今月より、8年近く務めた地方拠点の責任者から、本社の経営戦略を担うこととなり多方面への支援を行う立場となりました。
守備範囲が地方拠点から全社に代わり、気持ちが引き締まる思いです。これが武者震いの訪れというやつでしょうか?
ミッションの一つに採用支援があり、そこには新卒・中途採用と2種類の採用に分かれます。これまで中部支社に居たときは中途採用メインであれこれ試行錯誤を繰り返しておりましたが、こと新卒採用に関しては経験が浅く(中部支社にて新卒採用例は1人のみ、しかも極レアケース採用)、今は経験豊富なバディとともに活動しております。
採用強化するに当たって、賃金などの待遇面、環境面など改善できることは無いかと日々アイデアを練ったり、情報収集しております。
タイトルにある食事補助ですが、社員食堂が分かりやすい例ですね。
工場とか大企業でよく見られますが、外食より安く暖かい食事できるのはもちろんのこと、食事の選択肢が増えるという点でも、とてもありがたい制度だと思います。
ただ最近では、ランチ補助なるものがあるようです。
会社が月額一定の補助金を配布して、利用分の半額が補助となります。
例)月2,000円のランチ補助の場合
飲食店で1,000円の定食を注文すると、自己負担は500円(500円補助)となります。残りの補助金は1,500円あるので同様の食事をあと3回できますし、残りをちょっと贅沢に3,000円の定食を自己負担1,500円にすることもできます。
もちろん、5,000円の食事をして3,000円自己負担(2,000円補助)とすることもできます。
制約としては補助金の繰り越しはできず、かつ就業時間内での飲食に限ります。
例外として就業時間内で食事するためのお弁当を事前に購入することは可能です。
なお福利厚生費として計上した場合、従業員が食事にかかった費用の半分以上を負担していること、1カ月あたりの補助金額が消費税別で3,500円以下であることを満たしていれば従業員の所得税を非課税にできます。会社も社会保険料に含まれず、通常の手当と比較しても負担は下がります。税負担も無く補助額がダイレクトに手取り増となります。
個人的にはとても良い仕組みだと思うので、注目しています。
社員満足度の向上も見込めるし、税制面でも社員と会社両方にメリットもあるので、引き続き情報収集を進めています。