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「なぜインドなのか?」最大の成長市場が秘める無限の可能性
2025年6月30日(月)にTokyo Innovation Baseにて「Do Lab India Launch Event in TOKYO」を開催しました。当日は、多くの方々にご参加をいただき、インド市場への関心の高さを肌で感じることができました!
イベントを通じて参加者の方々からは、「インドで実際に行う業務にリアリティに感じられた」「インド市場のポテンシャルを多角的に解き明かしていただき、視界が大きく開けた」といった好意的なご感想を頂戴しました。
今回のインタビューでは、イベント開催の舞台裏にあった想い、そして、ローンチしたばかりの『Do Lab India』が目指す未来について、深く掘り下げていきます。インド市場が持つ計り知れない可能性と、Doooxが描く壮大なビジョンが、この記事を通して皆さんの心にも響くことでしょう。日本とインドの新たなビジネスの架け橋となる『Do Lab India』の真髄に迫る、必読のインタビューです。
「Do」が切り拓く、挑戦の第一歩:インド市場「解像度」向上へのコミットメント
――実際に、本当に熱量の高い方がたくさん集まられたのですね。そのようなイベントを通して、久保寺社長が参加者の皆様に最も伝えたかったメッセージは何でしょうか?
今回のイベントで最も伝えたかったメッセージは、インドに対する『解像度』を上げてもらうことでした。多くの日本の方がインドを『得体の知れないけれどチャンスがありそう』という漠然としたイメージで捉えています。そのイメージをクリアにすることで、具体的な行動のきっかけにしてほしいと考えていました。
今後は、定期的なウェビナーやレポート配信で情報提供を継続し、会員の皆様にリアルなインドの姿をお届けしたいと考えています。また、やはり現地に足を運んでみないと分からないことも多いため、今後は実際にインドへ来て体験してもらう機会も設けていきたいですね。
「Team Japan」で挑む:Doooxが提供する独自の価値と成功への鍵
――リアルな情報と体験の場は、具体的な行動に繋がりやすいですよね。それでは、『Do Lab India』が提供する具体的なサービスの中で、特に日本企業がインド市場で成功するために不可欠だとお考えの要素は何でしょうか?
日本企業がインド市場で成功するために不可欠なのは、既存の固定観念にとらわれず、新しいものを受け入れる柔軟性を持つことです。実際、日本のビジネス慣習の方が、世界からみて特殊な点が多いのも列記とした事実だと思います。そして、『まずは小さくてもいいから試してみる』という精神を持ち、まずはテストマーケティングをやってみることが、成功への鍵となると考えています。
『Do Lab India』の独自性は、Dooox単体で支援を行うのではなく、特にインド現地の協力なパートナーと特別な座組みを作っている点にあります。また日本側でも、インドに対する繋がりやソリューションのある企業や団体、さらには政府機関までを巻き込みまさに全会一致で『Team Japan』として日印間の経済交流を活性化していくにあります。特に、テストマーケティング環境を、より簡単に、より身近に用意することに主眼をおいております。情報収集からテストマーケティング、その後の本格展開まで、各分野の専門家や現地の信頼できるパートナーと連携することで、日本企業のインド市場での挑戦を包括的かつ効率的にサポートします。
相互補完が生み出す未来:日印経済の新たな調和を目指して
――日本とインドが一体となって挑むという構図は、とても心強いですね。それでは、久保寺社長がご覧になるインド市場の現在の魅力と、今後特に注目している成長分野があれば教えていただけますか?
インド市場の魅力は、その巨大な市場規模だけでなく、日本との間に存在する『相互補完性』にあります。大まかな発想で果敢に『Do』するインド人と、細部まで丁寧に作り上げる日本人は、非常に相性が良いと考えています。また、補完関係にありながらも、根本にあるメンタリティは共通している部分もあり、例えば、会議でのコミュニケーション一つとっても、インド人は相手を『がっかりさせたくない』という気持ちから、『できない』とは言わず『できる』とほぼ返答しますが、日本人は異なる理由にはなりますが、基本的に『No』と直接言ったり、その場で大っぴらな反対意見が飛び交うことは稀だと思います。このような点など、共通するような側面も存在します。仏教的な歴史背景もあるかもしれない、と個人的には思います。
現在、インドは『メイク・イン・インディア』政策の下、製造業の誘致に力を入れています。これは、雇用創出に繋がる製造業の企業に対して、国として優遇措置を講じるというものです。このため、製造業分野でのインド市場への参入は、日本企業にとって大きなチャンスとなるでしょう。さらに、経済成長に伴い、人々の生活に余裕が生まれることで、『健康』や『美容』といった消費分野の市場も急速に拡大しており、これらの分野も日本企業にとって有望なターゲットだと見ています。
「自分のドラマに熱狂する世界」をインドで:Doooxが描く壮大なビジョン
――製造業やヘルスケア、美容といった分野は、日本の技術やサービスが活かされる場面が多いように感じます。最後に、日本企業がこれらの課題を乗り越え、インド市場で持続的に成長していくために、『Do Lab India』はどのような役割を果たしていきたいとお考えでしょうか?また、『Do Lab India』が今後どうなりたいか、夢はありますか?
Doooxは、『Do Lab India』を通じて、日本企業のインド市場への参入を加速させるだけでなく、日本とインドが経済的にも精神的にも連携を深めることで、より融和的でバランスの取れた世界を創り出すことを目指しています。
これまでの世界が極端な二極化に向かう中で、日本とインドが手を取り合うことで、より丸く、調和の取れた世界を実現できると信じています。それが、Doooxが掲げる『明日も"自分のドラマに熱狂できるセカイを創る』というビジョンを実現する一歩となると考えています!
編集後記
今回の久保寺社長へのインタビューを通じて、「Do Lab India」が単なるビジネス支援サービスに留まらない、壮大なビジョンを抱いていることが強く感じられました。インド市場への参入を支援するだけでなく、日本とインド、ひいては世界の経済と文化の架け橋となることを目指すその姿勢は、まさに「Do」を体現していると言えるでしょう。
「まずは試すこと」というメッセージは、インド市場への挑戦を考えている企業だけでなく、新しいキャリアや挑戦を模索している私たち一人ひとりにとっても響くものでした。未知の世界へ踏み出すことは、常に勇気を伴います。しかし、久保寺社長が描く「Do Lab India」の構想は、その一歩をより軽く、そして確実なものにしてくれるはずです。Doooxの挑戦が、日本企業の、そして私たち自身の「ドラマ」をどのように彩っていくのか、今後の展開に大いに期待したいと思います!