前編のVol.1では、望月みやびさんがフェムテックに関心を持った背景や、ドイツ文学・ジェンダー研究を経てFloraを選んだ理由、「地に足のついたフェムテック」という言葉に込めた想いを聞きました。
Vol.2となる本編では、みやびさんが所属するExpertチームでの具体的な仕事内容、やりがいを感じる瞬間、これから挑戦してみたいこと、そして「こんな人と一緒に働きたい」というメッセージをお届けします。
目次
正解のない仕事を楽しむ。Expertチームでの日々
自分だからこその視点を活かす
クールだけど熱い。Floraの社内文化とメンバーの魅力
Floraで一緒に働きたいのはこんな人
正解のない仕事を楽しむ。Expertチームでの日々
ー 現在の仕事内容を教えてください。
企業向けの共同調査や新規事業支援を行うExpertチームを担当しています。
仕事内容としては、クライアントとの商談や企画提案、調査設計、HUT(ホームユーステスト)の運営、LINE Botを使ったPoCの運営、ユーザーインタビュー、レポート作成など、幅広くやっています。営業、調査、企画、CSを横断するような仕事で、「これをやれば正解」というルーティンがないのが特徴です。
企業ごとに様々なプロジェクトが動いていて、新しい挑戦が常に続いている感覚があります。
ー 入社して半年以上が経ちましたがどうですか?慣れましたか?
正直、まだ慣れたとは言えないです(笑)。
というのも、Expertの業務は案件によって流れもやることも全然違うので、毎回新しいプロジェクトに新鮮な気持ちで関わっているからです。
会社ごとに本当のニーズに応えて提案を練っていくので、逆に慣れない方が柔軟な発想ができて良いかもしれないですね。
自分だからこその視点を活かす
ー やりがいを感じる時はどんな時ですか?
そうですね。男性の担当者の方に、生理で実際に困ることや、日常で感じる細かい不便さの話をした時に「そこまでは考えたことがなかった」「見方が変わった。今後の開発に活かしたい」と言ってもらえたのはうれしかったです!
例えば、お風呂に入る場面で、お子さんがいる家庭だと、生理の日に一緒にお風呂に入るのは経血が漏れないか心配だったり、こっそり拭かないといけなかったり、そういう日常の細かい困りごとって結構ありますよね。
当事者だからこそ分かる具体的な話をして「事実として生理については理解していたつもりだったけど、こういう場面でどう困るかまでは想像できていなかった」と言っていただけて、自分の経験が誰かの新しい気づきや学びに役に立てたと実感できました。
自分が関わることで、少しでも女性にとって良いサービスやプロダクトをつくる手助けができたらいいなという気持ちがやりがいにつながっています。
ー これから挑戦してみたいことはありますか?
今、フェムテックの市場では、更年期の方とか妊活の方にアプローチするサービスが増えていると思います。でも私は、自分自身の経験から、学生の頃に感じていた“生理やPMSへのとまどい”がずっと心に残っています。学生時代は、生理やPMSの知識がほとんどなかったせいで、感情のコントロールができなくなったり、自分が分からなくなったりして自己嫌悪に陥ることがありました。
今思えばホルモンの影響だったんですけど、それを知らなかったために、必要以上に落ち込んでしまっていたんだと思います。
実体験を活かして、生理にまだ慣れていなかったり「これっておかしいのかな?」「みんなはどうなんだろう?」と不安を抱えたり困っている若い世代にもアプローチしていきたい気持ちがあります。
性教育という形なのか、アプリの形なのかはまだ明確ではないのですが、FloraにはAIやアプリの基盤があるので、学生のリアルな声を拾えるような仕組みを作れたらいいなと思っています。学生は特に声を上げづらい立場だと思うので、彼らが抱えている不安や疑問に、もっと早い段階で寄り添える仕組みがあったらいいなと感じています。
まだ漠然としてはいるのですが、自分がかつて悩んでいたことが、誰かの「知ってよかった」に変わるような仕組みを作れたらうれしいです。
クールだけど熱い。Floraの社内文化とメンバーの魅力
ー 入社前後でFloraのイメージにギャップはありましたか?
入社前は、フェムテックのスタートアップということで、熱い想いを持った人が多く、社内でも熱く議論する機会が多いのかなと思っていました。
でも実際はとてもクールで、調査や分析に基づき、ロジカルに話が進んでいく会社でした。最初は「あれ、こんなに落ち着いているんだ」と驚いたのですが、関わっていくうちに皆さん内側に強い熱量を持っていることが分かりました。
ー 社内の雰囲気はどんな雰囲気ですか?どんな人が多いと思いますか?
皆さん本当に自立していますね。Floraにおいてもそうですし、おそらく人生においてもこうなりたいという明確なビジョンや目標を持っていて、尊敬できるところが多いです。
物事に対して自分の意見がはっきりしているというか、当事者意識をしっかり持っている方が多い印象です。
それでいて多趣味な方が多くて、好きなことや興味のあることが幅広く、話を聞くととてもおもしろいです。静かな雰囲気の中にそれぞれの熱意があって、独特のバランスだなと思います。
Floraで一緒に働きたいのはこんな人
ーさらにFloraが強くなっていくために、どんな人に入社してほしいですか?
Expertの仕事は毎回内容も正解も違うので、自分の考えを大事にしながらも、新しい情報をどんどん受け入れてアップデートしながら、それをすぐに応用できる柔軟さが必要だと思います。
決まった型にハマっていると提案の幅も狭くなってしまうので、新しい発想が自然とできる人が向いていると思います。従来あったものに自分なりのアイデアを加えられるような、想像力が働く方だとエキスパートの仕事を楽しめるんじゃないかなと。
コミュニケーションの面でも、柔軟さが大事だと思います。Floraのメンバーって本当に多趣味で、引き出しが多い人ばかりなんです。仕事はもちろんしっかりやるけど、それ以外でも「こんなことが好きなんです」と話せるトピックがいっぱいあるような、好奇心旺盛なタイプがすごく多くて。現状に満足せず、いろんなものを吸収しようとする姿勢がある方だと、Floraの雰囲気にフィットすると思います。
柔軟に変化を楽しめる人に来てもらいたいですね。
ー そんな人に来てもらいたいですね。みやびさん、ありがとうございました!
Floraでは、私たちと一緒に働く仲間を絶賛募集中です!
少しでも興味がある方は、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう🔥