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近頃のkomham

※ 公式noteからの転載です※

ご無沙汰しております。komhamの西山です。
2年も放置していたこのnote。
書いていたのが10年以上前に感じるほど、この2年間、いろーーーんなことがありました。
「経営は大変だ。」と話には聞いてはいたけれど、自分でやってみると想像していたよりも100倍以上楽しく、100倍以上大変です。
ただ、そんな強めの刺激が非常に自分には合っているなと、珍事が起き、踏ん張り切る度に感じています。

経営なんて一生理解できる気がしませんが、
社会の空気を読み(人の空気は一向に読めません)、わたしが諦めず、社会的正しさに誠実に、強かに頑張れば、komhamは潰れない。それだけは、この2年間で理解することができました。

更新していない、しかも拙い文章にも関わらず、いまだに「note読みました!」と言っていただく機会が多く、プレスリリースでは発信できないkomhamの機微について投稿を再開することにしました。
月2本投稿が目標です…!(できるかなー)

再開一発目は、最後の投稿で触れていた「スマートコンポスト®️」について紹介します。

スマートコンポスト®️の現在値

今年2024年7月から開発に手こずりまくっていたスマートコンポストの量産品の納品がようやくはじまりました。

スマートコンポスト®️

量産できる状態になるまで2年弱かかり、その間、実証実験(しかも有償😇)に協力いただいた自治体と民間企業は全部で25ヶ所(12自治体と13企業)
北海道から沖縄まで駆けずり回った2年間でした。

株式会社komhamのプレスリリース|PR TIMESPR TIMESで配信された株式会社komhamのプレスリリース一覧です(最新配信日:2024年9月9日 11時25分)。prtimes.jp

PR TIMESを通して、できる限り情報公開はしてきているものの、半分以上公開できていないこの現実。特に、実証実験から本導入に至っている自治体や企業が、なぜ導入しているのかは、知ってもらいたいことがたくさんある。
ただ、もはや顧客に対してkomham社の現地特派員のようにすら感じている関係の中、サラッとリリースのみで終わらせるのは嫌すぎる。結果、本末転倒、何も発信できずにいる。

導入事例については、しっかりコンテンツとして今後(必ず!)発信していきますが、本日は、ざっくりどんなニーズでスマートコンポストが導入されているかについて紹介させてください…!

既存のごみ処理インフラに課題山積み

都心部に住んでいると、「焼却処理場を新設する財源が足りないから、ごみの量を減らしてもらわないといけないかも。」なんてことや、「これまで運搬や処理を委託していた事業者が人手不足で請け負えなくなりそう。」なんてことを耳にすることはないだろう。
地方に目を向けると、そんな現実が差し迫っている自治体がチラホラ出始めている。環境配慮以前に、お金も人も足りないから他の手段を選択せざるを得ないのだ。
その一例が竹富町さん。実証実験開始までしか情報公開できていないが、本導入が完了している。(詳細はまた別のnoteで)
北海道で生まれたコムハムが、石垣港から船を2回乗ってやっと到着する南の果てで働いていると思うと、感慨深い。

komhamやってなかったら絶対に来ることはなかった南の島

脱炭素関連部署つくったけど何やろう

企業にとって環境系の取り組みは、これまでCSRの一環であくまでもソーシャルグッドな企業をアピールする手段の一つに過ぎなかった。流れが変わったと感じたのが、プライム市場におけるTCFDの開示の義務化。プライム市場に上場している企業へ、気候変動への取り組みの開示が昨年2023年3月の決算分から義務付けられた。
努力義務でよかった環境配慮が、事業運営で排出されている温室効果ガスをZeroboadさんアスエネさんで把握することが当たり前になり、脱炭素関連の部署は専門部署として切り出され、削減に向けた具体的な取り組みを考えることへの重みが以前より圧倒的に増してきている。
ただ難しいんです。何が脱炭素になって、本当にそれはグリーンウォッシュにならない手段なのか、事例が少ないので何やればいいか分からない。でも何かやらないといけない。
そんな時に、生ごみ減らせる、使用データが取れる、温室効果ガス排出実質ゼロ、しかも分かりやすい。絶妙に取っ付きやすい手段。それが・・・

スマートコンポスト®️

雑な紹介になってしまいましたが、ノリ強めではじまったプロジェクトもどんどん壮大になってきているので(いつか書きます)、取っ付きやすいスマートコンポストを作ってよかったです。

イベント運営も環境配慮がマスト(?)

そんなスマートコンポストをさらに取っ付きやすくしたのがレンタルサービスです。「ちょっと使ってみたい」ニーズにもお応えできます。
レンタルを始めたきっかけは、宣伝していないのにスマートコンポストのイベントでの活用が一定ニーズをいただいていたから。
※ レンタルの詳細や空き情報は下記notionからご確認ください🙇‍♀️

Smart compost®️ レンタルサービスのご案内 | Notionイベント会場から生ごみを出さない。 ソーラー発電で自動駆動。次世代型生ごみ処理機komham.notion.site

AC電源が必要なく、1平米ちょっとのスペース確保とソーラーパネルからの発電のみで自動駆動できる特性、イベント会場内完結で生ごみを処理し、会場に花壇や菜園があれば輸送を介さず循環させられる。イベント主催者が来場者へ環境配慮を考えて運営していることを示しやすい。そんなところが絶妙にマッチしているようです。
年内はすでにレンタル機がほぼ出払っており空きに余裕がないですが、来年以降はまだまだ空きあります!

ご覧いただき、ありがとうございました…!引き続きkomhamをどうぞよろしくお願いいたします🙏

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