こんにちは!株式会社Newbees HR担当のmomoです。
今回は、QAエンジニアの3名をお呼びし、QAチームのことをざっくばらんに話してもらいました。
久々の座談会で緊張している私ですが、皆さん穏やかなので、安心して挑めました!
座談会メンバー紹介
── それではQA座談会はじめていきますね!みなさんよろしくお願いします。ではまず、QAチームについてどんなことをしているのか教えてください。
meg
よろしくお願いします!
QAチームは2022年春に立ち上げをおこなったチームで、Webサービスやアプリの品質管理を担当しています。
プロジェクトはおもに恋活・婚活マッチングやフリーランス管理システムです。
具体的な業務内容としては、リーダーは各PJの進捗管理、QAチーム内の業務改善、QAメンバーのマネジメント。
メンバーに関してはテスト業務がメインで、テスト分析・設計・実施を担当しています。
── チームについてご説明ありがとうございます!2022年春に立ち上げたとのことで、まだまだ新しいチームですがどういった流れで進んできたの
でしょうか?
meg
QAチームができた当初は、わずか2名で、まだQAとしての専任体制ではなく、ディレクター業務と兼任でテストを担当することもありました。
最初はテスト観点もわからず、問い合わせ対応の合間で学びながらテスト設計をしていました。今思えば、よく回っていたなと思います(笑)
そこから少しずつメンバーが増え、複数プロジェクトにQAが入れるようになっていきました。
── チーム立ち上げ当初と比べるとたくさんのメンバーが協力してくれることにより、本当にQAチームとしてできることも増えましたね……!
チームを拡大していくうえでの困難はありましたか?
meg
メンバーが増え始めたころは、まだフローが統一できていなかったため、やり方の違いが目立っていました……。
連携もうまく取れず、統一感がない状態が続いていて大変だった記憶があります。
luca
確かに。みんな親切心で色々なアイディアを出してくれるのですが、当時はまとめる人がいなかったので、出してもらってもまとめながら実行していくことができず、もどかしい状態でした。
人数が少ないうちは柔軟に対応できていたけど、増えてくるとみんなの意見を採用するのがなかなか難しくて……。
今は運用方法や、やり方をある程度統一できたので、そこらへんは楽になりましたね。
── 確かにフローが統一されていない状態でチームの拡大は限界がありますよね……。運用方法ややり方の統一とは具体的にどのようなものでしょうか?
meg
特に大きかったのはテストケースの運用方法の統一です。以前は、各自が自分のやりやすいようにケースを書いていたので、実施する側が手順を誤ってしまうこともありました。
luca
統一したことによって、作るときの迷いが減るだけじゃなく、レビューの観点でも見やすくなるようになりました。Newbeesで初めてテストケースを作成し始めたメンバーでも、一定の品質で運用できているのは、統一化があったからだと思います。
── katwoさんはちょうど運用方法の統一化がはじまったころに入社していただいたと思いますが、katwoさん的にはどうでした?
katwo
仰る通り、まさに“変革期”のタイミングで入社したと思います。
最初は前職のやり方をそのまま持ち込んだり、各自の個性が強く出ていたので、まとまりがないところもありました。
でも、運用方法を統一したことで基準が明確になり、さらに経験豊富なメンバーが入ってきてくれたことで、運用自体の質も上がったと思います。
そのため、経験が浅い人でも安心して取り組める体制が整ったと感じています!
── チーム作りをしていく中での課題を感じながら、どうしたら良くなるか考えながら進めてこられたのですね。
続いて、少し話は変わりますが、みなさんの仕事のやりがいや楽しかったことについて伺いたいです!
meg
自分が検証を担当した機能がリリースされたときは、やっぱり嬉しいですね。特に「マリッシュ」は複雑な仕様が多く、テストも大変な部分が多かったので、無事にリリースされたときの達成感が凄いです。
また、「フリーランス管理システム」も以前担当していましたが、リリース前の段階から関わっていたプロジェクトだったので、正式リリースできたのは感慨深かったです。
luca
私はNewbeesに入ってから初めてリーダーを任され、自分が考えたやり方でチームがスムーズに動いていったときは、大きなやりがいを感じました。
どうしたらいいのか戸惑うことも多々ありますが、megさんや上司のkingさんに相談できたり、協力してもらえたりするので心強いです。
meg
私も自分1人で決めなきゃと思っていたところにlucaさんがリーダーとして一緒に協力してくれることになり、心強かったです!
katwo
自分は、前職では分担制で進めることが多かったのですが、Newbeesではある程度大きな改修でも裁量を持って一人で任せてもらえます。
自由に設計できる環境で、自分なりの工夫を試すことができるのがとても楽しいです。
チームで歩幅を合わせて動くのも良いですが、任されることも多く、チャレンジの幅も広がっています。
meg
katwoさん含め、みなさん責任感を持って動いてくれるので、安心して任せられます。かといって自由にやりすぎるのではなく、事前に「ここはちゃんと確認したほうがいいですよね」と気づいて提案してくれたり、枠を超えず適切に動いてくれるので本当に頼もしいです。
── なんだかお話を聞いているだけで、Newbeesの居心地の良さが伝わってきます(笑)改めて、“この会社らしさや魅力”ってどんなところだと思いますか?
meg
特に魅力なのは「いい人が多い」ところです!困っている人がいると助け合う風潮があります。
また、自分から課題を相談すれば任せてもらえる裁量の大きさもありがたく、自分で考えて動く経験が成長につながっています。
エンジニアやディレクターともすぐに相談できる距離感があるのも、安心して仕事ができるポイントですね。
Google Meetで会話をしているQA、エンジニア、ディレクター
luca
エンジニア視点では「確認しなくてもいい」とされる部分でも、「QAとしての観点を大切にしてほしい」という理解があるため、不要だからと止められたり否定されたりすることがないのも、信頼してもらえているからこその距離感の近さですよね!
あとは、働き方のところで、フルリモート・フレックスなのももちろん魅力ですし、キャリアパスが豊富なのも良いです。
ここらへんはkatwoさんにバトンタッチしますね(笑)
── 確かに距離感の近さや風通しの良さ、働きやすさなどは大きな魅力ですよね!そうしたら、キャリアパスなどのお話、katwoさんいかがですか?
katwo
Newbeesは自分が目指す理想像に近づきやすい環境だと思います。
スペシャリストやマネジメントなど、どんな方向にも進める自由さがあります。そのぶん迷うこともありますが、月1のOKR面談などで上司やリーダーと相談しながら進められるので、自分がどうなりたいかが分からなくても、情報をくれたり話を聞いてくれる人がいるので安心です。
フルリモート・フレックスで時間も作りやすく、自己研鑽もしやすいですしね。
── キャリアパスが決まっているのではなく、「なりたい自分」を相談しながら進めていけるのはやりたいことが決まっている人も、まだ迷っている人にも魅力ですね!
続いて、今QAチームとして力を入れていることはありますか?
luca
最近本格的に始めた、「マインドマップを使用したテスト分析」です。
最低限そろえておきたい分析項目については、Notionにまとめて共有するように進めていますが、新しく入ったメンバーにどう伝えていくかは今も試行錯誤しながら進めています!
テスト分析のマインドマップ
── 今はテスト分析に力を入れられているんですね。分析を本格的に進めようと思ったきっかけは何だったのでしょう?
luca
私が入社した当初は、そもそもテスト分析自体やっていませんでした。Epicと呼ばれる開発の親タスクみたいなものを元にテストケースを作っていたのですが、他部署とのすり合わせが不十分で、無駄な工程や確認漏れが起きやすいと感じていたんですね。
そこで、私は前職でマインドマップを使っていた経験があったので、「これを取り入れれば改善できるのでは?」と思い、提案してみました。
結果的に、テストケースの項目数が減って効率化につながったし、レビュー会も始めたことで仕様の理解も深まっていると感じています!
katwo
自分もレビュー会に参加していますが、分析の土台がしっかりあることで、テストの作成もやりやすくなりましたし、文化として根付いてきたのがありがたいです。
マインドマップを使った分析は初めてだったんですが、視覚的に理解しやすくてとても助かっています。
前職では表や文章ベースだったので、お客様に説明するときも分かりづらかったんですよね。その点、マインドマップは説明もシンプルに済むので、すごく良いと思います。
luca
今後は、マインドマップの作成とレビューをどのポジションのメンバーでもできるようにしていきたいです。テストケース作成の前に、まずしっかり分析するという流れを定着させたいですね。
理想を言えば、PBR(開発案件すり合わせMTG)の段階でマインドマップを作って、開発が進む前に指摘や確認ができるような状態がベストだと思っています。
── ちょうどPBRの話も出てきたところでお聞きしたいのですが、要件定義など、より上流のフェーズでQAが入る機会は増えてきていますか?
meg
要件定義の段階からQAも参加していて、PBRでは気づいたことをどんどん発言しています。ただ、観点の統一がまだ難しくて、全員が同じように意見できる状態にはなっていないので、今後の課題ですね……。
luca
今はテスト分析の方にコストがかかっているので、もう少し分析が全員できるようになってから、要件定義からの参入は力を入れていきたいと考えています!
── 要件定義から関わるようになってきている一方で、まだまだ課題も残っているんですね。分析や上流フェーズの話が中心になりましたが、他にも今後チームとして強めていきたいことはありますか?
meg
やはり強めていきたいのは、テストの効率化です。
先ほどお話したテスト分析に加え、テスト自動化にも注力していく予定です。
分析をしっかり挟むことで、どこを重点的にテストすべきかを判断しやすくなりますし、すべてを網羅的に手動でやるのはやっぱり工数的にも厳しいので自動化できる部分は自動化して、効率よく回せるようにしていきたいと思っています。
また、マリッシュの開発では今後スクラムを導入予定なので、それに合わせたQA体制も必要だと感じています。
luca
あとはまだQAが入れていないプロジェクトがあったり、リーダーが掛け持ちしているプロジェクトもあるので、全プロジェクトにしっかりとQAが入り込んで、開発と一緒に検証・品質担保ができる体制を整えていきたいです。
katwo
自分もmegさんとlucaさんと概ね一緒の意見です。
属人化しないことも、今後大切になってくるかなと思います。
経験が浅い人も、ベテランも、それぞれがうまく補い合えるような体制を整えるのが、コストを抑えつつチーム全体の効率を上げる方法なのではないかと思います!
── 効率化を意識しつつ、全プロジェクトにQAが入ることがチームとしての今後の目標なのですね。であれば採用もまだまだ力を入れないといけないフェーズですが、「こんな方に来てほしい!」という理想像はありますか?
meg
特に来ていただきたいなと思っているイメージとしては、ざっくりですが「いい人」です。
チームで仕事をしているので、相手を思いやったコミュニケーションが取れる優しい方だと一緒に働きやすいです。
── NewbeesはPURPOSEに「優しさを広げる」を掲げている通り、優しい方ってのは一緒にお仕事もしやすく、本当に重要ですよね。
QAスキルの面ではどんな方に協力いただきたいですか?
luca
スキルは先程もお話した通り、今後は分析や効率化を意識した体制を強化していきたいので、そういった経験がある方。もしくはなくても、そういった想いに共感いただけて、一緒に作り上げてくれる方も大歓迎です!
katwo
自分もそうですが、チームをより良くしていくのには、やったことがないことも学習して対応していかないといけないシーンが多々あります。
そのため、QAとして成長したい気持ちや、新しい取り組みを苦と思わず一緒に学びながらできる方だと嬉しいですね。
── まだまだ成長中のQAチームにお力添えいただける方、来ていただけると本当に嬉しいです……!(泣)
みなさん、色々なお話を聞かせていただきありがとうございました!
それでは最後に、将来一緒にお仕事をしてくださる求職者の方へメッセージをお願いします。
meg
QAチームはまだまだ発展途上で、これから整えていくこともたくさんあります。そういう“成長途中のチーム”を一緒に楽しんでくれるような方はぜひ来ていただけると嬉しいです!
luca
Newbeesでは、フルリモート、フレックスで勤務できるので、仕事とプライベートの両立がしやすいです。
だからこそ、自分のペースを大切にしながら、長く続けたいという方にはすごく合っている環境だと思います!
katwo
スキルや技術はあとからついてくるものだと思っているので、「QAがやりたい!」「テストが好き!」という気持ちを持っている方と、ぜひ一緒に働きたいです。ご応募お待ちしております!