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幼い頃から祖父母の自営業を見て育ち、いつか起業したいと考えていたREGALI代表の稲田さん。その夢を実現させ、今、REGALIを率いる彼が大切にしているのは「家族や仲間を大切にする」という価値観でした。
顧客体験向上プラットフォーム「LEEEP(リープ)」の導入を拡大させ、急成長を遂げるREGALI。しかし、その道のりは決して平坦ではありませんでした。
黒字経営にこだわり、AIを積極的に活用しながら、世界を見据えた事業展開を進める稲田代表に、REGALIの過去・現在・未来について聞きました。
株式会社REGALI 代表取締役社長 稲田光一郎さん
稲田:もともと私は子供の頃から祖父母っ子で、兵庫県の田舎で自営業をしていた祖父母の姿を見て育ちました。その姿を見ていて、いつか自分も起業したいという想いがずっとありました。
ただ、社会人になるタイミングでは具体的にやりたい事業があったわけではなく、まずはインターネット業界を軸に選んでVOYAGE GROUP(現CARTA HOLDINGS)に就職しました。エンジニアとして1年半、その後営業職に1年半従事した後、動画×コマースの可能性を感じて、REGALIを創業することになりました。
稲田:いつか自分で事業を起こすなら、自分でコードが書けた方が絶対にいいと考えたからです。実際にエンジニアとしての経験も、営業としての経験も、今の経営に活きていると感じています。
稲田:実は最初からLEEEPを事業として開始したわけではありませんでした。もともとは「PARTE(パルテ)」というソーシャルコマースサービスを運営していたのですが、思うように伸びずに悩んでいました。
そんな時、あるお取引先から「PARTEにあるコーディネートなどのコンテンツを、私たちのECサイトで使わせてもらえないか」という提案をいただきました。当時の私たちは事業を形にできるものを模索していたので、すぐにAPIで他のECサイトにコンテンツを掲載できる機能を作りました。
それが予想以上に効果が良くて、「UGCコンテンツをECサイトに掲載することには大きな可能性がある」と気づき、LEEEPへとピボットしました。初めから顧客体験向上プラットフォームを作ろうと思っていたわけではなく、お客様のニーズに応える中で、自然とこの領域にシフトしていったんです。
2021年11月 LEEEP正式リリース
稲田:LEEEPが生まれた時から今まで、私たちは一貫してお客様から「欲しい」と言われたものを作り続けています。よくある失敗として、技術先行で機能やサービスを展開してしまうことがありますが、私たちはその逆を行っています。
お客様から直接いただく声や明らかな課題を、1社だけでなく10社、20社という複数の企業から丁寧にヒアリングし、共通する課題を見つけ出して、それを解決する機能を開発しています。このお客様起点の開発姿勢こそが、多くの企業様に評価いただき、導入が進んでいる最大の理由だと思います。
稲田:REGALIが一番大切にしているのは「家族や仲間を大切にする」ということです。私たちの考え方として、プライベートや家庭が安定しているからこそ、個人として仕事でチャレンジしよう、もっと頑張ろうと思えると考えています。
ミッション・ビジョン・バリューを決めるワークショップの様子
稲田:経営方針に関わる話になりますが、弊社は黒字経営を大事にしています。PARTEを運営していた時、キャッシュ不足による制約、会社としての体力のなさを痛感しました。だからこそ、筋肉質な経営体質で自分たちの事業からしっかりと利益を生み出し、事業拡大も自己資金で行えるような経営基盤を作ることを重視しています。
この健全な経営基盤があるからこそ、メンバー一人ひとりに大きな裁量を持たせ、幅広い経験を積んでもらうことができます。全員が自律的に考え、行動し、事業の成長に直接貢献できる。そんなプロフェッショナルが活躍する組織を目指しています。
事業の成長とともに仲間も増やしていきますが、一人ひとりが事業を動かす実感と、圧倒的な成長スピードを実現できる環境は、REGALIの最大の強みとして進化させ続けます。
稲田:REGALIのバリューの中に「変化を恐れず、成長し続ける」という言葉があります。AIの技術発展により、昨日までの常識が1週間後には全く違うものになっている時代です。
例えばエンジニアリングでは、これまでのコーディング経験がリセットされ、未経験者でもAIを活用してコードが書けるようになってきています。過去のやり方に固執せず、思い切って新しい方法を取り入れられるかが重要です。
AIについては「活用しないとむしろ危険」という認識を持っています。開発だけでなく営業からバックオフィスまで、全ての部門でAIを軸に据え、最も生産性が上がるという観点でツールの導入を進めています。
稲田:LEEEPは現在、小売業界のお客様を中心にサービスを提供していますが、今後は他業界へも展開できるような機能拡張を進めています。また、グローバル展開も視野に入れており、実際に外国人人材の採用も積極的に行っているところです。
さらに、LEEEP以外にも現在2つの新規事業が動いています。詳細は採用面談でお話しできればと思いますが、私たちは特定の領域に固執せず、社会の構造的な課題に対して「三方良し」の精神で解決策を提供する会社でありたいと考えています。
10年後のREGALIは、LEEEP以外にも様々な領域で複数の事業が立ち上がり、お客様、社員、そして社会全体、関わる全ての人が幸せになれる会社になっていると信じていますし、そうしていきたいです。
稲田:まず「素直さ」と「自律性」です。誰かの指示を待つのではなく、自分で考え、自分をコントロールしながら行動できる方。そして、変化を恐れずに自ら変化していける柔軟性を持った方です。
また、前提として私たちの価値観である「家族や仲間を大切にする」という考えに共感していただけることが重要ですね。
稲田:まず、少人数だからこそ実現できる経験の幅広さがあります。一人が多岐にわたる業務を担当でき、自分の仕事が事業に与えるインパクトを直接肌で感じることができます。
さらに、グローバル展開、AI活用による次世代サービスの開発、新しい組織設計など、今まさに起きている変革の最前線に立てます。単に「裁量が大きい」というレベルではなく、「未来を自分たちの手で作る」という本質的な経験ができる環境です。
稲田:エンジニアに対しては、業務時間内にAI勉強会を定期的に開催しています。新しい技術をキャッチアップすることは、個人の成長だけでなく、会社の競争力にも直結しますからね。
また、業務に必要な書籍や資料の購入補助はもちろん、メンバーの「学びたい」という意欲を全力でサポートしています。学習は投資だと考えているので、メンバーが成長できる環境づくりには惜しみなく投資していきたいです。
エンジニアのAI勉強会の様子
稲田:今後の日本を見据えると、人口減少による国力低下は避けられない現実です。だからこそ、私たちの世代が今、しっかりと価値を生み出し、次世代により豊かな日本を残していく責任があると考えています。
REGALIは単なる一企業ではなく、事業を通じて社会に貢献し、世界に向けて新たな価値を発信していく存在でありたい。そう本気で思っています。
この想いに共感していただける方にとって、REGALIは最高にエキサイティングな環境になるはずです。大きな目標に向かって挑戦する中で、自分自身も大きく成長できる。そんな場所がここにあります。
ぜひ一緒に、次世代への価値創造にチャレンジしていきましょう。