱池へゆっくり流し込まれます。
ここでは、生物反応槽で混ぜられた活性汚泥を沈め
除去する役割があります。
生物反応槽と打って変わって、凪の状態の水面!
活性汚泥が沈殿した、うわずみの綺麗な水を取り出し
消毒処理を経て下水処理場の外(河川など)に放出されます。
鴻池水みらいセンターの場合は
横を流れる寝屋川へ放流される仕組みとなっています。
長い工程を経て水がきれいになっていく過程を
実際に見学できたことは、設計者として非常に重要な経験です。
現場のリアルな状況や工程の流れを直接目で確かめることで、
座学だけでは得られない深い理解を得ることができます。
サンエイは、水を処理する工程を検討し
設計方針の策定、施設設計書を作成、
施設を建築する際の施工図の作成まで
一貫して行っています。
設計や積算をしていくうえで
実物を見て理解を深めることは
座学的な知識とともに必要な要素であると
考えておりますので
こういった外部研修を定期的に
教育システムに盛り込んでいます!
若手社員がしっかりと成長できる環境を
提供し、社員活躍の土壌を整えていきたいという
方針がサンエイにはあります。
設計は経験あるけど、この業界は未経験だな~
サンエイについて知りたいな~
上下水道の設計についてしりたいな~などと
思われましたら、
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お問い合わせお待ちしております!