株式会社DRIXは「Driver(ドリバー)を増やす。DRIXに関わるすべての人を、人生の主人公に。」というミッションのもと、HR事業を展開しています。中でも、未経験・若手層に特化した転職エージェント「サキドリ転職」は、一人ひとりに寄り添う支援で高い評価を得ています。今回は、同サービスでCAチームリーダーを務める太田誠さんにインタビュー。大手飲食店No.1マネージャーとしての実績を持つ彼が、なぜDRIXへジョインし、どんな想いで求職者と向き合うのか。DRIXならではの仕事の魅力や文化、本質的な支援への情熱に迫ります。
太田 誠(おおた まこと) / エージェント事業部 リーダー
学生時代は理学療法学科に在籍するも、「より多くの人の可能性を肯定し、社会的意義のある大きな仕事をしたい」という想いから、新卒で大手飲食店に入社。東京、福岡、仙台と各拠点の売り上げ改善を推進し、月間約1億3千万円の最高売り上げを記録。複数店舗の統括マネージャーとして4期連続で全国1位の評価を得るなど、約3000人以上の採用・人材育成に携わる。BtoC、BtoBビジネス双方の経験を持つ。株式会社DRIXの創業と同時に、転職エージェント事業立ち上げリーダーとしてジョイン。企業側と求職者側、双方の視点からの転職サポートを強みとする。
「人の可能性を肯定したい」──飲食業界No.1からキャリアアドバイザーへの道
ーーまずは太田さんのこれまでのご経歴と、DRIXへジョインされた経緯についてお聞かせください。
学生時代は理学療法士を目指していましたが、「ケガを治すことだけが目的なら、自分じゃなくてもできるのではないか」という思いが芽生え始めました。「自分の手で患者さんを治したい」という気持ちが、どこか自己満足なのではないかと感じたんです。もっと自分の得意な道で、より多くの人の可能性を肯定し、社会的意義の大きな仕事に挑戦したいと考え、生活に密着した「食」の分野、特に様々な可能性を感じた大手飲食店に新卒で入社しました。当時は漠然と「組織を作って大きなお金を動かしたい」「たくさんの人と関わりたい」という気持ちも強かったですね。
入社後は、東京、福岡、仙台と全国の拠点を回り、店舗運営や売上改善に取り組みました。約3000人以上の採用や人材育成にも携わり、月間約1億3千万円という歴代最高売上を達成することもできました。その結果、複数店舗を統括するマネージャーを任され、4期連続で全国1位という評価もいただきました。BtoCだけでなくBtoBのビジネスにも触れることができ、非常に貴重な経験を積ませていただいたと感じています。
ーー輝かしい実績を積まれた中で、なぜ転職を決意されたのでしょうか?
前職での仕事は充実していましたが、ある出来事が転機となりました。私が育成を担当し、一度は社外へ転職した部下が、しばらくして「転職先のスキルレベルやスピード感についていけなかった」と戻ってきたのです。彼が戻ってきてくれたことは嬉しかったのですが、同時に「自分が提供してきた育成は、本当に社会で通用するものだったのだろうか?」「居心地の良い環境は作れても、社会で戦い抜くための本質的なスキルを身につけさせられていなかったのではないか」と、これまでのやり方が自己満足に過ぎなかったのではないかと強く感じました。このままではいけないという危機感から、「人が持つ可能性を最大限に引き出し、社会でさらに活躍できるよう後押しする仕事がしたい」と強く思うようになりました。
そんな折、中学時代の同級生であり、現DRIX取締役の長谷川陽一から「一緒に会社をやろう」と連絡がありました。彼の「Driver(本能的な人/夢中な人)を増やし、日本を前進させる会社をつくる」という構想を聞き、まさに自分が成し遂げたい世界観だと直感し、二つ返事でジョインを決意。代表の長谷川優のことも以前から知っており、彼らの人間性にも強く惹かれ、DRIXの創業から参画することになりました。
▼代表の長谷川優、取締役の長谷川陽一のインタビュー記事はこちら!
DRIXだからできる「十人十色の課題解決」
ーー現在はキャリアアドバイザーチームでご活躍中ですが、具体的にはどのような業務をされているのですか?また、DRIXのCA業務の魅力とは何でしょうか?
キャリアアドバイザーとしての主な業務は、求職者様との面談を通じて、その方のキャリアプランやご希望を深くヒアリングし、最適な求人をご紹介することです。それだけでなく、職務経歴書の添削や面接対策、企業様との条件交渉、そして入社後のフォローアップまで、転職活動の全プロセスに伴走します。
DRIXのCA業務の最大の魅力は、なんといっても「ビジネス戦闘力が格段に上がる」ことだと感じています。一般的な右から左へ流すような紹介業務とは異なり、私たちは求職者様一人ひとりが抱える、まさに“十人十色”の複雑な課題の特定から解決まで深く関わるからです。この過程で、本質的な課題解決能力、つまり真の「ビジネス戦闘力」が磨かれるんです。そして、その根底には私たちが「CA2.0」と呼んでいる、DRIX独自の転職支援の思想と実践があります。
ーーその「CA2.0」とは、具体的にどのような考え方なのでしょうか?
「CA2.0」とは、求職者様の表面的な転職ニーズだけでなく、その方が人生で抱える本質的な課題の特定・解決にまで踏み込み、長期視点で伴走する私たちの転職支援のあり方です。 ご相談に来られる方は「人生を変えたい」と願い、現状に何らかの「課題」を抱えていると認識しています。CA2.0では、まずこの「課題」の解像度を深い対話で高め、その本質が何かを見極めることに徹底的にこだわります。
その上で、「転職が本質的な課題解決に本当に繋がるか?」という視点が欠かせません。時には転職では解決が難しい、ご本人の捉え方が根源のケースもありますから。求職者様の本当のニーズは「転職」そのものではなく、その奥にある「現状の課題を解決したい」という切実な想い。これに私たちは真摯に向き合います。 人生100年時代において、誰もが「幸せに、楽しく仕事をしたい」と願っています。「仕事だからしんどいのは当たり前」という考えではなく、人生の多くの時間を費やす「仕事」をより充実したものにするお手伝いをしたいと考えています。
ーー「人生単位で伴走する」という意識が、DRIXのCAには求められるのですね。
そうですね。私たちは、今回の転職だけでなく、その方の長い人生を見据えて伴走したい。そう思ってもらえるような関係性を目指しています。そのためには、まず私たち自身が求職者様一人ひとりを深く理解することが不可欠です。この「十人十色の課題解決」を通じて、一人ひとりの人生に本気で向き合う。これこそがDRIXのCAの真髄であり、他社にはない大きな魅力だと確信しています。
「Driver」を増やし日本を前進させる──MVVが浸透する組織文化と成長環境
ーーDRIXには「ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)」が深く根付いていると伺いました。太田さんはどのように共感されていますか?
まずミッションである「Driverを増やす。DRIXに関わるすべての人を、人生の主人公に。」という言葉には、前職での経験から強く共感します。飲食店時代、多くのアルバイトスタッフが「その他大勢の一人」という感覚を持ち、自分の可能性に蓋をしてしまっているように感じました。仕事がその大きな要因の一つではないかと。
DRIXでは「Driver」という言葉が日常的に飛び交い、「最近Driverなことした?」といった会話も生まれます。私にとって「Driverな状態」とは、本当に使いたいと思える時間に夢中になり、未来の目標と今の行動がしっかり紐づいている状態。DRIXには、社員一人ひとりの「こうありたい」という夢や目標を尊重し、それを実現する手段として仕事がある、という文化が根付いています。
例えば、私自身「村を作る」という夢があるのですが、それは好きな仲間たちと働き、一人ひとりの可能性を最大限に活かせる場所を作りたいという想いです。今、リファラルで仲間を集めチームを大きくしているのも、その夢の実現に向けた一歩だと感じています。
ーービジョン「MOVE JAPAN FORWARD.」やバリューについては、どのように捉えていますか?
ビジョン「事業を通じてDriverを増やし、あるべき未来に向け日本を前進させ、次の世代に可能性をつなぐ」には身が引き締まります。一人ひとりのポテンシャルを最大化し、能力を解放することが、たとえ小さな一歩でも、積み重なれば日本をより良い方向に進め、次の世代へバトンを繋ぐ力になると信じています。
先日も、元保育士の方が事務職へ転職し、「人生が変わった!」と生き生きと話してくれる姿を見て、まさにこのビジョンを体現するお手伝いができたと実感しました。
バリューである「Driverであれ」「One Team」「感動創出」も、日々の業務で意識しています。「Driverであれ」は、まず自分たちが夢中になっていなければ、人に夢中を促すことはできないという考えの表れです。
「One Team」は、社内でよく共有される「遠くへ行きたければみんなで、近くへ行きたければ一人で」ということわざがまさに体現している価値観。DRIXは創業時から大きな目標を掲げており、それを達成するには個々の力を結集しチームとして一丸となることが不可欠です。
そして「感動提供」では、常に期待を超えるアウトプットを追求し、求職者の方から「ここまでしてくれるのか」と思っていただける一歩踏み込んだサポートを心がけています。
ーーDRIXの組織文化で、他に特徴的な点はありますか?
意外に思われるかもしれませんが、DRIXは「家族を大事にする」文化が非常に強い会社です。スタートアップやベンチャーというと仕事一筋のイメージがあるかもしれませんが、社員の多くが子育て中です。私自身、代表の長谷川(優)と入社時に話した中で、「結婚したり、子供が生まれたりしたことを言い訳にして、仕事で挑戦することを諦めてしまうようなビジネスパーソンは格好悪いよね」という言葉に強く共感しました。DRIXでは、家庭を持つことを理由にキャリアを諦める必要は全くなく、むしろそれをエネルギーに変えて活躍するメンバーばかりです。
自分の人生に向き合い、豊かになりたい人と共に
ーー太田さんご自身の今後の目標について教えてください。
来年の今頃にはプレイヤーとしての役割は後進に譲り、本格的に組織作りに専念していたいと考えています。具体的には、メンバー一人ひとりの育成はもちろん、プレイングマネージャーとしてチームを牽引しつつ、将来的には新規事業の立ち上げなどにも挑戦していきたいですね。「村を作る」という大きな夢の実現のためにも、自分自身ができることの幅を広げ、手札を増やしていきたいと思っています。
ーーDRIXという会社を、今後どのようにしていきたいとお考えですか?
今一緒に働いている仲間たち、そしてこれからジョインしてくれる仲間たちが、自分の大切な友人や好きな人を「うちの会社、いいよ」と心から呼べるような会社にしていきたいです。そのためには、まずメンバー自身がDRIXで働くことに誇りを持ち、経済的にも精神的にも豊かになり、ビジネスパーソンとして輝いている背中を見せられるようになることが重要だと考えています。そうすれば、自然と「あの人のようになりたい」「あそこで働きたい」という人が集まってくるはずです。
ーー最後に、DRIXへのエントリーを検討されている方へメッセージをお願いします。
今の仕事やキャリアに「もやもや」を抱え、自分の可能性を試したいけれど道筋が見えない方、ぜひ一度DRIXに話を聞かせてください。ここには、肩書きや過去の経験にとらわれず、本気で自分の人生を豊かにしたいと願う仲間がいます。
大切なのは「自分がどうありたいか」。DRIXはその本音を見つけるパートナーとして、あなたの可能性を最大限に引き出します。DRIXで働くことを通じて、間違いなく「力」はつきます。自分の人生を本気でドライブさせたいという熱い想いを持った方と、一緒に働けることを楽しみにしています!
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