目次
技術だけじゃない、“人間力”が育つ環境
育てられた側から、育てる側へ──Rさんが選んだ次のステップ
技術力の先に、見えてきた新しい価値
AFSは、キャリアの途中で“新しい役割”を見つけられる場所
最後に
こんにちは。代表の柳です。
エンジニアの“成長”と聞くと、多くの方が「どんな技術を身につけるか」「どの資格を取るか」といったスキル面を思い浮かべるのではないでしょうか。
もちろん、それもとても大切なことです。
ですが私は、それと同じくらい「人としての成長」も大切にしたいと考えています。
技術だけじゃない、“人間力”が育つ環境
AFSでは、帰社日や面談、日々のチャットでのやりとりなどを通じて、メンバー同士が自然に意見を交わしたり、ちょっとした雑談から『新しい気づき』を得たりできるような文化を大切にしています。
たとえば、自分にとっては当たり前の経験が、誰かにとっての大きなヒントになることもある。
自分のキャリアや目標を言葉にして話すことで、思考が整理されていく。
そんな『小さな対話』の積み重ねが、技術とはまた違った「人としての成長」を後押ししてくれています。
育てられた側から、育てる側へ──Rさんが選んだ次のステップ
もともとは、PCのセッティングや設置といった“キッティング”業務からキャリアをスタートさせたRさん。
AFSに入社してから現場経験を重ね、着実にステップアップし、いまではクライアントとの要件定義や基本設計といった“上流工程”も担える存在へと成長しました。
Rさんのキャリアアップは、まさに“技術力の積み重ね”の成果。
ですが、それだけにとどまりません。現在の彼は「教育」というもうひとつの大切な役割も担っています。
それは、新しく入ってきたメンバーへの技術研修やOJTでの指導。
自分の業務と並行して、後輩の育成にも力を注いでいます。
言葉にすればシンプルですが、これは誰にでもできることではありません。
では、なぜ彼は“教える側”へと自然にシフトしていったのでしょうか?
本人いわく、「もともと教えるのが好きだった」という思いもあったそうですが、
一番のきっかけは、“自分が成長できたこの環境に恩返しをしたかった”という気持ちだったそうです。
「この会社で技術を学べたこと。周囲に支えてもらえたことが、自分を変えてくれた。
だから今度は、自分がその“土台”をつくる側に回りたいと思ったんです。」
それは義務でも命令でもなく、Rさん自身の内側から生まれた気持ちでした。
技術力の先に、見えてきた新しい価値
Rさんの中で変わったのは、スキルだけではありません。
- 技術が身についたことで、後輩の質問にも自信を持って答えられるようになったこと
- 相手にわかりやすく伝えるために、自分の知識を整理するようになったこと
- 「ありがとう」と言ってもらえることで、自分の価値を再確認できたこと
こうした経験を通じて、彼は“技術者”としてだけでなく、“教育者”としての一歩も踏み出しました。
そしていま、同じように「誰かのために動きたい」と考えるメンバーが、AFSの中で少しずつ増えています。
AFSは、キャリアの途中で“新しい役割”を見つけられる場所
AFSでは、ただスキルを磨くだけではなく、「人と向き合う姿勢」や「誰かを支える力」もまた、大切な成長だと考えています。
そうした価値観が、結果としてチームの結束を強め、組織としての厚みや温度感を生み出しています。
Rさんのように、自分の得意や経験を活かして“次の役割”にチャレンジしていく人が増えることで、
会社全体がより「人が育ち、支え合う場」として育っていく——
そんな文化が、今まさにAFSの中で根付き始めています。
最後に
エンジニアという職業において、技術の成長は確かに不可欠です。
でも、それだけでは見えてこない“人としての成長”や“自分の役割の広がり”が、AFSにはあります。
これからの時代に求められるのは、「技術だけに偏らないエンジニア」
Rさんのように、技術を土台にしながらも人との関わりの中で成長していく姿は、AFSらしいキャリアのひとつの形だと思っています。