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目次
■「なぜインドなのか?」未開の地が秘める無限の可能性
■熱意が信頼を築く、インド事業始動の原点
■インドへの挑戦、日本企業を成功に導く大きな架け橋に
■候補者へのメッセージ:「成長が止まらない」環境で、世界に「Do」するプロデューサーを一緒に目指しましょう!
■日本の未来とDoooxの役割
編集後記
前回はDoooxのユニークなカルチャー「3Do」や「ドラマ」について、熱い想いを語っていただきました。今回は、Doooxが現在最も力を入れている新規事業、インド事業にフォーカスし、その背景にある久保寺の想いや、現在進行中の具体的な取り組みについて深掘りしていきます。この記事を通して、Doooxのグローバルな挑戦と、その中心にある確かなビジョンを感じ取っていただければ幸いです。
■「なぜインドなのか?」未開の地が秘める無限の可能性
――現在Doooxが力を入れている新規事業、インド事業についてお伺いします。そもそもなぜインドに注目されたのでしょうか?また「インドの人口増加」「インドの経済成長」「日本企業の進出状況」の3点について、より詳しくお聞かせいただけますか?
「Doooxでは海外展開を考えている企業様の支援もさせてもらっています。中国やタイなど、アジア中心の国々への相談が多い中で、『インド』という名前はよく出てくるけど、本当に『インド進出に何かを仕掛けている人』には出会ったことがないと思ったんです。興味はあるのに、何故何もできていないのだろうと疑問を感じたのが最初でした。
インドの人たちは、とてもアグレッシブで、まさに『Do』していく人たちなんです。一方で日本人は、すごく繊細で、細かく物事を作り上げていくのが得意だと思います。これはとても『補完関係』にあると考えています。
さらに、実は、根本にあるメンタリティも似ているんです。例えば、日本人が会議で『場の空気を悪くしないように』と気遣うように、インドの人も、相手を『がっかりさせたくない』という気持ちから、たとえ難しい事案でも『できる』と発言し、「できない」とは言わないんです。 これは文化の違いもありますが、「互いを尊重し、円滑に進めようとする姿勢では共通していると思います。
日本とインドが手を組めば、もっと『中和的』で、『丸い世界』が広がるのではないか、この「日印協創」こそが、これからの世界に新たな価値をもたらす鍵になると感じたことが始まりです。
■熱意が信頼を築く、インド事業始動の原点
そういった方向性を考えていた時期に、あるインド人の方とお会いする機会があり、その方が、主催された日本の若手起業家を集めた交流会に参加しました。50人ぐらい集まった中で、私だけが唯一、その後にその方へ連絡をして、直接会いに行ったんです。すると、そのインド人の方から「こんなに熱心に、わざわざ連絡して会いに来たのは、君だけだ。サムライだ!」と仰っていただき、強い信頼関係が生まれました。
『必ずやるんだ』という強い意志があれば、やっぱり色々なものが引き寄せられるんですよね。この出会いが、インド事業を本格的に加速させる大きなきっかけとなりました 。
▼インド出張にて
■インドへの挑戦、日本企業を成功に導く大きな架け橋に
――現在、インド事業では具体的な取り組みを進めていらっしゃいますが、その内容について詳しく教えていただけますでしょうか?
今、日本企業でインドに進出している企業は約1,400社で、その数はずっと横這いで変わってないんです。だからこそ、Doooxはまさにそのインド進出への『Do』を支援したい。そのために大切なのは「もっと簡単に試験的に始められる」こと。いわゆるテストマーケティングです。Doooxは、日本企業がインド市場でスムーズに挑戦できるようなシステムを構築しています。
- Do Lab membership India:
- まずインドに関するビジネスの情報収集や、コネクションを作りたいという方向けのコミュニティです。参加してもらえれば、インドのビジネス領域に関する情報、そしてリアルなネットワークが手に入ります。2025年6月30日にローンチ予定で、すでに約100社が登録を予定している状況です。
- 特命インド室:
- Do Lab membership Indiaからさらにそこから一歩進んで『本気でやってみたい』『テストマーケティングをやってみたい』という方々には、『特命インド室』という形で、テストの事前準備の伴走支援から、『拡大』まで、一気通貫で支援する体制を整えています 。Doooxが持つ現地のネットワーク(大手財閥企業、メディア企業から、インキュベーション施設や大学まで)とノウハウを最大限に活用し、日本企業のインド市場での成功を強力に後押しします。
これらの取り組みを通じて、Doooxは日本企業が抱えるインド進出の障壁を取り除き、日印間のビジネス活性化を強力に推進しています!一方、インド企業・インドの州政府からの日本企業との共創や、日本企業の招致などのプロジェクトも、複数動いており、矢印は双方向で事業推進している状況です。
現在、弊社ではインド工科大学からの学生も3名受け入れており、東京のオフィスも少しずつインターナショナルになってきております。この辺りの採用〜一緒に働く上での経験値も、日本企業に還元していきたいです。
▼Doooxで働くインドメンバー
■候補者へのメッセージ:「成長が止まらない」環境で、世界に「Do」するプロデューサーを一緒に目指しましょう!
――最後に、Doooxで働くことに興味を持っている方々へ、社長からメッセージをお願いいたします。Doooxで働くことの魅力や、どのような人材を求めているかなど、自由に語っていただければと思います。
そうですね、まずDoooxで働くと、『新しいプロジェクトや事業を立ち上げたり、推進したりする力』がつくと断言できます。これからのAIの進化はすごいですが、人間がやるべきことは3つだと私は思っています
- 思考力:
- 世間の常識とか、『普通はこうだから』とか、『過去はこうだったから』という考え方ではなく、自分の頭で『オリジナルの正解』を思考し、物事の方向付けができることが重要です。
- 巻き込み力:
- 一人でできることはどうしても限られてしまいます。周囲の人を巻き込んで、信頼関係を築きながら、物事を前にどんどん進めていくことは人にしかできません。
- プロデュース力:
- これはまさに『Doプロデューサー』と呼んでいるものですが、色々な情報、色々な人とのつながり、色々な経験。これらをまさに『プロデュース』して、組み合わせて、新しい『Do』を推進していくことです。
この3つは、AIが最も得意としない、というよりも、やっても『つまらないこと』になる領域だと思っています。AIが進化する現代においてこそDoooxでは、この3つの力を存分に発揮して、あらゆる新しいことを前に進められる『プロデューサー人材』を一緒に求めています!
■日本の未来とDoooxの役割
個人的に思っていることですが、日本の人たちは本当に優秀だと思うんです。しかし、多くの人が『日本の国内』にばかり目を向けて、すごく『狭い世界』で頭とリソースを使いすぎている気がします。しかし、世界に目を向けると、日本の技術やサービスが役立つフィールドがたくさんあります。
だからこそ、Doooxは、日本の持つ素晴らしい人、企業、サービス、プロダクトのポテンシャルを使って、世界でどんどん活躍して、世界中の人に役立ち、その結果、日本をより強く、より活性化していくことを目指しています。そういうことに心から関心がある方と、一緒に働きたいと考えています。
Doooxは、ただビジネスを拡大するだけでなく、日本社会の未来、そして世界の可能性を広げる壮大な「ドラマ」を、共に創り上げていく仲間を求めています!
編集後記
インド事業への熱い想い。インドの潜在力と日本との補完関係に新たな可能性を見出し、行動力と熱意で事業を加速させている様子が伝わってきました。単なる事業拡大にとどまらない、日本とインドの「協創」で世界に新たな価値を生み出すというDoooxの壮大なビジョンに今後も注目です!
次回の第三回はどのようにしてDoooxは誕生したのか、その原点についてのストーリーをお送りします!次回もどうぞご期待ください。