―― 数を積み上げる採用から、事業を動かすHRへ
採用人数は、目標どおりに達成していた。
数字も評価も、特に大きな問題はなかった。
それでもふと、
「この採用は、事業にどう効いているんだろう」
と立ち止まる瞬間があった。
成果が出ていないわけじゃない。 むしろ“うまくいっているはず”だった。
だからこそ、その違和感は静かで、後回しにもできてしまった。
盛安裕貴(もりやす ゆうき)
新卒:人材業界に入社、RAとしてキャリアをスタート
約2年:IT領域のスタートアップ・メガベンチャーの採用支援に従事
株式会社エブリー:人事キャリアを開始
その後:複数スタートアップで採用・オンボーディング責任者を経験
2025年10月:株式会社できるくん入社/採用チームマネージャー
これまでの経歴
採用を「回せていた」からこそ生まれた違和感
新卒では人材領域に入り、RAとしてリーダーを経験しました。
IT領域のスタートアップやメガベンチャーを中心に、採用支援に携わっていました。
その後、エブリーで人事キャリアをスタート。
複数のスタートアップで、採用やオンボーディングの責任者を務めるようになります。
特に印象に残っているのは、
約400人規模の採用に関わっていた時期です。
戦略としては、とにかくスピードと量。
言葉を選ばずに言えば、
- 募集を集め
- 面接をし
- 内定を出す
このオペレーションを、高速で回し続ける形でした。
戦略としては、間違っていなかったと思います。
実際、採用承諾数という結果も出ていました。
それでも、
「このままでいいのかな」
という感覚が、どこかに残っていました。
転職を考えた背景
数字は出ているのに、事業が見えなかった
一番大きかったのは、
事業に関わっている実感の薄さです。
採用承諾という“結果”は出ている。
でも、その先で、
- 事業がどう前に進んだのか
- 組織がどう強くなったのか
が、自分の中でうまく結びついていませんでした。
一人ひとりに向き合う設計というより、
歩留まりは「数」でカバーする形。
それが悪いわけではない。
ただ、自分のキャリアとして続けたい姿なのかは、正直迷いがありました。
次の環境に求めていたのは、とてもシンプルです。
- もう少し事業の近くにいられること
- 数字だけでなく、手触りが残る仕事であること
できるくんを知ったきっかけ・入社の決め手
正解が用意されていない環境に惹かれた
きっかけはスカウトでした。
正直に言うと、最初は会社名も知らず、
「何を事業の中心にしている会社なんだろう?」という印象でした。
最初の岩田さん(代表)との面談で、
「IT受託産業の構造を変える」 という話を聞き、少しずつ興味を持ち始めました。その後、取締役の小林さん、執行役員の城山さん・水野さんとも話す中で、
- 事業のビジョンが一貫していること
- HRが、事業の文脈で語られていること
が共通して伝わってきました。
最終的な決め手は、
HRとして正解が用意されていない環境だったことです。
採用人数を満たす、という話ではなく、
そもそも
- どういう見せ方をしていくのか
- どういう人が、これからの事業に必要なのか
を、都度考え、意思決定していく余白がありました。
入社前後で感じたこと
変化のスピードと、HRの立ち位置
入社してまだ4ヶ月ほどですが、
短期間でも多くの変化がありました。
- 採用ポジションやリードタイム、温度感の変化
- それを先読みしながらチームとしてどう動くかの試行錯誤
- 事業のM&A
- 新事業へのチャレンジ
- MVVの再構築
- オフィス移転
正直、後手に回ってしまった部分もあります。
ただ、変化の中心にHRがいる感覚は、これまでと明確に違いました。
入社後のリアル
採用を「事業の打ち手」として語れるか
今、特に意識しているのは
事業側との議論の仕方です。
目の前の業務や数値だけを見るのではなく、
- 半期先の目線で
- 事業の数値状況を踏まえ
- 「2ヶ月後にはこのポジションが必要になる」
そうした話を、チームとして能動的に提案できる状態を目指しています。
まだ道半ばですが、この難しさも含めて向き合い続けています。
仕事をするうえで大切にしていること
「次、どう動けばいい?」と聞かれる存在でいたい
理想としているのは、
- 事業側から「次どう動けばいいと思う?」と自然に聞かれる存在であること
- 採用の話が人数ではなく、事業の打ち手として語られている状態
HRが、事業の外側に立つのではなく、
意思決定の中に入り込むことを大切にしています。
これからやっていきたいこと
HRが事業の意思決定に入り込む「型」をつくる
これから取り組みたいのは、
HRが事業の意思決定に入り込む型をつくることです。
属人的ではなく、
チームとして再現できる形にしていきたい。
それができれば、
採用はもっと事業に効くものになると考えています。
これから入社する人へ
変化を楽しめる人と働きたい
今、できるくんには人事ポジションの募集はありません。
なので、あくまで会社としての話になりますが、
- 大きな変化も
- 小さな変化も
どちらも楽しめる人と、一緒に働けたら嬉しいです。
正解が決まっていない分、簡単ではありません。
それでも、熱量高く一緒に取り組める人と働ける環境だと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
できるくんでは一緒に働く仲間を募集しています!