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【お仕事紹介|事業企画スタッフ】「学校のあるべき姿」を追究しながら、教育の未来を創り出す

今回は神山まるごと高専の事務局長兼副校長を担っている松坂孝紀(まつざか たかき)さんをご紹介します。

経営メンバーとして”新しい学校づくり”に奔走する松坂さんに、ご自身の経歴をはじめ、神山まるごと高専の新規事業企画・事業推進スタッフとして働く魅力についてお話しを伺いました。

当校でのお仕事や、新規事業企画・事業推進のポジションにご興味がある方は、是非ご覧ください。

―まず、簡単に自己紹介をお願いします。

 東京大学教育学部を卒業後、人材教育会社に入社しました。マーケティング、人事、経営企画などを担当した後、2017年に子会社として人事コンサルティング会社を起業し、自社の経営を行いながら、コンサルタントとしても活動し、企業や地方自治体の人づくり・組織づくりプロジェクトの推進を多数行っていました。そして、2021年より神山まるごと高専の立ち上げに参画し、経営メンバーとして学校づくりに邁進しています。

―神山まるごと高専に携わろうと思った理由を教えてください。

 もともと大学生の頃から「教育」そのものに関心を持っていて、いずれ学校に関わりたいという気持ちがありました。社会は「人」でできていて、その「人」がどのようにしてできていくかをさかのぼっていくと、結果として「教育」に行き着く。さらに「教育」をさかのぼると「学校」という存在は無視することができなくなっていきますよね。

そんな中、「新しい学校ができる」という話を、前職の先輩から聞きました。そもそもの興味があったのと、地方に新しい学校ができるということの価値を感じていたので興味を持ったというのが、最初のきっかけですね。

最終的な決め手は、「学校を作りたい」ということだけではなく、「学校を卒業した人たちの活躍が見たい」と思ったことだと思います。「いずれは」と思っていたにしてはだいぶ早いタイミングでしたが、携わることに決めました。

―担当している業務の内容について具体的に教えてください。

 私自身は、学校の組織運営全般を担当しています。民間企業でいうと、COOのような仕事をしていると言えば、少しイメージつきやすいと思います。

多様な業務をしている中の一つに、財務基盤の安定化というプロジェクトがあります。学校経営は、基本的には学費×学生数の売上が中心となっており、コストをどうマネジメントしながら、教育環境を最適化するか、ということが問われます。

 一方で、さらによい教育環境を強化していくためには一定の投資が不可欠であり、学費以外の収益をつくっていくことが求められますし、その収益事業の存在自体が、また当校の教育環境の魅力につながっていくようなループをつくっていこうとしています。

―今の職場/業務でのやりがいやワクワクを教えてください。

 「社会が変わる感触」を実感できることが、一番のやりがいかなと思います。学校や教育の世界は、比較的レガシーな世界で、「なんでこうなってるんだろう?」と思うこともたくさんあるんです。本質的にやった方がいいと思うことを、どのように実装するか。様々な壁やルールを踏まえて、落としどころを探して、ということを一つひとつ粘り強くやっていくと、良い事例になる。その事例を参考に、他の学校や企業がそれを真似したり、官公庁が良い事例としてそれを後押しする制度をつくってくれることが複数ありました。こうやって、社会って変わっていくんだということが実感できるのは、何よりの楽しさですね。

―本ポジションの業務内容・役割を教えてください。

財務基盤の安定化という大目的に向けて、各種収益事業の立ち上げを行っていただきます。立ち上げと言っても、全くゼロから立ち上げるというのではありません。当校には、すでに独自のカリキュラムがあり、ご支援いただいている沢山の起業家や企業がおり、広報のチャネルもあるので、まずはそれらを効果的に活用した収益事業を考えてもらうことになります。

テスト的に行った外部の方向けの有料の視察ツアーはリリース後すぐに満席となり、その後も問い合わせがずっと続いている状態。大きな事業にはならないかもしれませんが、ある程度安定した収益になると思いますし、社会人向けのリスキリング講座、オリジナルグッズ販売など、すぐに立ち上がりそうな企画も構想中です。企画をつくり、事業計画を立て、立ち上げに向けて一歩踏み出し、しっかりと予実管理をしていく。状況次第で組織を大きくしていくという可能性もあるかもしれませんね。ぜひ神山まるごと高専に新しい広がりをつくっていってほしいです。

―本ポジションはどんな方におすすめしたいですか?

 共に正解を模索できる人と一緒に働きたいですね。「学校って本来こうあった方がいい」みたいな理想論を語れることは大事だと思うんです。でも、一方で現実問題として色々な制約の中で調整をしていかなくてはならない局面も生じると思います。私たちは、新しい学校ですし、これからも柔軟に変化をしながら学校をつくっていくことになります。ただ、制限があるからこそ、クリエイティブなものが生まれるんだと思うんです。実務の中でどういう落としどころにしていくかを考え、形にしていける人と、一緒に働きたいですね。もっと言えば、その過程を一緒に楽しめる人だと良いなと思います。あとは、いずれも経営チーム直下での業務となるため、業界未経験でも自身のビジネス経験を活かして、学校教育業界にチャレンジしたい方にうってつけだと思っています。

―最後に、当校の仕事に興味を持っている方にメッセージをお願いいたします!

 神山まるごと高専は、学校というより、「教育系スタートアップ」だと思ってチャレンジをしてもらえたらと思います。学校というと「安定」「保守」の代表格みたいなイメージを持たれている方も多いのかなと思っていて、神山まるごと高専はそことは全く違う「柔軟」「革新」のテイストが強い組織です。ぜひ、どんどん新しいことにチャレンジしてもらえたらと思います。新しい学校をつくるプロジェクトに携われる機会は、そう多くはないと思いますので、一生に一度のチャンスとして飛び込んできてほしいです。そして、ぜひこれからの教育や、その可能性についてお話しできたら嬉しいです。


 神山まるごと高専では、これからの教育やその可能性について一緒に考え、形にしていけるスタッフを募集しています。是非一緒に、「教育系スタートアップ」のような挑戦に溢れた環境で一緒に働いてみませんか?

 あなたのご応募を心よりお待ちしております!

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